お守りが壊れたときの対処法としては、明確な決まりはなく、自分の中で「そのお守りの役目が終わった」と感じたなら返納するといいでしょう。
大切に扱っていたはずのお守りが壊れた場合、まず忘れてはいけないのは神様に「感謝の気持ちを伝える」ことなんですよ。
なお、お守りが壊れてしまっても、「願いが叶うまで持っていたい」と思うのであれば、無理に手放す必要はなく、修繕しながら持ち続けても問題ありません。
またお守りは「身代わり」という意味があり、「なくした」「落とした」というのは、その役目を終えたということを表しています。
持ち主に降りかかってくる厄災を代わりに受けてくれるものなので、お守りがなければあなたに何かしらの厄が降りかかっていたのかもしれません。
紛失してしまったら、お守りに宿っている神様に感謝の気持ちを伝えてみてくださいね。
今回の記事では
・お守りのストラップが壊れたら返納すべきか
・お守りが壊れたら直して使ってもいいか
・縁結びのお守りを落としてしまったとき
・お守りを落としたら買い直していいか
などについてご紹介いたしますので、お守りのストラップが切れたときの対処法を知りたい方、お守りを落とした時どう対処すればいいか知りたい方は、是非参考にしてみてくださいね。
- お守りのストラップが切れた・壊れたら新しくても返納すべき?
- お守りが壊れた時に直すことってできる?直してもいい?
- 縁結びのお守りを落としたことに何か意味はある!?
- お守りを買ってすぐ落とすのは不吉?買い直しても大丈夫?
- まとめ
お守りのストラップが切れた・壊れたら新しくても返納すべき?
大切にしていたお守りのストラップが壊れたら、まず「それまでの自分を守ってくれたこと」や「自分の身代わりになってくれたこと」に感謝をして、購入した神社に返納するか、お焚きあげをしてもらうといいでしょう。
まず、お守りというのは「個人の気持ちの問題」によるものが大きいです。
お守りが壊れることを「お守の持ち主に振りかかるであろう災難から、神様が身代わりになって下さった」「願いが成就した」などと解釈する人もいれば、「お守りは、いつか壊れる。そのときは処分すればよい」と言う人もいますよ。
いずれにしても、お守りが壊れることは決して不吉なことではなく、「縁起が良い」とされることがほとんどです。
お守りが壊れたという程度では、縁起の悪さを心配する必要はなく、そのお守りは「役目を果たした」と解釈することもできます。
ただし、神様から授かったものを雑に扱ったせいで、壊れてしまった場合は、ご利益の効果も薄れやすいと言われています。
しっかりとご利益を得たいのであれば、大切に扱ってくださいね。
なお、お守りを直接買った場所で返納できない場合は、「神社で買ったものは神社へ」、「お寺で買ったものはお寺へ」返納するのがマナーです。
お守りが壊れた時に直すことってできる?直してもいい?
気に入っているお守りが壊れたら、「直してもいいのか」と悩む場合もあるかと思いますが、決まりはないので、修繕しても問題ありません。
大切にしていたものが壊れることは残念ではありますが、持ち主にとって良いことが起こる前触れとも言えるので、安心してくださいね。
以下、お守りを直す際の「ポイント」や「注意点」をまとめてみました。
修繕のポイント
お守り本体の「中身」に影響がなければ、お守り袋が破れたり、紐が切れたりしても、直して差し替えありません。
キーホルダータイプのものや、鈴などの飾りがついたお守りも同様です。
自分から「返納しようかな」と思うまでは、紐を付け直したりと、修繕しながら大切に扱っていれば、そのまま持っていてもいいのではないでしょうか。
修繕の注意点
基本的にお守りの紐が切れたり壊れたりしたときは、紐を取り替えるなどして直してもOKですが、お守りを修繕するときは、中身を見ないようにしましょう。
その理由は、お守りの袋の中には小さな「お札」のようなものが入っていて、これには神様の魂が宿っていると考えられているからです。
お守り袋の中身を見てしまうことは、大変失礼なこととされているため、効果もなくなってしまうと考えられているんですよ。
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縁結びのお守りを落としたことに何か意味はある!?
「あれ、買ったばかりのお守りがない!?」と気付いた時、どうしたらいいのかと不安になるかもしれませんが、「お守りがなくなった」ということは、お守りに宿る神様からのメッセージがあると解釈できます。
まずは「お守りの役目やご利益は完了した」ということ。
さらに、「ひとつのお守りでは受け止めきれないほど、災いが大きいものだった」という考え方もあるようです。
仮に「縁結びのお守りの役目が終わった」とすると、「もしかして成就が近い?」と思いたくなりますが、「良縁ではない縁を遠ざけた」もしくは「災難を回避した」などと捉えるといいかもしれませんね。
なお、お守りの役目とは「願いを叶える持ち主を守ること」なので、持ち主を守る必要がなければ手元から離れるということになります。
そんな時は心の中でもかまわないので、お守りに宿っている神様に「守っていただきありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えると気持ちも落ちつきますよ。
お守りを買ってすぐ落とすのは不吉?買い直しても大丈夫?
紛失したことは「不注意だっただけ」ともいえます。
もちろん不吉なことでもなんでもなく、縁起の悪いことも起きません。
また、そのままにしても買い直してもどちらでも問題ありません。
でも、「神様が怒っているのでは」「願い事が叶わないの?」「もう願掛けができないのかな」なんて不安に感じる人もいるでしょう。
以下、紛失した場合の「対処法」をピックアップしてみました。
お守りを失くしたときの対処法
神様に感謝する
まず「私を災難から守っていただきありがとうございます」と感謝しましょう。
お守りは「持ち主に降りかかってくる厄災を代わりに受けてくれるもの」とされているので、なくしたということは、お守りがなければ何かしらの厄が降りかかっていたのかもしれませんね。
神社に参拝する
もちろん、心の中で「ありがとうございます」と感謝することでも十分ですが、できればお守りを購入した神社に参拝して、「落とした報告」や「感謝の気持ち」を伝えると、神様に気持ちが伝わりやすくなり、あなたの気分もスッキリするはずです。
買い直し、再び落とさないように対策する
単にお守り落としただけで、不吉なことは起こりません。
もちろんわざわざ探しまわる必要もありません。
ですのでどうしても気持ちを落ち着けたいのなら、買い直しても大丈夫ですよ。
大切なものをなくしてしまうということは、「エネルギーが下がっている」「上の空になっている」といった自分に気付かせてくれたと解釈できます。
あなたの気を引き締める機会を、神様がくださったのかもしれませんね。
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まとめ
大切にしていたお守りが壊れることは、「不吉な意味合い」があるわけではないので安心してくださいね。
また、お守りを修繕する際は、お守りの中身を見ないよう配慮するのが好ましいです。
「お守りのお役目が終わったんだな」と感じるタイミングは人それぞれですが、たとえば初詣に行った際に返納をして、新しいお守りを手に入れて、心機一転してみてもいいかもしれませんね。
せっかく手に入れたお守りが手元にないと気付いたら、「神様に叱られるかも」「何か良くないことが起こるのでは」と不安に感じるかもしれませんが、そのようなことはありません!
お守りをどこまで信じるか、というのは「気持ちの問題」ですよね。
いつまでもお守りを落としたことでネガティブになっていては、運気も下がってしまいそうです。
かといってなくしたお守りを探そうなんて、かなりの労力ですね。
そんな時は新たに買い直して、再び落としてしまうことのないよう、くれぐれも大切に保管してください。