缶詰は非常食として防災グッズの中に入っていたり、長期保存ができる便利な食材として家庭に常備していることが多いと思います。
防災グッズは使わないに越したことはないので、久々に整理したら「賞味期限が切れてる!」なんてことありませんか?
私も棚の奥から「いつ買ったかわからない缶詰が出てきた…」という経験をしたことがありますが、そういうときに捨てるか食べるか迷ってしまいますよね。
缶詰はもともと賞味期限が長く設定されているけど、さすがに「1年過ぎるとちょっと厳しいかな…」と思う人が多いと思います。
でも、1年過ぎても大丈夫なんです!
ただ例外もあるので、それも含めて賞味期限が1年過ぎた缶詰が食べられるかどうかお話していきますね。
缶詰が賞味期限切れ!1年過ぎても食べれる?食べるのは危険?
缶詰は基本的には賞味期限が1年過ぎても問題なく食べられます。
ただ風味が落ちてしまっている可能性もあり、「やっぱり期限切れは気になる…」という方は、加熱してから食べても良さそうです。
サバ缶などの魚の缶詰は加熱して使うことが多いので、その点は心配いりませんね。
賞味期限が切れても基本的に食べても問題はありませんが、食べないほうがいいときもあるので、その注意点を4点お伝えしますね。
・缶が錆びている
・缶が膨らんでいる
・缶に穴があいている
・缶のふたを押すとへこむ
このうち一つでも当てはまる場合は、絶対に食べないでくださいね!
それに加えて見た目上は缶自体に問題なかったとしても、開封して臭いがおかしいときも食べずに必ず捨てるようにしましょうね。
賞味期限が切れた缶詰ってどうなる?腐ることはあるの?
賞味期限が切れても缶の保存状態が良ければ問題なく食べられます。
しかし、缶の保存状態が悪いと腐ってしまうこともあるんです。
缶詰は無菌状態なので菌が侵入しない限りは腐ることはありません。
ただ保存状態が悪いと缶が腐食してそれが原因で中身が腐ることがあるみたいですよ。
缶詰を高温多湿の場所や直射日光が当たる場所に置いていたら、ちょっと危ないかもしれません。
缶詰の保存場所には気をつけたいですね。
いざ缶詰を食べられるかチェックして、食べられないと判断したらそれを捨てなくてはいけませんよね。
もちろん中身を出してから捨てなくてはいけないんですが、缶詰を開けるときは注意が必要です。
もしガスが溜まっていたら開けた瞬間、爆発する可能性があるんです。
腐った缶詰を処分するときは換気をしつつ、手袋やマスク、メガネをしてビニール袋の中で開封したほうがいいかもしれませんね。
ちょっとやりすぎな気もしますが、そのほうが汚れず結果的には手間がかからずに済みそうですよ。
まとめ
缶詰は非常食として欠かせないものですし、手軽に栄養がとれる食品でもあります。
安価なので、ついついたくさん買って食べずにそのままということもありますよね。
そのときに食べられるか迷ってしまうことがあると思いますが、賞味期限が切れても、錆びたり膨らんだりしてなければ問題なく食べられます。
ただ、いくら腐ってなくても味が落ちている可能性があるのは否めませんのでそういう場合は加熱して食べるといいでしょう。
調理して火を通せば、賞味期限が気になる方も、味が気になる方も両方の問題をクリアできますね。
また、賞味期限が切れていなくても、保存状態が悪いと腐っている可能性がありますので、缶詰を食べる際は、賞味期限が切れていなくても、缶の状態を確認することをおすすめします!