暑い季節になると、各家庭の冷蔵庫に必ずといっていいほど入っている麦茶は、とても飲みやすくてがぶがぶ飲んじゃいますよね。
ノンカフェインでミネラルも豊富な麦茶ですが、「水を飲むのは苦手だけど、麦茶なら美味しくて飲みやすいから好き」という方も多いと思います。
夏の水分補給として定番の麦茶は、飲み過ぎると太るなんていう噂がありますが、それはウソです。
麦茶をいくら飲んでもカロリーはないため太るということはありません。
しかし厳密にいうと、飲み過ぎたことによって、太りやすい体質になってしまうことがあるので注意が必要です。
どうして太りやすい体質になってしまうのか、飲み過ぎによるデメリットについてお伝えしていきますね。
麦茶を飲みすぎると太るってホント!?真偽を検証!
麦茶って美味しくて飲みやすいからついがぶがぶ飲んじゃいますよね。
麦茶を飲むと「あぁ、夏が来た」と感じるくらい夏に飲みたいお茶ナンバーワンです。
しかもノンカフェインだし、ミネラルも豊富だし、赤ちゃんも飲んで平気なんだから、大人がたくさん飲んでも問題ないと思われています。
しかし、だからといって決して飲み過ぎてはいけませんよ。
麦茶自体にはカロリーはほとんどないので、カロリーの面では問題ありません。
麦茶を飲むことで太る、ということはありません。
では、「カロリーがないんだったらたくさん飲んでも平気なのでは?」と思われがちですが、そうではないんです。
基本的に、冷蔵庫で冷やした麦茶に氷を入れて飲むことが多いと思いますが、実はそれがよくないんです。
麦茶にはもともと体を冷やす作用があるんですが、氷を入れてさらに冷やしたものを飲むと体が冷えすぎてしまいます。
しかも喉が乾いていると、ついがぶがぶと一気に飲んでしまいますよね。
一気に飲むことで体が冷えすぎてその結果、むくんで代謝が悪くなってしまいます。
これがずっと続くとだんだんと太りやすい体質になってしまうんです。
このことから、麦茶を飲み過ぎると太るという噂が立っていると思われます。
麦茶を飲みすぎるとどうなる?デメリットを解説!
私も麦茶が大好きでたくさん飲んでしまいますが、「飲み過ぎるのは少し控えようかな…」と思ったデメリットをお伝えしますね。
先ほどお伝えしたように、キンキンに冷えた麦茶を飲みすぎるのはよくないとお伝えしましたが、それに加えて慢性的な冷え性になってしまう可能性もあるんです。
たまにであれば問題はないと思いますが、日常的にキンキンに冷えた麦茶を飲むことは避けたほうが良さそうですね。
どちらかというと、麦茶を飲みすぎると良くないというよりは、冷たくしすぎないことが大切でしょう。
冷たくしすぎるとお腹を下してしまう原因にもなりますし、できれば氷を少なくするか、入れないで飲むのがいいでしょう。
本当であれば常温やホットで飲むことをオススメしますが、暑い日にホットや生ぬるいものは飲みたくないですよね。
冷えた麦茶を飲みたい場合はせめて一気に飲むのではなく、ちびちびと少しずつ飲むのが良いでしょう。
ごくまれにですが、大麦アレルギーを発症する可能性があるので、飲んで気分が悪くなったらすぐに飲むのを中止してくださいね。
まとめ
常温やあまり冷たくない麦茶を飲むだけでは太りませんが、キンキンに冷えた麦茶を飲みすぎると体が冷えて、代謝が悪くなり、太りやすい体質になってしまうんです。
痩せたいと思ってたくさん水分を取ろうと必死になっていたのに、逆に太りやすくなっていたなんて辛すぎますよね。
太りやすくなるほかにも、冷え性になったり、お腹を下したり、時にはアレルギーを発症する可能性があるので十分に注意してくださいね。
よかれと思って飲んでいたのに「実は体にとって良くなかった…」というのは悲しいですもんね。
ノンカフェインでミネラルも豊富な夏にぴったりの麦茶ですので、摂取量や飲み方を工夫しておいしく健康にいただきましょうね!