かぼちゃプリンは、プリンが固まるまでに時間がかかると、かぼちゃが分離しやすくなります。
また、プリンの表面がうまく固まらない原因には、「分量」「加熱時間」「冷やす時間」などが関係しています。
対処法はいくつもあるので、失敗しても諦めずにチャレンジしてみましょう!
今回の記事では、
・かぼちゃプリンが二層になる・分離する原因
・かぼちゃプリンが固まらないときの対処法
などについてご紹介いたしますので、「かぼちゃプリンがうまく作れない」と悩んでいる方は、是非参考にしてみてくださいね。
かぼちゃプリンが二層になる・分離する原因はなに?
かぼちゃプリンは、プリン液にかぼちゃを混ぜたあと、プリンが固まるまでに時間がかかると、かぼちゃだけが沈み、分離してしまいます。
二層になったり、マーブルになる場合もあります。
理由は、「かぼちゃが重いから」です。
「かぼちゃ・卵・牛乳をミキサーに入れてから、オーブンに入れる」という工程をすばやく行わないと、かぼちゃ生地が冷めて、分離してしまいます。
また卵は生地に混ざりにくいため、根気よくしっかり混ぜて卵を生地に入れ込む作業が必要で、これが不足していると分離の原因になります。
卵を加えるときは少量ずつ、しっかり混ぜることを意識しましょう。
かぼちゃプリンが固まらないときの対処法はある?
かぼちゃプリンが固まらないときは、「材料の分量」「冷やす時間・加熱時間」「加熱温度」のどれかが失敗していると考えられます。
そういった場合に、「再加熱」や「冷やす時間を長くする」、思い切って「リメイクする」などの対処法がありますよ。
かぼちゃプリンが固まらない原因
〇分量ミス
かぼちゃプリンは、牛乳や砂糖、卵黄などを加えて作りますが、他の材料に対して牛乳の分量が多いと、加熱しても冷やしても固まりにくいです。
〇冷蔵庫に入れる時間が短い
ゼラチンを使って冷やし固める方法で作る場合、冷蔵庫に入れる時間が短いと、うまく固まりません。
プリンを入れる容器にもよりますが、ゼラチンが固まるまでには3時間~6時間かかるのが一般的です。
〇加熱時間が低い
プリンをオーブンで加熱して固める場合、設定温度を間違えるとうまく固まりません。
また、途中でフタを開けて温度を下げてしまったりするのは避けましょう。
かぼちゃプリンが固まらないときの対処法
〇再加熱
加熱温度が低いと思われる場合は、まず温度を上げて再加熱してみましょう。
ポイントは、こまめに火の通り具合をチェックすること。
なお、フライパンでの加熱だと温度が上がりにくいので、オーブンや蒸し器など、できるだけ高温になるものを使ってみましょう。
〇卵を追加
一度プリン液をボールに戻し、卵を追加してしっかりと混ぜることで、固まりやすくなります。
〇冷やす時間を長くする
冷蔵庫で冷やし固めて作ったものは、分量が間違っていなければ冷やす時間が足りなかったことが原因だと考えられます。
冷やす時間を延長してみましょう。
〇リメイクする
失敗してしまったプリンは、リメイクするのもおすすめ。
ミキサーにかけて「ミルクセーキ」のようにしてみたり、パンに浸して「フレンチトースト風」に焼いたりすれば、さらにおいしく食べられますよ。
まとめ
かぼちゃプリンは、作っている工程で、どうしてもかぼちゃが分離しやすいです。
プリン液を作ったら、すばやくオーブンに入れましょう。
また、プリンの表面が固まっていないとき、「加熱時間の短さ」「温度の低さ」「牛乳の量の多さ」といったことが原因であると考えられます。
「再加熱」「冷やす時間を長くする」「リメイクする」などの対処法があるので、ぜひ試してみてくださいね。
「かぼちゃプリンを作ったけれど固まっていない…!」ということはよくあるものです。
少しくらい失敗しても、復活させられる可能性もありますよ。
コツをつかめるまで、諦めずに作ってみましょう!