圧力鍋の臭い取りには、重曹を使って煮沸するのが1番です。
鍋本体、ゴムパッキンともに有効ですよ。
また圧力鍋に臭いをつけてしまわないよう、普段から使う都度、部品を全て外し細かく丁寧に洗って乾かすようにしましょう。
また臭いが染みつきやすい圧力鍋のゴムパッキンは寿命があり、およそ1年に1度、取り替えたほうが良いとされています。
圧力がかかりにくくなったり、蒸気の漏れなどの機能の低下の他に、ゴムパッキンの亀裂や変色、ひび割れなどの異常があれば、取り換えの目安となります。
この記事では、
・圧力鍋の本体&ゴムパッキンの臭い取り方法
・圧力鍋に臭いを残さないお手入れ方法
・圧力鍋のゴムパッキンの寿命と取り換え目安
・ゴムパッキンの寿命を延ばすためのお手入れ
についてお伝えしますので、圧力鍋をお使いの方は是非参考にしてみてくださいね。
- 圧力鍋の臭い取り方法!ゴムパッキンの臭い対策も!
- 圧力鍋に臭いをつけない普段のお手入れ方法って?
- 圧力鍋のゴムパッキンの寿命って?取り換え目安は?
- 圧力鍋のゴムパッキンの寿命を延ばすコツって?
- まとめ
圧力鍋の臭い取り方法!ゴムパッキンの臭い対策も!
圧力鍋やゴムパッキンが臭う。
原因は食べかすや取り切れていない汚れです。
カレーや煮込み料理の臭いは鍋やパッキンに染み込みやすく、においも強めです。
鍋やパッキンに臭いが染み込むと、その臭いが料理に移りやすく料理を台無しにしてしまいます。
あまりに臭いので、ハイターで漂白してしまうと塩素臭が残ってしまいますが、塩素臭い料理なんて、食べたくないですよね。
では、何で臭い取りをしたらいいのでしょうか?
おすすめは重曹を使った臭い取り方法です。
重曹を使った臭い取り方法
1.圧力鍋に満杯の水、またはお湯を入れて重曹を溶かします。
水の量によって、溶かす重曹の量も異なりますので、重曹の注意書きなどを見ながら適切な分量を入れましょう。
2.溶かしたら、鍋の中にゴムパッキンを入れて沸騰させます。
3.10分ほど弱火で煮沸したら、火を止めます。
4.お湯がさめてから、冷水でよく洗いましょう。
※注意点
重曹はステンレス鍋にのみ使用できます。
アルミ製の鍋には使用できませんので、素材を確かめてから行ってくださいね。
また沸騰した重曹水は、強アルカリ性になりますので、重曹液が冷めてからも素手では絶対に扱わないようにしてください。
重曹以外の臭い取り方法
重曹の他にも、お米のとぎ汁や酢水、クエン酸水でも臭い取りができます。
重曹が使用できないアルミ製の鍋についた香辛料などカレーの臭い取りに効き目がありますよ。
使用方法は一晩漬けてから、よく水で流すだけでOKです。
酢の臭いが気になる場合は、お米のとぎ汁を使うようにしましょう。
どうしても臭いが取れない場合
なお、どんなに臭い取りを行っても臭いがとれない場合があります。
それは長年お手入れしていなかったり、臭いが蓄積してしまっている時です。
そうなると、もうどうしようもありません。
パッキンだけなら、交換可能なメーカーもたくさんあります。
密閉しなくなった、漏れるようになったなど、元々パッキンには寿命もありますので、臭いが取れなくなった時も、寿命がきたと思って交換するようにしましょう。
同じようなサイズのパッキンが多いようですので、サイズを間違えないように購入しましょうね。
圧力鍋に臭いをつけない普段のお手入れ方法って?
圧力鍋は便利ですが、パーツが多くてお手入れが大変ですよね。
よく説明書を見ていないと、こんなところも外せたんだ!という場所があったりします。
私も横着してパーツを外さずに洗ったら、汚れが取れておらず、後日使った時に汚くてびっくりしたことがあります。
面倒ではありますが、使ったら必ずパーツを取り外し、それぞれ洗うようにしましょう。
1度説明書を読み返し、全てのパーツをきちんと取り外しているか、確認するのもおすすめです。
臭いの残りやすいパッキンも、必ず蓋から外して洗うことが大切です。
洗い方は、台所中性洗剤とやわらかいスポンジで汚れやぬめりを落としましょう。
カレーなどのぬるぬるは、ゴシゴシこすりたくなると思いますが、パッキンに傷がつくと急速に劣化が進んでしまいます。
クレンザーやタワシは使わず、スポンジで優しく丁寧に洗うようにしましょう。
鍋本体もパッキンと同、中性洗剤とスポンジで洗いましょう。
焦げ付きが気になる時は、煮沸すると焦げが剥がれやすくなります。
酷い焦げには重曹を入れて煮沸するとより効果的ですよ。
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圧力鍋のゴムパッキンの寿命って?取り換え目安は?
圧力鍋のゴムパッキンの寿命は、およそ1年程度だそうです。
長期間にわたり同じゴムパッキンを使用すると、ゴムの弾力性がなくなってしまいます。
そうすると、密封して圧力をかけることが出来なくなってしまい、蒸気の漏れなど機能の低下がみられるようになります。
この機能の低下が、取り換えをする目安です。
有名な圧力鍋メーカーでは、およそ1~2年で交換するように推奨しています。
実際に、私が使用しているアサヒ軽金属の圧力鍋は、1~2年で交換する必要があると説明書に書かれていました。
私の母が使用しているタッパーウェアブランズの圧力鍋は、2~3年ごとに必ず交換するように、と書かれています。
ただし、加熱時間が長い調理を頻繁に行う場合は、ゴムパッキンの消耗が早く進むので、半年程度で交換が必要になります。
ゴムパッキンを取り換える目安は、
・圧力をかけたはずなのに料理の出来が悪い
・圧力が下がってしまう
・蒸気が漏れる
などの調理機能の低下です。
その他には、ゴムパッキンの変色、傷や破損、そして長期間使用していなかった場合もゴムパッキンを取り換える必要があります。
なぜなら、使用していなくても、経年劣化で機能が衰えている可能性があるからです。
また何をしても臭いが取れないというときも、もう交換時期と考えていいでしょう。
安全に圧力鍋を使用するためには、ゴムパッキンの取り換えは欠かせませんね。
圧力鍋のゴムパッキンの寿命を延ばすコツって?
ゴムパッキンの寿命を延ばすコツは、使用後のお手入れをしっかり行うことです。
使用後は、中性洗剤で丁寧に洗った後、早めに水気をふき取ります。
清潔にしてから、湿気のない場所に保管しましょう。
圧力鍋を使用した後は、フタからパーツを取り外して丁寧に洗ってくださいね。
ゴムパッキンと蓋の間には、汚れが溜まりやすくなっています。
食材が付いたままになっていると、ゴムパッキンが劣化するだけではなく、金属部分が錆びてしまうこともあります。
洗った後はできるだけ早く、ふきんなどでゴムパッキンの水気をふき取ってください。
ゴム製のものは、水分と触れ合う時間が長いと加水分解という現象がおきて、劣化が早まってしまいます。
ゴムパッキンを長持ちさせるために、使用後は大切にお手入れしましょう。
圧力鍋を保管するときは、ゴムパッキンをはずしてから蓋を上下反対にして、蓋をしっかり閉めずに収納します。
そうすると、湿気や臭いがこもりにくくなり、水気がとどまりにくいいですよ。
しかし、何度も圧力鍋で調理をしていると、丁寧に洗ってお手入れしているのに、ゴムパッキンに臭いがついて取れなくなる場合があります。
臭いが気になって作ったお料理のおいしさも半減してしまう…という場合はもうパッキンの寿命と考えて取り替えてくださいね。
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まとめ
圧力鍋って、とても便利ですよね。
我が家も煮込み料理でよくお世話になっています。
そんな圧力鍋ですが、使っていくうちになんだか変な臭いがしてくることがありますよね。
これは圧力鍋本体やゴムパッキンに汚れが残り、臭くなってしまっているためです。
圧力鍋の鍋本体とパッキンの臭い取りには、重曹を使った煮沸が効果的です。
重曹以外では、米のとぎ汁や酢水、クエン酸水につけ置きする方法もあります。
普段から、圧力鍋のパーツは全て外して洗いましょう。
中性洗剤とスポンジで優しく洗い、傷をつけて劣化をさせないよう注意しましょう。
パッキンには寿命がありますので、もしどうしても臭いが取れない場合はパッキンのみの交換も可能です。
圧力鍋のゴムパッキンは、およそ1~2年で交換するように推奨されています。
どうしても臭いが取れないとき以外にも、
・圧力をかけたはずなのに料理の出来が悪い
・圧力が下がってしまう
・蒸気が漏れる
などの調理機能の低下や、ゴムパッキンの変色、傷や破損、そして長期間使用していなかった場合はゴムパッキンを取り換えてから調理しましょう。
パッキン交換の際はサイズを間違えないように購入してくださいね。
丁寧にお手入れすることで、パッキンの寿命を延ばすことができますので、使用後は丁寧に洗ってから、しっかりと水気をふき取って収納してくださいね。