肉まんの皮を白くするコツは、よくこねてから蒸す時間を短くすることです。
皮が黄色くなる原因は、こねが足りなかったり、蒸す時間が長すぎたり、火加減が強い場合が多いからです。
表面をつるんと仕上げるには、火加減や蒸し時間を調節し、蓋の水滴を落とさないことが大事です。
この記事では
- 肉まんの皮を白くするコツ
- 肉まんの皮が黄色く蒸しあがる原因
- 肉まんの表面がボコボコする原因
- 肉まんの皮をつるんと仕上げるコツ
などについて詳しくお伝えしますので、良かったら参考にしてくださいね。
肉まんの皮を白くするコツって?黄色く蒸し上がるのはなぜ?
肉まんの皮を白くするコツは、2点。
よくこねることと、蒸す時間を短くすることです。
皮が黄色く蒸し上がる原因は諸説ありますが、よく言われている原因は3つ。
- 生地のこねが足りず、膨らみが悪くなる。
- 蒸す時間が長すぎる。
- 火加減が強すぎる。
それぞれの原因について、詳しくみていきましょう。
-
こね不足
生地をこねるときは、100回ぐらい行いましょう。
それより少ない回数だと、グルテンの膜がしっかり作られておらず、生地が均一に蒸せません。
しっかり膨らまないと、黄色い皮に蒸し上がってしまいます。
あとで紹介しますが、こね不足は表面がボコボコになる原因にもなります。
白くてつるんとした肉まんづくりのためにも、生地はしっかりこねるようにしましょう。
-
蒸す時間が長すぎる
レシピによっては20分以上蒸すというものもあります。
蒸す時間が長すぎると、表面が黄色くかたくなってしまいます。
おすすめなのは、中火で10分蒸してから、火を止めて5分放置です。
火を止めてすぐに蓋を開けると、肉まんがしぼんでしまいます。
5分放置が大事なので、開けずに待ってくださいね。
-
火加減が強すぎる
強火で一気に蒸すレシピもありますが、やはり黄色くかたい仕上がりになってしまいます。
中火10分+予熱5分で火は通りますので、火加減を強くしすぎないようにしてくださいね。
-
材料によるもの
他にも、黄色くなりやすい材料を使ってる場合もあります。
例えば、サラダ油やスキムミルク、三温糖やキビ砂糖も黄色くなりやすいようです。
サラダ油はラード、スキムミルクは牛乳に。
砂糖はグラニュー糖に替えると黄色くなりにくくなります。
作り方、材料も見直して作ってみてくださいね。
肉まんの表面がボコボコしてる…つるんと仕上げるコツは?
肉まんの表面がボコボコするのは、皮が黄色くなる原因と同じで、こね不足、蒸し時間と火加減が適切ではないためです。
つるんと仕上げるには、生地を100回こねて、中火で10分蒸したあと、蓋を開けずに予熱で5分蒸しましょう。
こね不足は、表面が均一にならないため綺麗に膨らみません。
100回しっかりこねることで、グルテンの膜がつくられます。
そのおかげで、蒸し上がりはつるんとした表面になります。
また、蒸し器の蓋についた水滴が肉まんに落ちてブヨブヨになることがあります。
蓋には布巾を巻き付け、水滴が落ちてこないようにしてください。
しっかりこねて、蒸し時間と火加減に注意しながら作ってみてくださいね。
まとめ
肉まんの皮を白くつるんと仕上げるには、生地を100回しっかりとこねましょう。
しっかりこねるとグルテンの膜ができ、表面はつるん、均一にしっかり膨らむようになります。
蒸す時には、中火で10分、火を止めて蓋をしたまま予熱で5分蒸しましょう。
蒸し時間が長すぎたり、火加減が強すぎると、皮が黄色くかたくなってしまいます。
途中で蓋を開けると表面がボコボコになるため、蓋をしたまま予熱5分をしっかり守ってくださいね。
また、蒸し器の蓋には布巾をまいて、肉まんに水滴がつかないようにしてくださいね。