カップケーキは市販のものもおいしいけれど、手作りお菓子の定番でもありますよね。
パウンドケーキのように切り分けなくてもいいし、1個1個を個装すればプレゼント用にもピッタリです!
色々な味付けやデコレーションをすれば写真映えもしますし、ステイホームでカップケーキつくりに挑戦している人も多いのではないでしょうか。
作り方もそんなに難しい工程はないし、初心者向けだと紹介しているレシピも沢山ありますよね。
ですがこのカップケーキづくりには落とし穴があり、うまくキノコ型に膨らまないといった失敗談もよく聞きます。
今回はカップケーキを手作りした際にキノコ型に膨らまない理由について調べました。
結論から言いますと、バターと砂糖、卵の混ぜ合わせが足りないことや、オーブンを途中であけてしまう事等が原因で膨らまなくなるようです。
それではこれから詳しく説明していきますね。
カップケーキが膨らまない・表面が凹む原因って?
カップケーキづくり、せっかく材料もそろえて作り始めたのに膨らまないでぺしゃんこになるのはどのような原因があるのでしょうか。
原因として挙げられるのは次の4つです。
1.バターと砂糖の混ぜ合わせが足りない
バターと砂糖を混ぜる工程の際、面倒くさいからとすぐにその工程を終わらせていませんか?
理想はバターが白っぽくなるまでまぜないといけません。
この工程が足りないと卵と混ぜた時に分離する可能性があります。
2.バターや卵を冷蔵庫から出してすぐのものを使った
バターや砂糖、卵を混ぜ合わせる工程で、バターや卵を冷蔵庫から出してすぐのものを使用するとうまく混ざらず分離してしまいます。
冷蔵庫から出したてのバターや卵は冷え切っているため分離しやすく、この分離がうまく膨らまない原因となります。
3.生地を混ぜすぎている
粉類とバター・砂糖・卵類を混ぜ合わせる時に混ぜすぎていることもうまく膨らまない原因になります。
小麦は混ぜすぎるとグルテンと呼ばれる粘着成分が出てきてしまいますので、混ぜすぎには注意してください。
4.オーブンを途中で明けた
オーブンを開けることで一気にオーブン内の気温は下がってしまいます。
それにより生地もぺしゃんこになってしまいますので、焦げる以外の理由では途中で開けるのは避けましょう。
カップケーキをふんわりキノコ型に仕上げるためのコツ伝授!
カップケーキづくりの上でキノコ型にならない理由はわかったので、次は作る上での大事なポイントについてもご紹介いたします。
大事なポイントは以下の3つです。
1.バター・砂糖・卵はしっかり混ぜる
2.粉を入れてからは混ぜすぎない
3.オーブンの予熱は高すぎない温度設定にする
1.バター・砂糖・卵はしっかり混ぜる
バターや砂糖、卵を混ぜ合わせる際は、冷蔵庫からすぐ出したものを使用するのではなく、あらかじめ出して室温に戻しておきましょう。
冷たいままだと泡だて器で混ぜてもうまく混ざりません。
混ぜている間にバターと砂糖が混ぜ合わさって白っぽくなるのが理想です。
卵も常温に戻し、あらかじめ溶いてから少しずつバターに混ぜましょう。
冷たいままだと分離してしまってうまく膨らまない原因となります。
すぐに使いたい場合は湯煎しながら混ぜる方法もありますが、バターがすっかり溶けてしまうとバターの成分が分離してしまうので慎重に行ってください。
2.粉を入れてからは混ぜすぎない
卵・バター・砂糖を混ぜたものに粉を加えた後ですが、小麦は混ぜることでグルテンという粘着性の強い成分が出てきます。
混ぜすぎることでグルテンが増えすぎ、膨らまないカップケーキになってしまう恐れがあります。
ですので、粉を加えたら泡だて器ではなくゴムベラに持ち替えて切るように混ぜましょう。
3.オーブンの予熱は高すぎない温度設定にする
オーブン温度は170度から180度に予熱しておき、完了を確認したら12分から長くても20分焼きましょう。
オーブンの温度が高くなりすぎると表面だけが一気に焼けてしまい、中が生焼けでトップが凹む原因になります。
初めは12分で様子をみて、竹串などを指して中の生地が生焼けであれば追加で数分ずつやくようにしてください。
まとめ
カップケーキって1個の食べ応えがあってプレゼントとしてもとっても喜ばれるお菓子ですよね。
色々な装飾をしてプレゼントしても素敵ですし、2月に来るバレンタインにももってこい♪
その分、うまくキノコ型に膨らまないと、味に問題が無くてもガッカリしちゃいますよね。
今回ご紹介した点としてはバターと砂糖と卵の分離を防ぎ、オーブン途中に明けない事などがありますので注意しましょう。
綺麗にキノコ型に膨らんだカップケーキを作って、お茶の時間を楽しんだり、大切な人にプレゼントして喜んでもらえたらうれしいです♪