日傘の折り目が汚れてしまったときはまず素材を確認し、綿や麻だったら洗える素材なので優しくブラッシングしましょう。
絹や晴雨兼用傘、細かいレース模様が付いている傘は洗えないのでタオルで拭いたり、クリーニングに出すと良いですね。
普段のお手入れするときのポイントは、
・防水スプレーをかけること
・折り目を正しく折って収納すること
・ビニール袋に入れっぱなしにしないこと
です。
この記事では、日傘の洗い方や普段のお手入れするときのポイントを紹介しますので、大事な日傘を長くきれいに使う方法を知りたい方は是非参考にしてみてくださいね。
日傘の折り目の汚れを落とす対処法って?素材別に解説!
日傘の折り目が汚れてしまったときはまず素材を確認し、綿や麻だったら洗える素材なので優しくブラッシングしましょう。
絹の素材や、細かいレース模様が付いている傘は残念ながら洗うことができません。
自宅でのお手入れとしては乾いたタオルで折れ目を優しく拭きましょう。
どうしても折れ目汚れが気になるときは、無理やり洗わずクリーニングに出すようにすると良いでしょう。
ここからは綿や麻などの日傘の洗い方を詳しく説明しますね。
日傘の折り目汚れの落とし方(綿・麻素材の場合)
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汚れを落とす準備
まずは大前提として、早く乾きやすくするために晴れた日を狙って洗いましょう。
天気が悪い日に洗うとすぐ乾かず、日傘の骨組の部分に錆が発生する可能性があるんです。
〈用意するもの〉
・汚れを落とすためのブラシ(洗濯用ブラシや歯ブラシなど)
・洗濯用洗剤もしくは中性洗剤
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汚れを落とす手順
日傘を広げてお風呂場でシャワーを使って水でブラッシングしてから、洗剤を付けてブラッシングしましょう。
ゴシゴシせずに、洗顔をするときのように優しくなでることを意識してくださいね。
汚れがなかなか落ちない場合は手とブラシで日傘を挟んで、先ほどより少しだけ強くブラッシングしましょう。
日傘の内側の部分も洗いますが外側に比べると汚れが少ないのでサラッと洗い、半開きにしたまま風通しが良くて日陰の場所で乾かしてください。
日傘は伸縮しやすい素材が使われており、全部開いて乾かすと形が崩れてしまうことがあるため、全開にせず半開きで乾かすようにしましょう。
半分くらい乾いてきたと思ったら、全部開いても問題ありません。
このとき骨組が錆びないようにしっかり乾かすのがポイントです。
骨組み部分に水滴が残っている場合はタオルでをしっかり拭くようにしてください。
日傘のお手入れ法…普段から気を付けいたいポイントって?
日傘の普段のお手入れ方法のポイントは、
・防水スプレーをかけること
・折り目を正しく折って収納すること
・ビニール袋に入れっぱなしにしないこと
の3つが挙げられます。
折り目が汚くならないために正しく折って収納することは理解できますが、なぜ日傘なのに防水スプレーをかけるのでしょうか?
防水スプレーは雨傘が水を弾きにくくなったときに使用するものだと思っていましたが、日傘に防水スプレーかけることで、日傘をコーティングし目に見えない空気中の汚れやホコリが付くのを防止することができるんです。
そうすればお気に入りの日傘が汚れにくくなるのでおすすめですよ。
ただ、防水スプレーを使ってはいけない素材もあるので、スプレーする前に問題ないか必ず確認しましょうね。
また使用しない時期に保管する際、日傘をビニール袋に入れっぱなしにするとムレてしまうためビニール素材の袋に保管するのは避けましょう。
和紙に包んで保管するのがベストですが、和紙がない場合は大きめのカレンダーなどの裏紙で代用しても良いでしょう。
まとめ
日傘が汚れてしまったら洗うという発想はなかったので、目から鱗でした。
いくら洗える日傘でも「強くこすらない」や「伸びやすい素材だから全開にして干さない」など注意する点はありますが、「日傘が汚れたから買い換えようかな」「お気に入りだから長く使いたい」と思っている人にはぜひ一度試して欲しいですね。
しかも日傘を長持ちさせるには防水スプレーをかけるとは驚きました。
簡単に洗えるとはいえやはり日傘を丸洗いするのはどうしても手間がかかるので、なるべく汚さないように普段からお手入れしていきたいですね。
お気に入りの日傘が長く使えるよう、この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。