紫陽花の色を変えるには、土を酸性・アルカリ性に変える必要があります。
専用の土を使うか、卵の殻やミョウバンなど身近なものでも変えることができます。
切り花の色を変えることはできませんが、染めることは可能です。
フワラーパレットという染料を使えば、綺麗にカラーチェンジできますよ。
この記事では
- 鉢植え紫陽花の色を変える方法
- 切り花紫陽花の色を変えることができるのか?
などについて詳しく紹介しますので、良かったら参考にしてくださいね。
紫陽花の色を変える方法が知りたい!鉢植えを好きな色に変えられる?
紫陽花の色を変えることができるのは、土の性質によって色が変わる品種のみです。
白い紫陽花や細かい花が特徴のアナベル、山のような形のノリウツギなどは色が変わらない品種です。
全ての品種の色が変わるわけではないので、注意してください。
色を変えられる品種は、土の状態で色を変えることができます。
土が酸性なら青色、中性なら紫、アルカリ性なら赤い花になります。
花が咲いている状態で土を変えても、急に花の色が変わることはありません。
次のシーズンに向けて、希望の色が咲くように土づくりをする必要があります。
土づくりには、専用の土や栄養分を入れるか、卵の殻やミョウバンのような身近なものを使うこともできます。
それぞれ見ていきましょう。
青色にするには
青色にするには、土を酸性にする必要があります。
手軽にやるなら、青紫陽花用の培養土を使いましょう。
用土 青アジサイの土 5L【プロトリーフ 紫陽花 4535885046059】
自分で調合できる方は、鹿沼土や無調整ピートモスをバランスよく混ぜてもOKです。
4~5月頃に、焼きミョウバンを500~1000倍ほどに薄めたものを土に混ぜてもOKです。
20日おきごとに、1回ずつ混ぜると青色の花になります。
赤色にするには
赤やピンクにするには、土をアルカリ性にする必要があります。
お手軽なのは、赤紫陽花用の培養土がおすすめです。
プロトリーフ 赤アジサイの土 5L 赤い花を育てる 関東当日便
自分で調合できる方は、赤玉土や腐葉土を混ぜた土に、苦土石灰を混ぜます。
石灰がうまく混ざるまで時間がかかるので、気を付けてください。
卵の殻を使うこともできます。
卵の殻を粉々にして、紫陽花にまくだけです。
良かったら試してみてくださいね。
紫陽花は切り花でも色を変えることができる?その方法って?
紫陽花の切り花は、色を変えることができません。
土を酸性やアルカリ性にするように、花瓶の水の性質を変えれば、同じように花の色が変わりそうですが、そう簡単にはいかないようです。
紫陽花の切り花の色変えについては、これまでもたくさんの実験が行われてきていますが、依然謎が多く、「色は変えられない」と言われています。
しかし、染料を使うことによって、花の色を染めて変えることは可能です。
ここでは、花を染める方法について紹介していきます。
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白がどんな色にも染まりやすいのでおすすめです。
白は鉢植えでも色が変えられないので、染めて楽しめそうですね。
切り花の先を斜めに切って、水を吸い上げやすくします。
花瓶などに水と染料を入れて混ぜ、吸わせるだけです。
なお、白以外の紫陽花も染めることは可能ですが、なるべく同じ色の系統に染めるようにしましょう。
例えば、水色なら、濃い青や紫、緑などに。
ピンクなら、濃い赤や紫などに。
真逆の色に染めてしまうと、綺麗な色にならないそうなので気を付けてくださいね。
もちろん紫陽花以外の切り花も染めることができます。
良かったら試してみてくださいね。
まとめ
紫陽花の色を変えるには、土を酸性・アルカリ性に変える必要があります。
専用の土を使うか、卵の殻やミョウバンなど身近なものでも変えることができます。
土が酸性になれば、青色に。
アルカリ性になれば、赤色に変えることができます。
切り花の色を変えることはできませんが、染めることは可能です。
フワラーパレットという染料を使えば、綺麗にカラーチェンジできますよ。
何年も楽しめる紫陽花。
色を変えながら、長く楽しんでみてはいかがでしょうか?