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バスタオルの毛羽落ちがひどい!体につく繊維・糸くずをなくす方法って?

新品のバスタオルを使うときに、洗濯しても身体に毛がつく事がありますよね。

新しいタオルは繊維にほこりや糸くずがまぎれていることが多く、繊維も古いタオルより多いことが原因のようです。

 

毛羽落ち対策として、

・洗いはじめは多めの水を使用して洗濯する

・洗い初めに柔軟剤を使用しない

のが大事なコツになります。

 

また新品・使用済みに関わらず、毛羽落ちしやすいタオルはあります。

 

毛羽落ちしやすいのは、パイルカットタオル、無撚糸タオル。

毛羽落ちしにくいのは、ガーゼタオル、固めの綿タオル。

 

タオルを選ぶ時は、毛羽落ちしにくい素材のものを選ぶか、毛羽落ちしにくい工夫がされているものを選びましょう。

 

この記事では、

・新品バスタオルの繊維や糸くずを防ぐ方法

・使う前に洗濯しても毛羽落ちするときの対策

・毛羽落ちしやすい/しにくいタオルの特徴

・毛羽落ちしにくいタオルを選ぶコツやポイント

についてお伝えしますので、新品バスタオルの毛羽落ちにイライラしている方は是非参考にしてみてくださいね。

 

 

新品バスタオルの毛羽落ちが嫌!繊維・糸くずを防ぐ対処法って?

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新品のバスタオルを使うと繊維や細かい毛が身体につく…。

一緒に洗濯した衣服に毛がつく…。

こういったことってよくありますよね。

 

新しいタオルは古いタオルよりも繊維が多いため、製造中に発生した糸くずやほこりがまぎれていることがあります。

 

細かい糸くずが落ちて付着することを毛羽落ちと言いますが、これは主に摩擦が原因で発生します。

 

糸くずやほこりの他にも、タオル表面の比較的抜けやすくなっている繊維が摩擦によって抜け、毛がつく原因になってしまうことも。

 

こうした摩擦は少ない水で洗うことで良く発生するといわれています。

 

普段使っている洗濯機で節水モードなどで洗っていると何度洗っても改善せずに毛がつく状態になってしまいます。

 

お財布にはあまり優しくないですが、新しいタオルの場合は節水モードで洗濯しないで、反対に多めの水で洗うことをおすすめします。

 

また、初めて新しいタオルを洗う際、柔軟剤を入れてしまうと液剤の性質でタオルの繊維が抜けやすくなってしまうため柔軟剤の使用はNG。

 

何度かタオルを洗濯し、毛がつかなくなってきたときに柔軟剤は使用するようにしましょう。

  

使う前に洗っても毛羽落ちするときはどう対策したらいい?

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前述しましたが、毛羽落ちは少ない水による洗濯によって糸同士がこすれ発生することが多いです。

 

反対に、多めの水で洗うことでこうした摩擦が発生しにくくなり、糸くずやほこりも取れやすくなります。

 

ですが、多めの水で洗っても1回の洗濯ではなかなか改善しないように感じるかもしれません。

 

というのも、こうした状態は3回以上の洗濯によって取れる言われているからです。

 

「3回も!?せっかく洗ったのにまだ毛がつくの!?」

とびっくりしてしまうかもしれませんが、何度か洗ううちにだんだん落ち着いてくるはずです。

 

使う前に洗ったのにまだ毛羽落ちする…という場合、まずは「根気よく複数回洗濯を繰り返す」という対策をしてみてください。

 

新しいタオルはどうしても古いタオルよりも毛羽落ちが起こるため、毛がつきやすくなってしまうものです。

 

ですので初めの数回は致し方ないとあきらめ、だんだん落ち着くのを期待しましょう。

  

何度洗ってもまだまだ毛がつくと感じる場合は、目の細かいネットにタオルを入れたり、タオルだけまとめて洗濯するようにして他の衣服に毛やほこりが付着してしまうのを防ぐようにしましょう!

 

また、タオルを購入する際には、毛羽落ちが発生しにくい素材の物を選ぶようにするとストレスも少ないです。

 

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毛羽落ちしやすいタオルとその特徴って?

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パイルカットタオル

タオルの表面には、無数の綿糸のわっかがあります。

 

このわっか部分をパイルといい、それを切ったものが、パイルカットタオル・ループカットタオルと言われています。

 

パイル部分を均一に切ったものが、シャーリング。

パイル部分を不均一に切っているものが、シャギーという加工になります。

 

シャーリングタオル・シャギータオルともに手触りがよく、使い心地のよい、表面がモコモコしているタオルが多いです。

 

どちらの加工も糸を切っているため、繊維くずや糸がとれやすく毛羽落ちしやすいです。

 

無撚糸タオル

無撚糸とは、綿糸をねじらずに織り込んで作ったタオルのことです。

通常の綿タオルは、強度を出すために綿糸をねじって作ってあります。

 

綿糸のねじりが無い分、フワフワで柔らかい手触りになりますが、糸のほつれやくずが出やすくなってしまいます。

 

他にも、撚の甘い(ねじりの弱い)タオルも毛羽落ちしやすくなっています。

 

毛羽落ちしにくいタオルとその特徴って?

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ガーゼタオル

ガーゼタオルはほとんど毛羽落ちしません。

 

固そう、吸水性がなさそうと思われがちですが、使い込むほど柔らかくなります。

吸水性を補うために、表はガーゼ、裏はパイル地というタオルもあります。

 

最近ではかなり大判のガーゼタオルのバスタオルもよく見かけるようになってきました。

使い込むほど・洗うごとに優しい使い心地になり、赤ちゃんにも使用できる優しい素材になっています。

 

固めの綿タオル

固めの綿タオルとは、糸をしっかりねじって作っている撚りの強いものです。

 

表面には無数のパイルがあり、一般的なタオルと言えばこれになります。

パイルが短いものよりも、長いものの方がより毛羽落ちしにくいです。

 

私もパイル長目のタオルが好きで使っていましたが、ひっかかりやすいのが難点です。

 

洗濯中にひっかかったり、使用中に自分の爪などでひっかけてしまうと、タオルからぴょんぴょん糸が出てしまいますが、出た部分は切れば問題ありません。

 

毛羽落ちしにくいタオルを選ぶためのコツ・ポイントって?

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毛羽落ちが続くと、身体を拭くのも嫌になるし、他の洗濯物にもくずがついてストレスになりますよね。

 

タオルを選ぶ時には、毛羽落ちしにくいガーゼや固い綿素材を選びましょう。

 

赤ちゃんに使用するので、固すぎるものは避けたいという場合は、ワッフルタオルもおすすめです。

 

 

綿素材のパイルタオルですが、織り方が特徴的でポコポコ凹凸があります。

この凹凸のおかげで、ふんわり感が増し優しい肌触りになります。

 

また、無撚糸やパイルカットのタオルでも、毛羽落ちしにくいものがあります。

 

 

高級な綿糸やブランド独自の抜けにくい糸などを使用したり、糸をねじらなくても毛羽落ちしにくい織り方を編み出したブランドもあります。

少し値は張りますが、ふわふわ感も大事という人にはぜひおすすめです。

 

ちなみに、100均などにマイクロファイバータオルが売っていてすぐ乾くということからも人気ですがこれはNG。

 

速乾で、毛羽落ちしにくく優秀と思われがちですが、素材はポリエステルやナイロンの化学繊維のため、摩擦が強く肌を傷つけてしまいますし、静電気が発生しやすくホコリやゴミもつきやすいため、おすすめできません。

  

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まとめ

贈答用などでもらうことが多いタオル。 

フワフワして気持ちがいいものやブランド物でうれしくなるものも多いですよね。

 

しかし、使用感を良くするためにせっかく洗ったのにかえって一緒に洗った衣服や

お風呂上がりの身体についてしまうと嫌な気分になりますよね。

 

お風呂で綺麗になった体に糸くずがまとわりつくと、なんだかまた汚れてしまったようでイライラしちゃいます。

  

毛羽落ちは何度か洗濯を繰り返せば落ち着きますが、節水モードですといつまでも摩擦を起こしてしまいます。

 

洗濯時にネットに入れたり多めの水で洗うと効果が高いですが、もし自分でタオルを購入する際は、肌触りが固めのタオルやガーゼタオルは毛が抜けにくいと言われていますので気にしてみるといいと思います。

 

毛羽落ちしやすいのは、パイルカットタオル、無撚糸タオル

毛羽落ちしにくいのは、ガーゼタオル、固めの綿タオル

 

毛羽落ちが気になる人は、タオルを選ぶ時に毛羽落ちしにくい素材を選ぶようにしましょう。

 

マイクロファイバータオルも毛羽落ちしにくい素材ですが、肌を傷つける恐れがあるため、身体を拭くタオルとしてはおすすめできません。

 

少々値は張りますが、毛羽落ちしにくい糸や独自の加工を行っているタオルもあります。

ふわふわも重視したいという人には、ぜひ検討してみてください。