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盆提灯は使い回しできる?白提灯は?処分や保管の方法も

毎年の行事の1つであるお盆。

 

お盆の時期に欠かせない道具の1つが盆提灯ですよね。

 

それではこの提灯、毎年使い回ししても良いものなのでしょうか?

盆提灯は毎年の使いまわしをしても大丈夫です。

 

ただし、壊れてしまったり汚れてしまったりしたら新しいものに変えた方が良いかもしれませんね。

 

一方、初盆の場合に使用する提灯は白提灯ですが、この白提灯の使い回しはしても良いのでしょうか?

 

白提灯の使いまわしについては宗派や地域によって様々で、使いまわしが大丈夫な場合とダメな場合がありますので気を付ける必要がありますよ。

 

それ以外にも

・処分の方法

・上手な保管の方法

など気になることはたくさんありますよね。

 

これから詳しく説明していきます。

 

 

盆提灯は翌年も使い回しできるの?白提灯の使い回しは?

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前述で説明したとおり、盆提灯の使いまわしは大丈夫です。

 

盆提灯の場合、身内が亡くなった際に親戚や知人から贈られることもあります。

 

その盆提灯を毎年、むしろ積極的に使いまわすことで亡くなった方と親戚や知人との繋がりを確認することができるのです。

 

一方、白提灯の場合は身内が亡くなった最初のお盆に使用するものですから、初盆が終わると同時に処分するのが一般的ではあります。

 

ただし先程も述べたように、宗派や地域によっては様々な考え方がありますので地域の年長者やお世話になっているお寺などに確認するようにして下さいね。

 

例えば家紋入りの白提灯を使用する地域の場合は繰り返し使いまわすこともあります。

こればかりはやはり自分の判断だけではどうにもならなさそうですね。

 

盆提灯はどうやって保管すれば長持ちする?処分の方法は?

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盆提灯を用意したもののその後の保管や処分に困ってしまいますよね。

そこでこれから、盆提灯の保管方法と処分方法について詳しく説明していきます。

 

《保管方法》

盆提灯には和紙製とビニール製の2種類があります。

 

和紙製の盆提灯の場合

まずは綺麗に埃を落としましょう。

 

その後、組み立てた順番の逆の順番で部材を外していきます。

パーツごとにビニール袋に入れて収納すれば破損を防ぐことができますよ。

 

その際のビニール袋には通気性を良くする為に小さな穴を開けておきましょう。

 

そして部材の間、ビニール袋の間などには新聞紙を敷いてクッション代わりにしましょう。

更に防虫剤も一緒に入れておけば虫食い防止にもなりますよ。

 

ビニール製の盆提灯の場合

表面にベビーパウダーなどを振ることでビニール同士がくっついてしまうのを防ぐことができますよ。

 

和紙製もビニール製も、高温多湿な場所を避けて保管するようにして下さいね。

 

《処分方法》

基本的にはお焚き上げを行います。

 

お盆の際に送り火を行うと思いますがその際に一緒に燃やすことを“お焚き上げ”と言います。

 

しかし地域によっては焚火が禁止されていることもありますし、そもそも全てを燃やし切るのはなかなか大変なことです。

 

そこで、盆提灯の一部を燃やすことでお焚き上げができたということになりますよ。

 

どうしてもお焚き上げが難しい場合、お寺や仏壇店に持ち込む処分を引き受けてくれることもあります。

 

菩提寺や盆提灯を購入した仏壇店に相談してみて下さいね。

 

まとめ

お盆は亡くなった方の為のとても大事な行事ですよね。

特に初盆の場合は思い入れもより一層強くなるでしょう。

 

亡くなった方に失礼にならないように、1つ1つ間違いのないように行事をこなしていきたいですね。

 

盆提灯1つとっても、亡くなった方やご先祖様にとってとても大切な道具です。

 

先祖代々大切に使用し続けましょう。

 

また繰り返しにはなりますが宗派や地域の決まりに合わせるよう事前に確認することを忘れないようにして下さいね。