お役立ち情報サーチ

日常の中で役立つ情報をお届けします♪

梨ジャムのとろみがつかないのはなぜ?対処法もあわせて解説!

梨ジャムが固まらないときは、ペクチンパウダーを入れたり、レモン汁や砂糖を足したり、さらに加熱をしましょう。

 

ペクチンと酸、砂糖がそれぞれ反応してジャムは固まり始めるため、ペクチン不足や酸や砂糖不足、加熱が足りないと固まりにくいです。

 

ペクチンと酸、砂糖と熱によってそれぞれ反応しあってジャム特有のとろみがつくのでバランスが非常に重要です。

 

この記事では

・梨ジャムが固まらないときの対処法

・梨ジャムが固まらない原因

・梨ジャム作りで失敗しないためのコツ

を紹介しますので、梨ジャム作りにチャレンジしようと思っている方や失敗してしまったという方は是非参考にしてみてくださいね。

 

 

梨ジャムが固まらないときの対処法って?とろみはつけられる?

f:id:stur26:20210821111510j:plain

梨ジャムが固まらないときは、ペクチンパウダーを入れたり、レモン汁や砂糖を足したり、さらに加熱をしましょう。

 

ペクチンと酸、砂糖と熱によってそれぞれ反応しあってジャム特有のとろみがつくのでバランスが非常に重要です。

 

そもそも「ペクチン」って何かご存知でしょうか?

 

ペクチンは果物や野菜に含まれており、天然のゲル化剤で、熟す段階によって含まれる量が変わる成分なんです。

しかも便秘や下痢にも効果的ですし、ガン予防にもなる優秀な食物繊維です。

 

ペクチンパウダーが手に入らない場合は、りんごの芯と一緒に煮詰めると良いですよ。

ペクチンパウダーはりんごが原材料なんですが、それくらいりんごにペクチンが豊富とは驚きですよね。

 

だからりんごはお腹に優しいといわれたり、ガン予防になるといわれているんですね。

 

さらにレモン汁や砂糖を足すことでとろみが付きます。

 

また梨は90%近くが水分のため水っぽくなりがちなので、煮詰める時間を長くしたり、沸騰させたりして水分を蒸発させましょう。

 

みずみずしい梨はおいしいですが、ジャムにするときは気を付けないといけないんですね。

 

ただしジャムは冷めたら固まると基調があるため、なかなか固まらないからといって必要以上に加熱しないよう注意してくださいね。

 

梨ジャムが固まらない原因って何失敗しないコツは?

f:id:stur26:20210821111514j:plain

ペクチンと酸、砂糖がそれぞれ反応してジャムは固まり始めるため、ペクチン不足や酸や砂糖不足、加熱が足りないと固まりにくいです。

 

ペクチンは100度以上でないと溶けないため、温度が低いままトロトロと煮詰めるだけだと加熱不足になることがあります。

 

梨はペクチンの量が少ない果実です。

梨以外にもいちご、ぶどう、桃、ブルーベリーなどもペクチンの含有量が少なく、成熟するとさらに量が減ってしまいます。

 

また、ジャムを作るのに必要な砂糖の量は果物の60%以上と、とても多いです。

「こんなに砂糖を入れるの?」と勝手に減らしてしまうと、ペクチンが反応せず固まらなくて失敗してしまうことがあります。

 

市販のペクチンパウダーを使えば砂糖を減らせるため、ダイエット中にも安心して手作りジャムを食べられますし、煮詰める時間も短縮できるので時短にもなり便利ですよ。

 

またレモンはペクチンを多く含むため、レモン汁も忘れずに入れるようにしましょう。

 

レモンがないときはポッカレモンや酢でも代用が効きますが、酢を使う際には風味が変わってしまう場合があるので注意してくださいね。

 

ちょうど良い煮詰め加減は、水が入ったコップにジャムを少し垂らし、コップの中心でジャムが散ればちょうど良く、水面の近くで散ったら煮詰め不足です。

 

煮詰めすぎてしまったときは固まったままコップの底に沈んでしまうので参考にしてください。

 

まとめ

梨をたくさんもらい食べきれないからジャムにしようと作ったはいいものの、水っぽくてジャムにならなかったらショックですよね。

 

水っぽくなっても落ち込まず、レモン汁や砂糖を足したり、さらに煮詰めることでリカバリー可能だとは知りませんでした。

 

ジャムが固まるにはペクチンや酸、砂糖と煮詰め具合のバランスがとても大切なんですね。

 

ジャムのとろみに重要なのはペクチンなので、最初から「ペクチンパウダー」を使えば失敗しにくく、ラクで簡単なのでおすすめです。

 

お伝えしたことに気を付けて、おいしい梨ジャムを作ってみてくださいね。