振袖って成人式で誂えてもらった人には特別な衣装ですし、機会があれば着たい宝物ですよね。
ですが、早くに結婚してしまった人には「振袖＝未婚女性」のイメージがあるので
なかなか着るのにも勇気がいると思います。
今回は、既婚女性でも振袖を着てもいいかどうか調べました。
結論から言いますと、結婚式に出る場合は避けたほうがよさそうですが、それ以外のかしこまった式では着てもいいとされているようです。
この記事が参考になれば幸いです。
振袖を着る機会がないまま結婚…既婚者だけど振袖を着ていい？
折角購入してもらった振袖、結婚してしまった場合でも着ていいのでしょうか。
振袖はそもそも未婚の女性が着るものというイメージが強い衣装です。
そのため、結婚してしまった場合は原則着ないほうが良いとされています。
結婚式などでは特に、既婚の人が振袖を着ることで、結婚した事実を知っている人からは不思議がられますし、年配の人の中では不愉快に思う人もいるかもしれません。
折角のハレの場におめかしして着て行ったのにそんな風に思われてしまったら悲しいですので、結婚式には避けた方がいいでしょう。
ですが、卒業式や結婚式以外の正装を求められる場には振袖を着ても問題ありません。
ただし、30代を過ぎているようでしたらやはり振袖はやめておいた方が無難です。
せっかく作ってもらった振袖ですから、着物屋さんや仕立て直しをしてくれるお店に行けば振袖を留袖に直してもらえます。
色留袖にすれば長く愛用できますし、結婚式や他の会でも気にせず着られますのでおすすめします。
値段も１万円前後でできるところが多いようですので検討してみてはいかがでしょうか。
既婚者が振袖を着るときに注意したいことって？
前述しましたが、原則既婚者の人が何かの式で振袖を着るのはNGです。
結婚式は特にダメで、場合によっては結婚していることを知っている人には良い印象を与えない場合があります。
結婚式に着ていきたい場合、旦那側の縁者や友人の式はダメですが、自分の親しい友人しかいない式や自分が結婚していることを知らない人しかいない式には着ていくことはできます。
親しい友人のみの式に出席する場合は、あらかじめ
「今度の結婚式で振袖を着ていくけど良いか」
という旨を出席する式場の人や、祝う友人に伺っておきましょう。
一緒に出席する友人に相談するのも良いと思います。
要は当日、自分が振袖を着ていて疑問や戸惑いを感じる人がいなければ良いという作戦です。
友人の中でも戸惑う人がいたり、式場の人から遠慮してほしい旨を伝えられたら振袖以外の正装をすればいいと思います。
また結婚式以外の正装が求められる場所では振袖を着ても良いとされています。
ただ、結婚式以外で正装をする場所ってなかなか思いつきませんよね。。
ですので、前項でもご紹介しましたが、色留袖に仕立て直してきた方が使い勝手もよさそうですね。
まとめ
折角高いお金をかけて誂えてもらった振袖、機会があれば積極的に着たいですよね。
ですが、原則は既婚者の女性が振袖を着ることは避けたほうが良いとされています。
主に結婚式で再び振袖の出番があると思いますが、どうしても着たい場合はあらかじめ式場の人や祝う友人に着てもいいか確認しておきましょう。
ですが旦那の縁者や友人の結婚式では着てはいけませんし、着るにあたって周りに確認することもちょっと煩わしいですよね。
色留袖であれば何も気にする必要もなくなりますし、仕立て直し費用もそれ穂で高くないので、留袖に直すよう検討して見てはいかがでしょうか！
華やかなお着物で大切な式を気持ちよくお祝いしましょう♪
