天ぷらのかき揚げって美味しいですよね。
家でも作ろうと思って張り切ったはいいけど
バラバラになって具が細切れになっただけに…。
家でかき揚げを作るにはちょっとした
コツが必要です。
バラバラで悲惨な結果にならないためには
『油の温度』と『衣の水分量』
がポイントになります!
今回は上手にかき揚げをあげるコツについて
詳しくお話ししていきますね。
かき揚げがすぐバラバラになっちゃう!その原因と回避法って?
家でかき揚げを作ると失敗することが多いという方、
実は多いんです。
そんな中に私もいます。
祖母の作るかき揚げが好きで作り方を教わって
作ってみたのに家に帰ってやってみれば結果は惨敗…。
何がいけなかったのか?
確か祖母に教わった通りに作ったのに、
出来上がったものはかき揚げを砕いたような物体。
何だこれは…、そしてこうなった原因は何なのか?
バラバラになる原因は主にこの二つです。
- 揚げる油の温度が低い
- 衣の水分量が多い
ではなぜこの二つが原因なのか?
くわしくご説明しますね。
①揚げる油の温度が低い
油の温度が低いと衣がくっつく前にかき揚げが
バラバラになってしまいます。
油が高温だと衣が早くくっつくことで
バラバラになるのを防いでいるんですね。
なので、目安としては衣を1,2滴垂らして
沈んだらすぐに浮き上がってくるか。
すぐに衣が浮き上がってくるのは高温に
なった証拠です。
すぐに浮き上がらなかったら少し待って
再度1,2滴たらしましょう。
すぐに衣が浮き上がるくらいになるまで
待つのが大事です。
②衣の水分量が多い
衣の水分量とは?という感じですが、
要は『シャバシャバ』か『ドロドロ』かの違いです。
シャバシャバだと水分量は多いですよね?
水分が多いと衣が固まる前に油の中で散っていくので
バラバラになる原因に。
反対にドロドロの状態だと水分が少ないので
散らばる前に衣が固まってバラバラに
ならないんですね。
これにさっきの油の油の温度が加われば
さらにバラバラになりにくいです!
てんぷら粉の水分量が多くさらさら・しゃばしゃばに
ならないように気をつけましょうね。
かき揚げを上手に揚げるためのコツ!簡単に揚げ物上手になれる方法
前述のことを踏まえた上で、
さらに上手に揚げるコツをお伝えしますね!
・クッキングシートの上に天ぷらのタネを落とし、そのまま揚げる
・お玉などの上に乗せてある程度固まったら外す
・100円ショップの目玉焼きサークルを使う
・油を少なめにする
・入れて30秒は触らない
我が家で実践したのはこれらです。
まずはクッキングシート。
クッキングシートをタネの一回り大きいくらいの
サイズにして、シートの上にタネを落とす。
そのまま適温になった油にイン!
クッキングシートは耐熱加工されているものがほとんどなので、
そのまま入れても大丈夫です。
そのまましばらくすると種とシートが
自然にはずれてくるので、
シートは回収してOKです。
この時にあまり量は多めにしないことがコツです。
少量にすることでバラバラになりにくく、
火の通りも早くなりますよ!
次にお玉を使う方法。
これもクッキングシート同様で、
お玉一杯ではなく、気持ち少なめの量を掬いましょう。
お玉でタネをすくい、フライヤーへそのまま
すべらせます。
そして、100円ショップの目玉焼きサークル。
これの正式名称は多分これではないですが、
キッチンコーナーに行くとあります。
これも小さめのサイズを選ぶのがおすすめです。
目玉焼きサークルを油の中へ入れ、そこに
タネを落とすことで
かき揚げが崩れず形をキープできます。
他にもパンケーキを焼くときにも
活用できるので、おすすめです。
次のコツは油を少なめにすること。
天ぷらはたっぷりの油でやるという方が多いですが、
そうすると天ぷらが動いて他の物とくっつく
というリスクもあります。
なのであえて浸かるくらいの量の油でやると
動くことが少ないので、きれいに仕上がります。
この時に鍋の底が焦げ付かないように
気を付けてくださいね。
最後に30秒は触らない。
これはもう鉄則ですね!
最初の30秒は衣もまだ完全にはくっついていないので、
下手に触るとバラバラになる恐れが。
なのでつつきたくなる気持ちはわかりますが、
ぐっと我慢してください。
まとめ
・衣は水分少なめ
・油はすぐ浮き上がるくらいまで温度を上げる
・入れて30秒は絶対触らない
上手にできたかき揚げは達成感の味も一緒にするので
格別なこと間違いなしです!
ちょっとのことでおうちで上手にかき揚げを
作ることができますよ。
ぜひ試してみてくださいね。