生チョコはチョコレートと生クリームを混ぜて作りますが、生クリームを牛乳に変えても作る事ができます。
固まらない場合は、生クリームで作るレシピの分量通りに牛乳を加えてしまう事が主な原因です。
この記事では
・なぜ生チョコが牛乳で固まらないのか
・生クリームを牛乳で代用した時の分量は?
・生チョコを牛乳で作るときのコツ
などをお伝えしますので、バレンタインなどのイベントで生チョコを作ってみたいかたは是非参考にして下さい。
生チョコが牛乳で固まらないのはなぜ?分量に問題あり?
生チョコを作る時に生クリームの代用として牛乳を使う場合、レシピが生クリームを使ったものであれば分量を変更する必要があります。
生クリームと同じ分量の牛乳を加えてしまうと、多くの場合牛乳が多すぎてチョコレートが柔らかくなりすぎます。
ゆるすぎるチョコレートは冷やしても固まりませんので、失敗の原因となります。
見た目は似ている生クリームと牛乳ですが、乳脂肪分の含有量は大きく違います。
牛乳は生クリームの1/10程度の脂肪分しか含まれておらず、チョコレートとのなじみが悪いのです。
そのぶん固まりにくいため、分量を減らす必要があります。
レシピにもよりますが、最初は生クリームの半分くらいの分量で試してみて、様子を見ながら少しずつ足していけば失敗しにくいです。
もしゆるくなりすぎてしまったら、チョコレートを足しましょう。
また、冷やす時間が短すぎるという事も考えられますので、すぐに固まらなくても一晩寝かせて様子をみるのもいいでしょう。
それでも固まらなかった場合は、もう一度温めなおしてチョコレートを足して下さい。
もちろん、そのままでも美味しくいただけるので、ソース状のものをパンにかけたりアイスに添えたりしてもOKです!
生チョコ作りを牛乳で代用するときのコツやポイントとは
生クリームを牛乳で代用した場合、脂肪分が足りずコクのない仕上がりになってしまいますので、バターなどを足したほうが美味しくなります。
カロリーが気になるかたはそのままでもいいですが、美味しい生チョコにするためには、少しバターを足したほうがいいでしょう。
牛乳は生クリームより水分が多いので、油脂分を多く含むチョコレートと混ぜると分離しやすいのが難点です。
コツは、牛乳を加える時に一気に入れず、少しずつ足していくようにすることです。
少量をゆっくりと混ぜていくと分離が起こりにくくなるので、よりなめらかで美味しい生チョコに仕上がりますよ。
チョコレートと牛乳の温度に差があると、こちらも分離の原因になりますので、先に溶かしたチョコレートとの温度差を少なくするために、温めた牛乳を加えると良いでしょう。
また、加えるチョコレートのカカオの分量にも注目して下さい。
チョコレートに含まれるカカオ分量が少ないほど固まりにくいので、牛乳の量を生クリームの半分以下に減らしても固まらない場合は、チョコレートを変えてみます。
一般的に製菓用のチョコレートはカカオが多く含まれています。
製菓用>市販の板チョコ
さらに市販の板チョコの種類によっても、カカオの含有量は異なります。
ブラックチョコ>ミルクチョコ>ホワイトチョコ
分量通りに作ったけれども固まらない場合は、
・チョコレートを足してみる。
・他のチョコレートで作る。
・牛乳の分量をさらに減らす。
のいずれかの方法を試してみて下さいね。
まとめ
生チョコは生クリームを牛乳に変えても作る事ができますが、分量は減らす必要があります。
生クリームのレシピで、牛乳を分量通りに加えてしまうと水分が多くなりすぎて固まらなくなってしまいますので、半分くらいに減らして下さい。
コクを出すには、バターを加えて下さい。
分量を減らしても固まらない場合は、チョコレートをカカオが多いものに変更して作ってみて下さい。
チョコレートはとてもデリケートなお菓子なので、なるべくレシピ通りに作るのが理想です。
もともと牛乳を使った生チョコのレシピもたくさん紹介されているので、美味しそうなものを見つけたら是非試してみて下さい。