生クリームの冷凍はパックのままでもOKです。
ただし、加熱調理にしか使えません。
お菓子作りに使うなら、泡立ててから冷凍しましょう。
賞味期限は3週間程度です。
この記事では
- 生クリームの冷凍は液体のままするとダメな理由
- 冷凍生クリームの賞味期限
などについて詳しくお伝えしますので、良かったら参考にしてくださいね。
生クリームの冷凍は液体のままするとNG⁉理由を解説!
生クリームの冷凍は、液体のまましてもOKです。
ただし、冷凍したあとに泡立てることができません。
成分も分離してしまうため、液体として加熱調理にしか使えません。
お菓子作りに使いたい人、泡立てたフワフワのものを使いたい人にはNGです。
必要なら砂糖を入れて、しっかり泡立ててから冷凍するようにしましょう。
では、液体のまま冷凍するとどうなるのでしょうか?
お菓子作りに使うにはNGな理由についても紹介していきます。
生クリームは、液体のまま冷凍すると成分が分離してしまいます。
冷凍すると、生クリームの脂肪を覆う膜が壊れ、脂肪分と水分が分離します。
分離すると、泡立てができなくなり、食感や口当たりも悪くなってしまいます。
そのため、液体のまま冷凍したものは加熱しないと使えないのです。
液体の生クリームは色々な料理で使えます。
パスタやリゾット、グラタン、ポタージュなど、結構使い道あるんですよ。
少量余ってしまった時は、パックのままジッパー付きのビニール袋に入れて冷凍しましょう。
たくさん残っている時は、製氷機やお弁当のシリコンカップに小分けにして冷凍しましょう。
冷凍する時は、必ず密閉してくださいね。
密閉しないと、冷凍庫に入っているものの臭いが移ってしまうからです。
もしお菓子作りに使いたい場合は、甘くしたいなら砂糖を入れてからしっかり泡立てましょう。
ツノが立つまで、しっかり泡立ててくださいね。
泡立てておくと冷凍しても脂肪の分離はおきないため、美味しく食べることができます。
絞り袋で絞ったもの、スプーンですくったものでもいいです。
急速冷凍して、固まったらビニール袋に移し替えてもOKです。
密閉してから冷凍してくださいね。
ちなみに、解凍方法はこちら↓
- 温かい飲み物へのトッピング:凍ったまま
- お菓子生地への混ぜ込み:冷蔵庫で30分解凍
- 冷たい飲み物・ケーキへの飾り付け:冷蔵庫で30分解凍
- グラタンやパスタソースなどの加熱料理への使用:凍ったまま
余りがちな生クリーム。
上手に冷凍、解凍して色々なものに使ってみてくださいね。
生クリームを冷凍したときの賞味期限はどのくらい?
生クリームを冷凍したときの賞味期限は、3週間ほどです。
液体、泡立てたもの、どちらも同じぐらいの日持ちです。
ただし、3週間はあくまで目安です。
生クリームも普通にカビますし、腐ります。
使う前、食べる前に必ず以下のことをチェックしましょう。
- 酸っぱい臭い、変な臭いがしないか
- 極端に黄色くなっていないか
- カビが生えていないか
- 変な味がしないか
変なところがあれば、腐っている可能性があります。
食べると腹痛や嘔吐がおきる可能性もあります。
冷凍しているからと安心せず、しっかりチェックしてから使うようにしてくださいね。
まとめ
生クリームは液体のまま冷凍してもOKです。
ただし、必ず加熱調理してから使うようにしてください。
液体のまま冷凍すると、脂肪分が分離して口当たりが悪くなります。
冷凍後は泡立てることもできないです。
そのため、お菓子作りに使う人、フワフワの生クリームを使う人にとっては、液体のまま冷凍するのはNGです。
お菓子作りに使う時は、必要なら砂糖を入れ、泡立ててから冷凍しましょう。
冷凍したときの賞味期限は3週間ほどです。
しっかり密閉して、臭い移りしないようにしてから冷凍してくださいね。