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栗の渋皮煮が硬い!甘くない!ほっくりと復活させる方法はある?

栗の渋皮煮が硬く仕上がってしまった時は、汁も含めて渋皮煮ごとすべて冷凍したのちに解凍するか、もう一度圧力鍋で煮てみることで柔らかくなりますよ。

 

一度冷凍と解凍を繰り返したのに柔らかくならないときは、何度か冷凍と解凍を繰り返してみてくださいね。

 

また栗の渋皮煮が甘くない時は、もう一度重曹を入れて煮直すか、いっそのこと渋皮をむいて茹で栗にしてみることをおすすめします。

 

この記事では、

・栗の渋皮煮が硬いときの復活&救済方法

・栗の渋皮煮が硬くなってしまった原因

・栗の渋皮煮が甘くないときの救済方法

・栗の渋皮煮が甘くならない原因

について解説しますので、栗の渋皮煮にチャレンジしてみたけど失敗した、という方は是非参考にしてみてくださいね。

 

 

栗の渋皮煮が硬いときの復活・救済方法はある?

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栗の渋皮煮が硬く仕上がってしまった時は、

・汁も含めて渋皮煮ごとすべて冷凍したのちに解凍してから食べる

・圧力鍋で再度煮る

の2つの方法があります。

 

一度冷凍して解凍しただけで柔らかくならないときは、冷凍と解凍を何度か繰り返すと柔らかくなりますよ。

 

小分けにして冷凍しておけば、作りすぎて一度に全部食べきれないときにもおすすめの方法なのでぜひやってみてくださいね。

 

冷凍して解凍するまでの時間がかかってしまいますが、それだけで柔らかくなるなんて簡単にできて良いですよね。

 

手っ取り早く柔らかくしたいときは圧力鍋で汁ごと5~6分煮ましょう。

 

しかし残念ながら、栗が元々硬い場合には、砂糖を加えた後で圧力鍋で煮ても、柔らかくならないことがあるので注意しましょう。

 

また、柔らかくなったとしても冷蔵庫で冷やすとまた硬くなることがあります。

 

冷凍したり圧力鍋で煮るのがちょっと面倒だと感じたり、それらをやっても柔らかくならなかったらそのまま食べずにリメイクしても良いですね。

 

大学芋っぽくして食べたり、砕いてパウンドケーキを作ったり、ミキサーでペースト状にしてヨーグルトやアイスにかけてもおいしそうですね。

 

栗の渋皮煮が硬くなってしまったのはなぜ?原因は?

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栗の渋皮煮が硬くなってしまうのには、以下の2通つのパターンがあります。

  1. 栗そのものに原因がある場合
  2. 煮る段階に原因がある場合

 

それぞれの方法を詳しくみていきましょう。

 

 

栗そのものに原因がある場合

まず、栗そのものに原因がある場合ですが、栗がまだ食べ頃ではなかったり、鮮度が落ちて水分が抜けていることが硬くなる原因です。

 

砂糖を数回に分けたり加えたり、下茹でをしっかりしても硬い場合は、栗そのものが硬い可能性があります。

 

ですので、なるべく新鮮な栗を使うことが渋皮煮をほっくりと作る大事なポイントになります。

 

皮がツヤっとしていて表面がツルツルになっていたり、ずっしり重みがあって形が丸みを帯びているものを選びましょう。

 

また、水に入れて浮いてきたら水分が抜けてしまっている可能性が高いので、この栗を使用することも避けたほうが良いですね。

 

煮る段階に原因がある場合

次に煮る段階に原因がある場合ですが、このときのキーワードは砂糖と下茹でです。

 

砂糖を入れる際に、

・分量すべてを一気に入れるのではなく2.3回に分けて入れる

・砂糖を加えてから煮詰めすぎない

・まだ煮えていないのに砂糖を入れない

を徹底できていないと硬く仕上がってしまいます。

 

しかしながら、砂糖を加えてからは浸透圧が影響するため、実がギュッと詰まってしまいそれ以上柔らかくするのは難しいので、渋皮煮を作るときは下茹でがとても大切になってきます。

 

下茹では沸騰してから弱火で30~40分茹でるのを2~3回繰り返し、重曹を使ってアク抜きも入念に行いましょう。

 

下茹での段階で圧力鍋を使って茹でると、柔らかくなりやすくなりますよ。

 

 

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栗の渋皮煮が甘くないときの復活・救済方法って?

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栗の渋皮煮が甘くない時、復活させる方法が2つあります。

  1. 重曹で煮直す
  2. 渋皮をむいてリメイクする

 

それぞれの方法を詳しくみていきましょう。

 

重曹で煮直す

甘くないのは渋みが強すぎたり、アクが残っている可能性があります。

重曹を入れて煮直して、砂糖も入れ直してみましょう。

 

最初に作った時に出たシロップは、苦い場合があります。

勿体ないですが、シロップは廃棄してください。

 

煮直し方

①鍋に水、重曹、栗を入れて沸騰させ、10分ぐらい弱火で煮ましょう。

 

②アクが出たらすくって、流水で流しましょう。

一度煮ている栗は柔らかいです。

表面を傷つけないように、ザルを使ったり、直接流水を当てないようにしてくださいね。

 

③上の①~②の作業をあと2回繰り返します。

 

④水と栗だけを沸騰させて、弱火で5分煮ます。

 

⑤流水で重曹を洗い流します。

 

⑥水と栗、砂糖を3分の1入れて、弱火で10分煮ます。

 

⑦10分後、再び砂糖3分の1を入れて弱火で煮ます。

 

⑧10分後、残りの砂糖を入れてさらに弱火で10分煮ます。

 

これで甘くなります、試してみてくださいね。

 

渋皮をむいてリメイクする

もう煮直すのが面倒臭い。

煮直したけどやっぱり甘くならなかった…。

 

そんな時は渋皮をむいてみてください。

中の栗は甘い、もしくは味がなければ腐ってないので大丈夫です。

 

ただの茹で栗なので、栗ご飯やペーストにしてお菓子に使うなど、リメイクしましょう。

 

栗の渋皮煮が甘くならないのはなぜ?原因は?

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栗の渋皮煮が甘くならない原因は2つあります。

  1. アクが取り切れていないため
  2. 砂糖を分けずにいれたため

 

それぞれの原因について、詳しくみていきましょう。

 

アクが取り切れていないため

渋皮には必ずアクがあります。

アク抜きが不十分だと、渋く苦い渋皮煮ができてしまいます。

 

薬品を使わずに、熱湯で繰り返し煮ることでアク抜きも可能です。

ただし、失敗も多く時間もかかります。

 

食品用の重曹はなんの問題もありませんし、流水で流すのでそこまで気にする必要はないかと思います。

重曹を入れて、繰り返しアク取りをしてみましょう。

 

また、渋皮の表面に黒い筋があれば、最初に取り除くようにしてください。

筋を取らないまま煮てしまうと、アクはもちろん、色味も汚い仕上がりになってしまうためです。

 

砂糖を分けずに入れたため

砂糖を一気に全て入れてしまうと、栗に甘味が浸透しません。

 

少しずつ入れて煮ることで、栗と砂糖水の間に浸透圧がおきます。

これにより、栗の中に砂糖が染み込むので甘くなります。

 

手間はかかりますが、3回ほどに分けてすこしずつ入れるようにしましょう。

 

また、単純に砂糖の量が少なくても甘くなりません。

目分量でできる方はいいですが、慣れるまではきちんと量るようにしましょう。

 

砂糖の分量は、栗1kgに対して500g。

砂糖は栗の半分の量を目安に準備してください。

水は、栗の頭が隠れるぐらいの量で煮てくださいね。

 

 

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まとめ

秋になると必ず食べたくなるものといえば栗ですよね。

栗ご飯や栗きんとん、スイーツなど考えただけでもワクワクしてきます。

 

栗料理の中でも手間がかかる渋皮煮をせっかく作ったのに、レシピ通りなのに硬くて食べられないのは悲しくて落ち込んでしまいますよね。

 

そんなときは圧力鍋で再度煮たり、冷凍してから解凍すれば柔らかくなっておいしく食べることができますよ。

 

また栗の渋皮煮が甘くないのは、アク抜きが不十分だったり、砂糖を分けて入れなかったりといった原因が考えられます。

 

重曹を入れて煮直す

・渋皮をむいて茹で栗としてリメイクする

といった方法で復活させてみてください。

 

失敗してもやり直しがきくので、硬くなったり甘くなかったりするときは、一度試してみてくださいね。

 

それでもダメなら、栗ごはんやマロンペーストなどにリメイクするのもおすすめですよ。