洗濯乾燥機に限らず、料理で使った油が洗濯物についていると、自然発火や引火の危険性があります。
こういった点に気をつけていれば、乾燥機を使用したままの外出は可能ですが、在宅中に回すのが好ましいです。
また、洗濯乾燥機を回す時間帯は、「8~20時」が一般的です。
どうしても早朝や夜の遅い時間にしか洗濯できないという方も多いかと思いますが、近隣住民への騒音マナーは守った上で、時間を有効的に使いましょう。
今回の記事では、
・乾燥機をかけたまま外出する危険性
・洗濯乾燥機を回すタイミング
などについてご紹介いたしますので、「ドラム式洗濯機の乾燥機能で家事を時短したい」という方は、是非参考にしてみてくださいね。
乾燥機をかけたまま外出するのは危険⁉在宅中じゃないとだめ?
乾燥機の乾燥機は、時間になると自動で停止するため、「危険」ということはまずありません。
しかし、洗濯物に油がついていると酸化熱による自然発火や引火の危険性があります。
このような危険性に気を付けていれば、外出しても問題ないですが、できれば在宅中に回すのが安心です。
大変稀な事例ですが、乾燥機を使用した場合「油が染み込んだ洗濯物を乾燥すること」で発火する可能性があると考えられます。
たとえば、ボディケア用のオイルや食用油、作業服の機械油などは、普通の家庭洗濯では落としにくいです。
そのため、洗濯ができたと思っていても、油は落ちず、洗濯物へ残っていることがあります。
できるだけ衣類の油分を落としてから洗濯機に入れましょう。
洗濯乾燥機はいつ回すのがおすすめ?夜中は迷惑になる?
洗濯機や洗濯乾燥機を回す常識的な時間帯は「8~20時」が目安です。
ただしその前後1・2時間程度であれば、許容範囲せざるを得ないと考える人も多いですので「7~22時」くらいを限度としましょう。
なお、周囲の人が起きている時間帯なら、洗濯機乾燥機を回しても近隣への迷惑になる可能性は低いです。
ここでは、洗濯乾燥機を回す際の「時間帯」や「注意点」を説明していきます。
時間帯
マンションやアパートで洗濯機乾燥機を使用する時間帯は、基本的に人が起きていて活動している時間であれば、問題ないでしょう。
トラブルを回避したいなら、「8~20時」の間で洗濯機乾燥機を回すと安心です。
しかし実際には、時間の都合上、22時を過ぎてから回す人も少なくありません。
注意点
とくに木造住宅や、洗濯機をベランダに設置している場合は、回す時間に配慮が必要です。
騒音の少ないタイプの洗濯乾燥機も増えていますが、集合住宅ではどうしても振動音や水流音が階下や両隣などに響いてしまうもの。
マンションやアパートのような集合住宅の場合は、夜中に洗濯機を回すことで近所迷惑とみなされ、トラブルに発展する可能性もあります。
また、洗濯機を外に長期間置いているケースでは、本体の劣化が早まり、思わぬ騒音を発する可能性もあるようです。
まとめ
共働きの家庭は、忙しい毎日のなかで多くの家事をこなさなければなりませんよね。
とくに「朝から夜まで働いている」「共働きで忙しい」といった方は、洗濯時間に悩む方も多いでしょう。
一般的に、洗濯乾燥機を回すタイミングとしては、「8~20時」です。
また、乾燥機の乾燥機は、自動で停止する機能があり、「危険」ということはまずありません。
乾燥機を使用したまま外出することは可能ですが、できれば在宅中に使用するのが無難です。
なお、屋外に洗濯機を設置している場合は、早朝や深夜に洗濯機を回すと近所迷惑になる可能性が高いので、できるだけ差し支えのない時間帯に回しましょう。
ドラム式洗濯乾燥機はとても重宝しますが、使い方を間違えると、洗濯物から発火する危険性があります。
「近隣への騒音マナー」や「乾燥機の安全性」を考慮し、上手に時間を使ってくださいね。