彼がすぐ謝る・ごめんばかり言う理由として大きく分けると二種類あります。
一つ目は「謝っておけばいい」という彼の戦略。
二つ目は彼の自己肯定感の低さの問題です。
どちらのタイプであったとしても、彼氏の謝り癖をやめさせる方法で一番効果的なのは、ストレートに「話し合う」ことです。
特に大きな喧嘩をしたわけでもなく少し言い合いになった時や考え事をしている時、彼氏に非がない場合でもすぐに「ごめん」と謝られてしまうと何だかモヤモヤ・イライラしてしまいますよね。
自分に対してだけ「ごめん」が多い彼氏にどうやったらやめてもらえるのか、その対処法についてもそれぞれのタイプごとに詳しくみていきましょう。
- すぐ謝る彼氏って何考えてるの？ごめんばかり言う彼氏の心理って？
- 彼氏のごめんばかり言う癖をやめさせるにはどうすればいい？
- 「謝っておけばいい」タイプの彼への対処法
- 自己肯定感が低いタイプの彼への対処法
- まとめ
すぐ謝る彼氏って何考えてるの？ごめんばかり言う彼氏の心理って？
すぐに「ごめん」と謝ってくる彼氏の心の中がどうなっているのか、可能性としては大きく分けると二種類あります。
一つ目は「謝っておけばいい」という彼の戦略、二つ目は彼の自己肯定感の低さの問題です。
どういうことか考えていきましょう。
「謝っておけばいい」タイプ
まず一つ目の彼の戦略についてですが彼はあなたと付き合う上で「とりあえず謝っておいた方が得策だ」と判断しているということです。
理由はいくつかあります。
たとえば「あなたに嫌われたくない」という気持ちからくる場合です。
自分が余計なことを言うことであなたに嫌な思いをさせたくない。
いつもニコニコ楽しく付き合っていたいと考えていて、自分が謝ることでその場の雰囲気が良くなるのであれば謝ることなんてなんでもないと思っているのでしょう。
もう少し残念な場合でいうとあなたと言い合いをするのが「めんどくさい」という考えだったり「とにかくその場さえ平和ならいい」という「ことなかれ」主義だったり。
または自分の意見が全くない思考停止タイプの可能性もあります。
どちらにしても彼女ともめるのが嫌だから謝っておく方が得策だという彼なりの戦略だということです。
自己肯定感が低いタイプ
次に二つ目の「彼の自己肯定感の低さ」について解説します。
これに関しては一つ目の戦略よりも少し深刻で彼が自分自身に全く自信を持てていないということです。
彼女が言っていることの方が正しいに決まっている。
自分なんかの意見に価値はないから何かを発言しても無駄だと彼が思っている可能性もあります。
自己評価が低く自分に自信がない彼氏は普段はあなたに甘えることで幸せや安らぎを感じているかもしれません。
だからこそ、あなたの機嫌を損ねるようなことはしたくないのでしょう。
お互いが気にならない程度ならば問題ありませんがそのうち、結婚などの人生の決断を
しなくてはならない時など謝ってばかりの彼氏との関係のままでは大きな問題に発展してしまうかもしれません。
彼氏のごめんばかり言う癖をやめさせるにはどうすればいい？
というわけで、彼氏の謝りぐせの心理について紐解いてきました。
結局のところ「やめさせたい！」と考えるあなたのために「ごめん」をやめさせる方法について考えてみましょう。
彼氏の謝りぐせをやめさせる方法で一番効果的なのはどちらのタイプであってもストレートに「話し合う」ことです。
話し合うと言ってもただ「その癖をやめてほしい」とあなたが要望をいうだけでなく「なぜすぐごめんって言うの？」と理由を聞いてみてください。
そして「私は全然気にしていないし、怒ってもいないよ」と伝えてみましょう。
誠実な彼氏ならどのように考えているか教えてくれるでしょう。
例えどのような理由であっても一度はきちんと受け止めてください。
そこであなたが怒れば水の泡です。
一つ気をつけたいのが自己肯定感の低い彼。
あなたがなぜ、と聞いたところで自己否定の言葉しか返ってこないでしょう。
このタイプの彼には話し合うことももちろん大切ですがまず彼のことを全肯定し、褒めまくって自己肯定感を上げてもらうことの方が大切かもしれません。
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「謝っておけばいい」タイプの彼への対処法
とりあえず謝るタイプの男性は、さらに２つのタイプに分かれます。
彼女に嫌われたくないという理由で、何でもかんでも謝るタイプ。
揉めると面倒くさいからという理由で、とりあえず謝るタイプです。
彼女に嫌われたくない派の彼
まず、彼女に嫌われたくないという理由で謝ってしまう彼は、とても優しい人です。
自分は悪くなくても、彼女が怒ってしまったら謝ってしまう。
大好きな彼女を怒らせてしまうこと自体が、悪いことなので謝ってしまう。
こんなことを続けていたら、彼氏の心がおかしくなってしまいますし、それが当たり前になると彼女もどんどんワガママになってしまいますよね。
このようなタイプの彼には、改めて、まずあなた自身が彼と対等な関係であることを意識しましょう。
そして彼には、「意味なく謝ったら罰金ね。」と軽いノリで提案してみましょう。
もちろん、罰金は彼女に一方的に払うのではなく、2人のデート資金貯金なんかにしましょうね。
「わたしとあなたは対等なんだよ」ということを日ごろから伝えつつ、ゲーム感覚で彼の謝り癖を指摘していくのがおすすめです。
揉めると面倒くさい派の彼
次に、面倒くさいがゆえにとりあえず謝る彼は、めんどくさがりか平和主義者です。
自分は悪くないと思っているのに、揉めるぐらいなら謝った方がマシ。
喧嘩したり、話し合うのがめんどくさい。
こんなことを続けていたら、大事な話し合いができない関係になってしまいます。
将来結婚したら、衝突してでも話し合いが必要な場面は多々あります。
そのたびに、話し合いもできず適当に決めたらモヤモヤするし、大事なことが決まらない可能性もあります。
さらにこのタイプには、悪いことをしても反省していないので、また同じことを繰り返す人も多いです。
金銭トラブル、浮気や不倫などが起きた時にも、謝れば済むと思っているので注意が必要です。
対処法は、女性自身がまず怒らないことです。
感情的に怒らずに、話し合いにもっていくのです。
この話し合いも嫌がると思いますが、１０回までは根気よくやってみましょう。
これで話し合いができるようになるなら、付き合いを継続してもいいと思います。
もし、話し合いに一切応じない、とりあえず謝るということを続けるようなら別れた方がいいです。
話し合いができない二人に未来はないと思いましょう。
自己肯定感が低いタイプの彼への対処法
自分の意見に自信が持てない、彼女が正しいに決まっていると思っている彼は、自己肯定感が低いです。
これまでの家庭環境などからくる元々の自己肯定感の低さ。
それ以外にも、自分は初めての彼女で、彼女の方は何人も彼氏がいた場合も陥りがちです。
彼女に付き合ってもらっている、彼女に釣り合うような彼氏になりたいと思っている人も、こちらのパターンに当てはまります。
自信のない彼には、色んなことを褒めて、認めて、自己肯定感を高めるよう手助けしましょう。
具体的には、「あなたが１番大事。何を考えているか知りたいから、何か嫌なことがあったら話し合いたい。」と伝えるようにしましょう。
彼があなたといることで安心でき、あなたに「付き合ってもらっている」という思いが払しょくできれば、謝りグセも自然と収まっていくでしょう。
根気よく、彼の自己肯定感をアップするお手伝いをしてあげてくださいね。
自己肯定感の低い彼氏の特徴って？今の彼はどう？
自己肯定感の低い彼氏の特徴は
- 他人と比べて落ち込む
- 「どうせ」「俺なんて」が口癖
あなたの彼氏はどうですか？
ちなみに私の夫は自己肯定感低めでした。
同期は仕事にやりがいを持って楽しそうに働いているし、出世もしている。
どうせ俺は会社で干されてるし…。
俺なんて会社に必要とされてないし…。
自己肯定感の低い人は、他人が良く見えてしまいます。
良い所が誇張されてしまい、自分の良い所が見えなくなってしまいがちです。
「そんなことないよ」「よく頑張ってるじゃん」
こういう人には、漠然とした言い方ではダメなんです。
「そんなことない！どうせ俺なんて…」って反論されるだけです。
何もできないからってほっておくと、もっと自己肯定感が下がります。
下手すると仕事や大事なことをやめてしまうかもしれません。
ではどうしたら彼の自己肯定感を高めることができるのでしょうか？
彼の自己肯定感を高める方法やコツ
彼の自己肯定感を高めるコツは、彼の長所や大事にしている事、信念などを褒めることです。
上でもふれましたが、漠然と言ったり褒めるだけではダメなんです。
私が実際に夫に対して行っている方法を紹介していきますね。
まず、彼の長所を褒めてください。
性格でも見た目でもいいです。
毎日褒めると白々しいと思われるので、たまにでいいです。
「新しいスーツ、足が長く見えるよ、かっこいいじゃん！」などちょっとしたことでいいです。
最初は「そんなことないし…」と反論されますが、何日か後に「やっぱりスーツ姿かっこいいよ！」と改めて褒めてみてください。
次に、彼の大事にしている事や信念を褒めてください。
大事にしている事は、彼の得意分野と言えます。
スポーツでもゲームでも何でもいいです。
その内容に対して詳しく質問したり、彼が話してくるようなら「うんうん」と聞くだけでもいいです。
彼にとって自分の大事な事を話している間は楽しい時間ですし、充実感も得られます。
「そんなに○○なの！すごい！！」と褒められれば自信にもつながります。
夫の場合はランニングを大事にしているので、「仕事なんて適当でいいよ！ランニングを楽しみに生きなよ！」と言うようにしました。
その結果、夫の心は究極の結論に至りました。
ランニングを続けるためにはお金がかかるからしっかり働く。
実業団駅伝の出走権のために会社にいる、と思って働いているみたいです。
おかげで仕事の愚痴は言わなくなり、なぜか順調に出世もしています。
仕事を含め、色んなことに前向きに考えられる人間になったと思います。
他にも「親を大事にしている」「誠実に生きる」など強い信念を持っている彼もいると思いますので、その信念をしっかり褒めてください。
彼が心の中で大事にしている思い、頑張ろうと思っていることです。
信念を周りにさらすのはなかなか恥ずかしいかもしれません。
知っているのは彼女であるあなただけかもしれませんよ。
彼女のあなたが彼の行いをしっかり見て褒めることで、彼の肯定感は高められます。
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まとめ
彼氏の謝り癖をやめてもらうにはとにかくなぜそうなるのか話を聞いてみて簡単に謝れないようにほめ殺しにしてしまいましょう。
彼氏の「ごめん」は癖かもしれないけど、もしかするとあなたにもそうさせてしまう言動があるのかもしれません。
また自己肯定感の低い彼の場合、自己肯定感を上げるコツは、彼の長所や大事にしている事、信念を褒めることです。
自己肯定感の低い彼の相手をするのはなかなか大変ですが、あなたの頑張りで彼は変わります。
たくさん話して褒めて、彼に自信をつけてくださいね！
二人でしっかり話し合うことで仲が深まっていくのではないでしょうか。
