キムチ鍋をよりおいしく食べるには、火が通りにくい固い野菜(人参やごぼうなどの根菜)や白菜の固い部分などを先に入れて煮ていきます。
スープが温まってきたらキノコ類を入れ、沸騰したら肉を入れましょう。
食感を残したいモヤシや白菜の葉、崩れやすい豆腐は最後に入れますよ。
またキムチ鍋にすると、意外な食材も美味しく食べることができます。
餃子や餅、納豆、カマンベールチーズ、トマトやジャガイモもキムチ鍋を楽しむためにおすすめの食材です。
この記事では、
・キムチ鍋に入れる具材の順番
・おいしくなるコツ
・キムチ鍋に使える意外な具材
についてお伝えしますので、キムチ鍋を美味しく作りたいと思っている方は是非参考にしてみてくださいね。
キムチ鍋を入れる順番でベストなのは?おいしくなるコツも!
キムチ鍋は、固い野菜から煮はじめ、キノコ類、肉、そして火の通りやすい野菜、という順番に入れていきます。
具材を煮すぎないことが大切です。
また、肉を入れるとアクが出ますので、丁寧に取りましょう。
これがおいしくなるコツですよ。
キムチ鍋を作るときは、火が通りにくい固い野菜から煮込み始めます。
火が通りにくい固い野菜とは、人参やごぼうなどの根菜や白菜の芯の部分です。
じっくりと火を通すことで、出来上がるころには食べやすくなりますよ。
スープが温まってきたらキノコをいれ、沸騰したらお肉を入れます。
キノコは火が通り過ぎると食感が悪くなってしまうため、煮すぎには注意が必要です。
お肉も火を通し過ぎると固くなってしまいます。
固くなり過ぎてしまわないように、スープが沸騰してから入れてくださいね。
肉を入れるとアクが浮いてきますので、アク取りを使って取り除きましょう。
このアク取りを丁寧に行うことが、キムチ鍋を美味しくするコツです。
アクは、加熱すると出てくる臭み、えぐみ、渋みです。
アクにはうま味成分が含まれている場合もあり、取り過ぎてしまうと料理のおいしさが失われる可能性もあるので、丁寧にアクを取りましょう。
最初に入れた固い野菜に火が通ってやわらかくなったら、モヤシや白菜の葉、崩れやすい木綿豆腐などの火がとおりやすい具材を入れます。
全ての具材に火が通ったら出来上がりです。
もっとキムチ鍋をおいしく食べたい場合は、別の鍋で豚肉を炒めてから投入します。
その際の油は、お好みのものでかまいません。
ネギ油やニンニク油、ごま油などを使ったり、生姜やニンニクと一緒に炒めると、風味がアップしますよ。
キムチ鍋の具材で意外だけどおいしいものをご紹介
キムチ鍋には、定番の具材の他に、餃子や餅、明太子、そして納豆とチーズをおすすめします。
何を入れてもおいしいと言われるキムチ鍋ですが、意外な食材が更にキムチ鍋の旨味を引き出してくれますよ。
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餃子
餃子に入っているニラには、疲労回復効果があるので、体を休めたい時には温かい餃子入りキムチ鍋がぴったりです。
冷凍餃子を使うと、簡単にボリュームを出すこともできますよ。
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餅
キムチの辛味が苦手な人におすすめの具材です。
餅が入ることで、ほんのりと優しい味になりますよ。
我が家では、油揚げの中に餅を入れて、餅入り巾着をとし食べています。
子供と一緒の食卓だとペースがゆっくりになりがちなので、餅そのものを入れてしまうと、餅が溶けだしてしまうからです。
油揚げに包まれていると、餅のやわらかさはそのまま、ゆっくりと食べることができます。
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明太子
キムチとは違った辛さがありますが、キムチの旨味を引き立ててくれるので、隠し味として最適です。
スープの中でほぐして食べると美味しいので、しめの雑炊を予定している人におすすめです。
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納豆とチーズ
キムチも納豆も発酵食品なので、相性がとても良いです。
またチーズを加えると、キムチの辛さが少なくなって更に食べやすくなるため、辛い物があまり得意でない方にもおすすめですよ。
まとめ
キムチ鍋をおいしく食べるためには、煮る順番に気を付けてください。
固い野菜から煮はじめ、スープが温まってきたらキノコ、沸騰したら肉、そして最後に火の通りやすい野菜を入れます。
肉を入れるとアクが出ますので、アク取りを使って丁寧に取りのぞいてくださいね。
おいしいキムチ鍋にするコツです。
キムチ鍋には、定番の食材のほか、餃子や餅、明太子、そして納豆とチーズなど意外な食材を入れても美味しく食べることができます。
あなたも新たなキムチ鍋にチャレンジしてみませんか。
やみつきになってしまうかもしれませんよ。