入浴中のマッサージはやはり避けたほうが良いです。
一方で、入浴後のマッサージは美容にとってとっても効果的!
美容のことを考えるなら、お風呂に入った後でマッサージをするのが一番です。
またお風呂で全身を洗うときの最適な順番は「クレンジング→湯船→シャンプー、トリートメント→体洗い→洗顔」です。
クレンジングでメイクを落とし、毛穴を開かせるために湯船に浸かって、洗髪、体洗いをすることで、効率的かつ洗い残しがなくなるので、とってもオススメの順番ですよ。
この記事では、美容に効果的な入浴法とマッサージ、美容に良いお風呂の入り方の順番や、お風呂で洗顔するのはよくないのかについてお伝えします。
- お風呂でマッサージはよくない?美容に効果的な入浴法って?
- マッサージするなら入浴後!お風呂上がりにおすすめケア方法!
- 正しいお風呂の入り方とは?美容に良い順番をご紹介
- お風呂で洗顔するのはよくないってホント?いつするのが正解?
- まとめ
お風呂でマッサージはよくない?美容に効果的な入浴法って?
入浴中のマッサージはなぜよくないと言われているのでしょうか。
入浴中にマッサージを行うと、副交感神経が刺激されるため、血管が拡がり血圧が下がります。
そして浴槽から出ることで体温が急速に下がるため血管が収縮され、反対に血圧が上がります。
お風呂でマッサージをすることで、血圧が急速に上がって脳へ届けられる血液が不足する為めまいや立ちくらみ、貧血を起こしやすくなるんです。
すべての人に当てはまるわけではありませんが、低血圧の人や自律神経が乱れている人は特に危険です。
低血圧・自律神経の乱れがない場合でも、その日の体調によって同じことが起こる可能性があるので、入浴中でのマッサージは避けた方が無難でしょう。
反対に、きちんと入浴すれば入浴後のマッサージはむくみに効果が高いと言われていますので美容に効果的な入浴法について、以下にまとめますね。
①湯の温度は38~40℃くらい
湯温は38~40℃程度のぬるめにしましょう。
熱い湯は気持ちがいいですが、芯から体が温まる前にのぼせやすくなります。
また、熱い湯は必要以上に皮脂が取れ乾燥しやすくなってしまいます。
肌の乾燥を防ぐためにもぬるめの温度がベストです。
②血流を促進される入浴剤を入れる
血流が良くなると言われているものや、リラックス効果の高い入浴剤を入れましょう。
好きな香りのものにしたり、保湿効果のあるものを選ぶと、より入浴が楽しくリラックスできます。
③入浴時間は15~20分を目安に
入浴時間は15~20分程度にしましょう。
長時間はいると汗をかいてスッキリするようですが、身体から水分が汗として必要以上に出てしまいます。
肌も乾燥しやすくなっているため汗ばむ手前でお風呂から上がるようにしましょう。
マッサージするなら入浴後!お風呂上がりにおすすめケア方法!
ここでは、お風呂上りにおすすめのケア方法をご紹介します。
むくみ取りに効果的な簡単マッサージ法
①両手をグーにして中指だけ少し飛び出るようにします。
中指の節を使い、外側・内側のくるぶしの周りやアキレス腱を円を描くようにくるくるとほぐしながら上下させます。
②足首から膝の裏にかけて両手で挟み、さすり上げるようにして上下させます。
③膝裏から足のつけ根に向かって手で引き上げるように両手でさすり上げます。
④床に座っている状態で脚を伸ばします。
ふくらはぎを持ち上げ、両手でつかみます。
そのまま高さをキープしつつ持ち上げた足首を大きく回します。
つかむ位置をずらしつつ合計4か所で行ない、終わったら反対側の脚も同様に行います。
⑤ ④同様座って両足を伸ばした状態にします。
片方の足を曲げて外側に倒した状態で両手で持ち上げます。
この時、両手とも内ももを掴むようにして持ち上げましょう。
ひざを曲げ伸ばしを繰り返します。
手の位置をずらしつつ4か所行ないます。
反対側の脚も同様におこないます。
簡単なマッサージですが継続することでむくみが取れてすっきりします。
マッサージのときには肌の摩擦対策にクリームを使うことが必須です。
そこでマッサージにおすすめのクリームもご紹介しますね。
おすすめマッサージクリーム3選
①ニベア青缶
どの家庭にも1個はありそうな大人気のニベアクリーム。
全身使えるし肌にも優しくまさに万能保湿クリームです。
保湿力はスクワランオイル・ホホバオイルが配合されているため効果が高いです。
100mlで¥54,000もする最高級クリーム、「クレームドゥー・ラ・メール」と成分が酷似していると一時話題になりましたよね。
コスパもとても良いので一度に沢山使っても罪悪感無しです!
②C.O.Bigelow(シー・オー・ビゲロウ)ボディークリーム レモン
C.O.Bigelowアメリカ製です。
容器のデザインもセンスが良いですが、効果も高いと評判です。
保湿、血行促進、皮膚代謝促進の効果がある成分が含まれているらしく、更にくすみ軽減もできます。
レモンの香りが爽やかで、お風呂上がりもさっぱりと使えそうです。
③メルヴィータ|ロルロゼ ブリリアント ボディオイル
全身のセルライトをケアするといわれており、マッサージを行う際に効果大です。
2018年の美的のベストコスメにも選ばれた超優秀オイルです。
100ml5000円前後と少々値は張りますが、お値段以上の効果だと評判です。
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正しいお風呂の入り方とは?美容に良い順番をご紹介
正しくお風呂に入ってキレイになるためには
クレンジング
↓
湯船
↓
シャンプー・トリートメント
↓
体洗い
↓
の順番を守りましょう。
毛穴をしっかり開かせて老廃物を出しやすくするために、まずはクレンジングでメイクを落とすことが大切ですよ。
このときに洗顔をすると、お風呂を出るまでに顔が乾燥しお肌が荒れやすくなってしまうので、注意してくださいね。
たしかに洗顔をしてから湯船にゆっくり浸かっていると、顔がカピカピになり乾燥したことがありました…。
クレンジング後は、軽く体を流してからぬるいと感じる38度くらいのお湯に、最大で30分程度、湯船に浸かりましょう。
個人差はありますが、熱すぎる温度や30分以上浸かるとのぼせることがあるので、自分の体調と相談してくださいね。
湯船から出たら、シャンプー、トリートメント→体洗いの順番で洗ってくださいね。
なぜ体を洗うのが後かというと、トリートメントは少し時間を置くことが多いと思うので、トリートメントをしながら体を洗えば効率的ですし、シャンプー、トリートメントの成分が体に残っていても体を洗うときに一緒に流せるからですよ。
洗い残しがあるとニキビなどの肌荒れの原因になるので気を付けましょう。
また、体洗いを後半に持ってくることでしっかりと毛穴が開いて、汚れが落ちやすくなりますが、毛穴が開いているということはお肌が敏感な状態になっているので、ふわふわの泡でなでるようにそっと洗ってくださいね。
最後は洗顔なんですが、洗顔については次の見出しで詳しくお伝えしますね。
お風呂で洗顔するのはよくないってホント?いつするのが正解?
湯船に浸かった後、全身を洗ってお風呂から出る直前のタイミングで洗顔すれば問題ないですよ。
たしかにお風呂から出る直前に洗顔をしたときは、いつもより毛穴の黒ずみがキレイになった気がしましたが、理にかなった順番だったんですね。
その際は、ぬるま湯程度までお湯の温度を下げてから、お肌をこすらないよう気を付けて、シャワーを直接顔に当てずに洗ってくださいね。
38度程度のお湯だと、顔の皮膚から必要な皮脂なども洗い流してしまいますし、シャワーの水圧は顔の皮膚にとっては刺激が強く、肌が傷つく原因にもなってしまいます。
お風呂で洗顔するときは、風呂桶にぬるま湯を張ってから洗顔をはじめると良いでしょう。
洗顔してお風呂から出た後はすぐに保湿をしてくださいね。
これらのポイントを守らないと、いくら良い化粧品を使ったり、美容に良いことをしていても、無駄になってしまうので注意しましょう。
私もメイクを落としたついでに洗顔を一緒にしていましたが、これからはクレンジングと洗顔は別物と考えたほうが良さそうですよね。
めんどくさいとシャワーをそのまま顔に当てて洗っていましたが、想像以上にお肌に良くないとわかり驚きました。
今回はお風呂に入るときの美容にいいとされる正しい順番についてお伝えしましたが、サウナに入った時の湯船とサウナの正しい順番も気になります!
サウナでの正しい順番については別の記事でまとめましたのでこちらも是非見てみてくださいね↓
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まとめ
お風呂に入ると体がほぐれるから、入浴中にマッサージをすることは効果が高い気がしますよね。
ですが入浴中は体に負担をかけてしまうためマッサージは入浴後に行ってくださいね。
入浴に関しても、長時間よりは20分程度にとどめていたほうが美容効果は高いです。
「クレンジング→湯船→シャンプー、トリートメント→体洗い→洗顔」の順番だと汚れが落ちやすくなり、洗い残しがなく効率的にお風呂に入ることができますよ。
また「お風呂で洗顔するのってよくない気がするけど、洗ってるよ…!」という人が多いと思います。
お風呂での洗顔は、毛穴が開くので汚れが落ちやすくなる一方、お肌が敏感な状態なので熱いお湯や少しの刺激にも弱く、いつも以上に気を付けましょう。
「美は一日にしてならず」といいますし、日々の積み重ねが大切なので、ぜひお伝えしたお風呂の入り方を試してみてくださいね。
気に入ったボディクリームで入浴後にマッサージを行って、スッキリしたボディを手に入れましょう!