夏になると学校のプール開きがやってきますね。
久しぶりにプールバッグを出してみたら、なんだか臭い…にいをなんとかしないと!なんてことありますよね。
プールバッグの臭いの原因は、主に4つ。
カビ、湿気、残留塩素、ビニールの劣化です。
対処法は、カビ取りをしたり、重曹や酵素系漂白剤で掃除をしてみることです。
プールバッグの臭い取り方法について、詳しくみていきましょう。
使い込んだプールバッグの臭い取り方法って?においの原因はなに?
使い込んだプールバッグの臭いって独特ですよね。
なんとも表現しがたいあの臭い…。
私も何十年も前ですが、ずっとスイミングに通っていました。
かなりの時間嗅いできたプールバッグの臭い…忘れられません。
臭いの原因は主に4つあります。
カビ、湿気、残留塩素、ビニールの劣化です。
詳しい臭い取りの方法をご紹介します。
カビ・湿気・残留塩素の臭い取り
基本的に、臭いの取り方は同じです。
除菌シートや除菌スプレーをかけた布で、中と外をまんべんなく拭きましょう。
全て塩化ビニール素材でできたものなら、洗っても大丈夫です。
バケツに水をはり、中性洗剤を溶かしてつけ置きします。
15分ぐらいしたら取り出し、洗剤を水で洗い流します。
綺麗にしたら、必ず風通しのよい場所で陰干ししましょう。
直射日光をあてると、ビニールバッグが劣化してしまいますので、日差しには十分に注意してくださいね。
カビの発生防止策
濡れた水着やタオルを袋から出さないと、かなりの確率でカビが生えます。
学校に忘れてきた時なんて、もう悲惨ですよね。
翌日には確実にカビの菌が生えてきています
もし長時間濡れたものを入れっぱなしにしてしまった時は、臭いがなくても必ず拭くか洗うかをして、陰干ししましょう。
カビの発生菌を拭ってしまうことで、カビの発生を防止できますよ。
カビが発生したときの対処法
もし黒カビができてしまったら、本格的に落とす必要があります。
素材にもよりますが、色落ちなどの心配のないものにはカビキラー。
色落ちや変色が気になるものには、オキシクリーンなどの酵素系漂白剤を使います。
塩素の臭いがきつい場合は、重曹で掃除するのも効果的です。
重曹スプレーを全体にかけてから、拭きとりましょう。
粉末の重曹を使ってもOKです。
プールバッグをビニール袋の中に入れて、重曹を大さじ1~2入れて袋をしめます。
1日置いておくと臭いが軽減するので、臭いがきつい場合は試してみてくださいね。
ビニールの劣化が原因の臭い
カビや湿気や汚れによる臭いは原因となる菌を取り除くことで臭いけしがかのうですが、ビニールの劣化が原因の臭いはどうしようもありません。
菌やカビでにおいがついてしまったのではなく、ビニール素材自体から嫌なにおいが発生してしまっているので取り除くことができません。
残念ながらその場合は、掃除をしても臭いが軽減することはないので、使用して年数が経っているときは買い替えを検討してくださいね。
買い替えを検討しているあなたに、プールバッグを売っている場所や購入時にチェックしてほしいポイント、おすすめの価格帯をまとめました!
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プールバッグの新品独特の臭い取りにおすすめの方法は?
新品のプールバッグを買い替えたのに、またなぜか臭う…。
プールバッグだけでなく、浮き輪やビニールプールなど、ビニール全般で同じような臭いを嗅いだことがありませんか?
この臭いのもとは「可塑剤」である場合がほとんどです。
塩化ビニール製品は、ビニールを柔らかくするために可塑剤というものを成分に混ぜ込んで作られています。
可塑剤はシックハウス症候群の原因とも言われており、かなり強烈な臭いがします。
中には臭いを嗅ぐと調子が悪くなってしまう人がいるほど、厄介なものなんです。
さらに厄介なのが、拭いても洗っても臭いが取れないということ。
ビニールの中に混ぜ込まれた、いわばビニールそのものの臭いだから表面を洗っても取ることができないんです。
ですが、可塑剤は使っているうちに気体となって飛んでいき、いずれは成分が全てなくなります。
何度か使用しているうちにビニール臭さがなくなるのは、このためです。
もし新品のビニール臭が気になる時は、2~3日風通しの良いところで陰干ししましょう。
無臭にはなりませんが、だいぶ臭いは軽減されますよ。
まとめ
プールバッグが臭い原因は、カビ、湿気、残留塩素、ビニールの劣化です。
カビ取りをしたり、重曹や酵素系漂白剤で拭くなどして臭いをとりましょう。
新品のバッグが臭うのは、ビニールに含まれる「可塑剤」が原因です。
使っているうちに臭わなくなりますが、拭いても洗っても臭いがとれません。
2~3日風通しの良い場所で陰干しすると、だいぶ臭いが軽減しますので試してみてください。