使わなくなったランドセルは、海外へ寄付している団体へ送るようにしましょう。
国内の被災地、児童養護施設などに送るのは、迷惑になるのでNGです。
この記事では、
- ランドセル寄付のNG行動について
- ランドセル寄付を行っている団体の紹介
などについて詳しくお伝えしますので、使わなくなったランドセルをどこかで再利用してもらいたいなと考えている方は参考にしてみてくださいね。
ランドセル寄付が迷惑になる!?絶対NGな行動って?
ランドセルの寄付は、国内への寄付は迷惑になります。
被災地、児童養護施設などへの直接の寄付は絶対NGです。
どういうことか、詳しくみていきましょう。
ランドセルと言えば、日本独自の文化です。
そのため、寄付するなら国内の困っている小学生へ贈りたい、と思うのが普通ですよね。
でもその行為、迷惑なんです。
近年、地震や水害など全国各地で災害が起きています。
確かにランドセルが無くなって困っている小学生はいると思います。
でも被災地で欲しいのは、食料や生活物資です。
ランドセルをもらっても嬉しいのは、もっともっと先の元の生活に戻ってからです。
さらに、ランドセルが不要な地域もあります。
そんな地域に贈ってしまえば、処分費用や手間もかけてしまいます。
児童養護施設などへの寄付もNGです。
施設の子供は国から守られているからです。
国から補助金が支給されたり、必要な学用品は無料で提供される仕組みがあります。
施設の子達は自分の好きな色のランドセルが選べるようにもなっているみたいですよ。
そのため、使わなくなったランドセルは必要がないんです。
もし寄付するなら、新品のランドセルやランドセルのギフトカタログなら喜ばれるようです。
では、どこへ寄付したらいいのでしょうか?
寄付して喜ばれるのは、海外です。
海外の子がランドセルを背負っているイメージがないので、意外と思われるかもしれません。
丈夫なランドセルは屋外授業での机の代わりにもなるようですよ。
海外への寄付団体についてみていきましょう。
ランドセル寄付を無料で受け付けている団体はここ!
ランドセル寄付を無料で受け付けている団体は
・エコトレーディング
の2社になります。
ただし、現在ソフトバンクはコロナの影響で寄付を中止しており、エコトレーディングも愛知県小牧市まで持ち込みの場合のみ、無料になります。
海外への運送費用もかかることから、全くの0円で寄付するというのは現状では少し難しそうです。
イオンなどでも期間限定で寄付を募集していることがあります。
現在はコロナの影響で中止となっていますが、またいつか再開した時には持ち込みしやすいので、寄付先に検討してみてくださいね。
それでは海外への寄付団体について、紹介していきます。
寄付金、送料がかかるところが多いですが、参考にしてくださいね。
ソフトバンク
※現在(2022年4月)は寄付を中止しています。
事前にwebで申し込み、ソフトバンク・ワイモバイルの店舗に持ち込むことができます。
送料、寄付金とも無料です。
エコトレーディング
基本的には段ボールに詰めて配送、愛知県小牧市までの送料が必要です。
持ち込みも可能。
寄付金無料、持ち込みの場合は送料も無料です。
クラレ
期間限定・数量限定での受付で、応募する必要があります。
寄付金は必要ありませんが、国内倉庫までの送料は自費になります。
国際協力NGOジョイセフ
寄付金として1800円の振り込みが必要です。
国内倉庫までの送料も必要になります。
ワールドギフト
寄付金2700円~3700円、自宅集荷依頼の場合は送料無料です。
自分で都合の良い時に発送する場合の送料は自費になります。
セカンドライフ
寄付金2100円~2600円程度の寄付金振り込みが必要です。
送料は寄付金に含まれているため無料となります。
NPO法人JIYU
段ボール1箱につき1000円以上の寄付が必要です。
国内倉庫までの送料も必要になります。
ランドセル寄付の際の注意点
最後に寄付できるランドセルの注意点があります。
・損傷の激しいもの
・豚革のもの
これらのランドセルは受け付けてもらえない可能性があります。
いくら寄付されたものとはいえ、ボロボロのランドセルなんて寄付先の子供たちも使いたくないですよね。
ですので損傷の激しい物は受け付けてもらえず返却される可能性があります。
一方、豚革のランドセルについては、宗教上の理由でNGな地域があるため受け付けてもらえないことがあります。
寄付する前に素材もチェックしておきましょう。
まとめ
国内の被災地や児童養護施設への寄付は、迷惑になりますので絶対に行わないようにしましょう。
使わなくなったランドセルは、海外へ寄付するこが可能です。
ただし寄付金、国内倉庫までの送料を負担する必要がある場合が多いです。
詳しくは、寄付団体の最新HPをご確認ください。
使わなくなったランドセルがまたどこかで活躍してくれるというのはとても嬉しいものですので、適切な方法でランドセルの寄付をするようにしてくださいね。