降水量1mmは体感で表わすと、雨が降っているのを感じるが、近場であれば傘をささない人がいる程度の雨だといえます。
ただし、ずっと雨の中にいると濡れてしまいますから、遠いところに行く時は傘が必要です。
1mm程度の降水量であれば自転車に乗ることもできます。
しかし、徒歩で移動する場合よりも濡れやすいので、レインコートなどの備えをした方が良さそうです。
スポーツやレジャーは中止になってしまうことも考えられます。
傘を持参したり、レインコートなどの雨対策をして出かけると良いでしょう。
この記事では、
・降水量1mmの体感
・傘が必要かどうか
・降水量1mmで自転車に乗るとどうなるか
・降水量1mmのときのスポーツイベントへの影響
・降水量1mmのときのレジャーへの影響
・降水量1mmって雪だとどれくらい降るのか
についてお伝えしますので、降水量について知りたい方は是非参考にしてみてくださいね。
- 降水量1mmって体感でどれくらい?傘は必要?
- 降水量1mmで自転車に乗るのは危険⁉びしょ濡れになる?
- ゴルフ・釣り・野球・運動会などスポーツイベントへの影響は?
- キャンプ・バーベキュー・ディズニーなどレジャーへの影響は?
- 降水量1㎜の雪ってどれぐらい降る?気温1℃以上の場合
- 降水量1㎜の雪ってどれぐらい降る?気温0℃以下の場合
- まとめ
降水量1mmって体感でどれくらい?傘は必要?
降水量1mmは、雨が降っているのを感じるが、近場であれば傘をささない人がいる程度の雨だといえます。
近場に行くのであれば、サッと雨に飛び込む人もいるでしょうが、遠いところに行くのであれば、傘は必須です。
降水量とは、降った雨がどこにも流れ出ることなく、1時間あたりに溜まった場合の水の深さを表わしています。
気象庁が発表する降水量は小数点以下を切り捨てにするため、「降水量1mm」は、1.0mmから1.9mmです。
1.9mmだと、2mmに近いので、本格的に雨が降っていて、近くのコンビニに行く時にも傘が必要な程度だといえます。
つまり、降水量1mmと示されていても、実際に降っている雨の量はさまざまです。
2014年に行われた世界傘事情調査では「ポツポツ(Drizzling)」「パラパラ(Light Sprinkling)」「サー(Hard rain)」「ザーザー、ゴォーー(Pouring)」「どんな雨でもささない(Never)」の5段階に雨をわけて、どのくらいの雨で傘を使用しはじめるかの調査が行われました。
世界の半分近くの人が「パラパラ」で傘をさすと回答しており、日本でも半分以上の人が「パラパラ」を選択しています。
降水量1mmを言葉で表わすと「パラパラ(Light Sprinkling)」くらいだと思われますので、傘をさす人とささない人が半分ずつといった感じでしょう。
また、世界では「ポツポツ(Drizzling)」で傘をさしはじめる男性は5%に対し、日本では12%の男性が傘をさすこともわかりました。
雨に濡れたくない気持ちが強いようですね。
降水量1mmで自転車に乗るのは危険⁉びしょ濡れになる?
降水量1mmで自転車に乗るには、レインコートなどの備えが必要です。
雨に備えた恰好をしていないと、びしょ濡れになってしまいます。
自転車に乗っている時に傘を指すのは、道路交通法と都道府県条例に違反していますので、避けましょう。
自転車用のレインコートには様々な種類があります。
足首まで隠すことができるレインコートやポンチョになっていて、足がしっかりと隠れるコート、上下バラバラになっているレインスーツなどもあるようです。
この他に、近年では、自転車のカゴもカバーできるポンチョも発売しており、需要が高まっていることがわかります。
レインコートをおすすめするもう一つの理由として、自転車は常に風にさらされている状態のため、雨に濡れた体は急激に体温が下がってしまうからです。
気温が15度を下回ると、走行風と雨で体感温度が10度以下になりとても寒く感じます。
低体温症の予防や風邪をひかないためにも、レインコートを使用したほうが良さそうです。
また、自転車に乗っている時は、雨が顔に当たります。
そうすると前が見えづらくなってしまい、雨を避けるために更に視野が狭まっています。
自転車に乗る時は、いつもよりスピードを落として安全運転を心掛けてくださいね。
ゴルフ・釣り・野球・運動会などスポーツイベントへの影響は?
降水量1mmで雨が降り続くと、外で行われるスポーツイベントは、中止になるものもあります。
降水量1mmとは、1.0mmから1.9mmまでの範囲を表わしており、1.0mmならパラパラとした雨ですが、1.9mmだと本降りになっています。
パラパラとした雨なら、様子を見ながらイベントは続行されるかもしれませんが、1.9mmの本降りが続くとグラウンドがぬかるんでしまうので、スポーツイベントは中止になる可能性があります。
ゴルフ
パラパラとした雨であれば、ゴルフを行うことができます。
レインウェアやレインキャップなどを着用して、雨から身を守りましょう。
様々なスポーツメーカーから軽量で動きやすく、耐久撥水や防水機能のあるウェアが発売されていますよ。
釣り
レインウェアを着用して行うことができます。
ただ、釣りは餌をつけたり、仕掛けを交換する必要があるので、指先から体が冷えてしまうかもしれません。
雨のときは足場が滑りやすいですし、濡れると急激に体温が下がりますので、注意してくださいね。
野球
短時間の雨であれば開催されますが、雨が降り続くと地面がぬかるんでしまうため、決定権を持つ人の判断によって中止になる可能性があります。
野球を観戦する立場の場合は、雨よけとしてレインコートを使用してください。
傘を使用すると他の観戦者の視界を妨げてしまう恐れがあります。
運動会
学校の判断で開催や中止が決定されます。
夜間ポツポツと雨が降り続いていた場合など、グラウンドが濡れていて競技に支障がでる場合は延期になるかもしれません。
開催中にポツポツと降水量1mm程度の雨が降ってきた場合は、残りのプログラムと雨の強さによって判断されるようです。
キャンプ・バーベキュー・ディズニーなどレジャーへの影響は?
降水量1mmの雨がどのくらいの時間降り続くかによって、レジャーにも影響が出ます。
雨が降り続くのであれば、キャンプやバーベキューはおすすめしませんが、ディズニーランドでは、特別なミニパレードが行われたり、雨の日を楽しむことができますよ。
キャンプ
雨が短時間で止む予報であれば、対策をすることで楽しむことができます。
キャンプでは、耐水加工がしっかりされているテントを使いましょう。
事前に防水スプレーをかけておくと耐水性がアップしますよ。
土よりは芝生、芝生より砂利といったように水はけのよいところにテント張り、ペグを普段よりも深く挿しましょう。
心配な場合は、上から大きな石を置いて、重石にすると良いですよ。
また、両手が使えなくなってしまうため、テントを張るときに傘は使えません。
レインコートを持参したほうが安心です。
バーベキュー
雨が降ると、湿気が多くて炭をおこすのが大変になるため、雨の日のバーベキューはおすすめしません。
火の粉が舞い上がってタープを焦がしてしまう可能性もあります。
雨が降り続くときは。ガスバーナーを使って料理するこなど、方法を替えてみてはいかがでしょうか。
ディズニー
ディズニーランドにあるアトラクションの4分の3は屋内にあります。
待ち列も屋内にあるところが多いため、濡れずに楽しむことができますよ。
また、ディズニーでは、雨の日を楽しむためのレイングッズも販売しており、突然の雨でも心配ありません。
雨に濡れても平気な方は、どんどん屋外のアトラクションに乗って楽しんでくださいね。
人気のアトラクションでも、待ち時間が少なく乗れるかもしれませんよ。
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降水量1㎜の雪ってどれぐらい降る?気温1℃以上の場合
1℃以上の気温での降水量1㎜は、雪予報でも雨混じりの雪になります。
1㎜の雨が降るのと同じ量、ポツポツと降る程度です。
量にすると、だいたい1時間で1ミリです。
30分以上濡れる場所にいると、多少服などが濡れてしまいます。
10~20分程度の短時間なら、傘は必要ないレベルになります。
では、そもそも降水量1㎜とはどれぐらいの量なのか、具体的にみていきましょう。
降水量とは、ある観測地点に1m四方の箱があり、その箱に1時間の間に溜まった水の量を指します。
正確に言えば、量というより高さです。
1㎜はミリリットルではなく、ミリメートルです。
箱に溜まった水が何ミリ、何センチの高さがあるかを測ったものになります。
これは雪でも同じです。
1時間に溜まった雪をヒーターの熱でとかして水にします。
そのとけた水の高さを測ったものが、雪の降水量になります。
ちなみに、あられやヒョウも同じように計測するらしいですよ。
では、気温が1℃以上の場合、降水量が1㎜だと雪は積もるのでしょうか?
1℃以上は雨混じりの雪になるので、積もりません。
地面に落ちた雪は、雨で一瞬でとけてしまいます。
長時間でなければ、傘をささなくても大丈夫な強さです。
ただ、雪だけの1㎜と雨混じりの1㎜だと、雨混じりの方が濡れてる感じがするかもしれません。
積もることはありませんが、1℃以上の日に雪予報のある日は雨に変わることもありますので長時間外出するようなら、折り畳み傘を持っていた方がいいかもしれませんね。
降水量1㎜の雪ってどれぐらい降る?気温0℃以下の場合
0℃以下の気温の降水量1㎜だと、雪はパラパラ降る程度。
30分以上の長時間でなければ、外出時に傘は必要ないレベルです。
なんだ、雨と同じかと思われるかもしれません。
しかし、0℃以下だと雨が雪に変わり、雪だけが降る気温です。
雪の種類は、寒い場所で降る粉雪。
暖かい場所で降る湿ったぼたん雪など、雪の種類が色々あります。
そのため、一概にどのぐらい降って、どのぐらい積もるとは言えません。
よく言われるのが、降水量1㎜なら1時間に1㎝程度。
北海道などの寒い地域なら、1時間に3㎝程度積もると言われています。
雨の日は傘をさすのに、雪は傘をささない人がいるように、雨よりも濡れた感じもしないかもしれません。
しかし、長時間の外出時は、折り畳み傘を持っていった方が安心です。
いつ雪が強くなるかもわかりませんからね。
私も雪だから傘を差さずに外にいたことがありますが、時間が経つと髪も服もびしょびしょ。
雪が解けたらただの水ですからね。
寒くて風邪もひきやすいので、雪に当たりすぎないようにしてくださいね。
ちなみに、1時間に1㎝といえど、積もれば滑ります。
自転車や車の運転、歩くのも慎重に進んでくださいね。
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まとめ
降水量1mmとは、近場であれば傘をささずに移動できる程度の雨だと言えます。
言葉で表わすと「パラパラ(Light Sprinkling)」といった感じでしょう。
長い時間、雨の中にいると濡れますから、遠くへ移動する時は傘が必要です。
また、自転車に乗るときは、傘を使用することはできません。
レインコートなどの雨具を使って、雨を防ぎましょう。
雨に濡れるとびしょ濡れになるだけだなく、風邪や低体温症の原因になってしまう場合もあります。
雨が降っているときに自転車に乗ると、視界が狭くなりますから気を付けてくださいね。
降水量が1mmでも、降り続くとスポーツイベントやレジャーに影響がでます。
雨予報の場合は、対策をしてから出かけると良いでしょう。
ゴルフや釣りなど、ひとりで行えるものは雨具を使用しながら続行できます。
しかし、チームで行う野球や運動会などは決定権を持つ人の判断によって中止となる場合があります。
雨が降り続く時のキャンプやバーベキューはおすすめしませんが、ディズニーのように雨が降っているからこそ楽しめることもあります。
降水量1㎜の時、1℃以上の気温であれば雪は雨混じり。
1㎜の雨と同じようにパラパラ降る程度で、雪も積もりません。
0℃以下の寒い時は、1時間に1㎝ぐらい積もります。
寒い地域では、3㎝ぐらい積もることもあります。
降水量1㎜は、雨でも雪でも大した量は降りません。
しかし、30分以上外にいる時は、それなりに濡れてしまいます。
「降水量1mm」の雨量を知ることで、雨とうまく付き合っていきましょうね。