ひまわりの種は長命種子と呼ばれており、すぐに植えることができなくても長期保存することが可能です。
ひまわりの種を保存する際は、天日干しで2~3日乾燥させてから密封容器に入れましょう。
冷蔵庫に入れれば3~4年は保存できますよ。
それでは詳しい保存方法や種の取り方についてもみていきましょう。
ひまわりの種の保存方法や保存しておける期間は?
ひまわりの種は長命種子と呼ばれており、3~4年保存することができます。
保存方法について、詳しくみていきましょう。
ひまわりの種の保存方法
①ヒマワリの種を乾燥させる
まずは、保存したいひまわりの種がしっかり乾燥しているか確認してください。
もしまだ水分が残っていたら、カビの原因になってしまいます。
水分のある種を取り除くか、天日干しなどでしっかり乾燥させてから保存するようにします。
②密閉できる容器を用意する
長期保存をするためには、乾燥と密封が大切です。
水分があると、害虫の餌食になってしまうからです。
密封できるビニール袋か空き缶に入れるようにしましょう。
海苔やお菓子に入っている乾燥剤を一緒に入れてもいいでしょう。
その場合は海苔の破片や砂糖などがついていたら、腐敗の原因にもなりますので乾燥剤は綺麗にしてから入れてくださいね。
③冷蔵庫で保存する
密封容器に入れたら、冷蔵庫に入れましょう。
これで3~4年保存が可能です。
扉のポケットなどに入れると、外気に触れやすくなるため、温度も上下してしまいがちです。
容器内の温度が上下してしまうと、湿気てカビが生えたり、発芽しなくなってしまいます。
温度変化の少ない場所、できれば冷蔵庫の奥の方にしまっておくのが安心です。
ひまわりの種の取り方は?時期や方法についても
ひまわりの種は、自宅で育てた花からも取ることが可能です。
ひまわりの種の取り方、時期や方法についてもみていきましょう。
まずは、ひまわりが枯れるのを待ちます。
時期としては、夏から秋にかけてになると思います。
枯れてすぐのものはまだ水分が多く、種も未熟です。
緑色の種は発芽しないので、まだ取らないでください。
完全に枯れて、カラカラに乾燥したら取ってOKです。
手などで種表面を傷つけないように取っていきましょう。
枯れたものを植えっぱなしにしたくない・次の花の準備がしたい、そんな時は、花に近い茎部分をハサミで切ってください。
切ったものはしばらく天日干しして、乾燥したら種を取るようにしましょう。
小物ハンガーに吊るすと乾燥しやすいのでおすすめですよ。
取った種は、さらに乾燥させる必要があります。
もらってきた種で、まだ水分があるものを乾燥させる時も同じ方法になります。
新聞紙や段ボールに並べて、風通しの良い場所で2~3日天日干ししましょう。
雨が降ってきたときに避難させやすいように、バッドの上に新聞紙をひくのもおすすめです。
風で吹き飛ばされたり、鳥に食べられる恐れもありますので上からザルをかぶせたり、ザルに入れもOKです。
また目の細かいネットに入れて、小物ハンガーに干してもいいでしょう。
鳥に狙われやすい環境なら、色々工夫してみてくださいね。
まとめ
幼稚園や保育園からひまわりの種をもらってきたけれど、植える場所がない。
我が家も数年前にもらってきたことがありますが、植える場所がなくて実家に植えてもらったことがあります。
種は無駄にしたくないけど、今すぐには植えられない。
種は保存しておけるの?と疑問がわいてきますよね。
ひまわりの種は冷蔵庫で3~4年保存ができます。
密封容器に入れて、温度変化の少ない場所に入れるようにしましょう。
水分が残っていると、カビが生えたり害虫の餌食になってしまいます。
花から取った種や水分のある種は、2~3日天日干しして乾燥させてから保存するようにしましょう。