4月に小学校の入学式を終えたお子さん達は、新しいランドセルを背負って通学することが楽しくてしかたないと思います。
入学式に学校から配られる安全カバーを付けるのも新一年生らしくてとってもかわいいですよね。
ですがこの安全カバー、一体いつまで付けておくものなのでしょうか。
そもそもこのカバーを付ける必要ってあるんでしょうか?
小学校一年生となるとわからないことばかりなので、カバーひとつとってもどうしたらいいんだろうと疑問に思うのも無理ありません。
ズバリ、このカバーはつけるべきです!
いつまでというのは家庭によって様々ですが、7割近くのお子さんは1年間は安全カバーを付けて通学しているようです。
暗くなった道や雨で見通しの悪い日でも、黄色のカバーは目立つので事故を未然に防げる可能性が高いため、一年生のうちは安全カバーを付けておくことをおすすめします。
この記事が参考になれば幸いです。
ランドセルの交通安全カバーっていつまでつけるもの?
入学式に付けるようにと配布されたランドセルの安全カバー。
一般的にはいつまで付けておくものなのでしょうか。
調査したところ、1年間安全カバーを付け、1年たった後は安全カバーを取る子が7割近いのだそうです。
その後は、沢山出ているかわいらしいランドセルカバーや透明なカバーをつけて通学する子が多いようです。
ですが、お住いの地域によって安全カバーを取るのが早い学校・遅い学校が当然あります。
遅い学校では三年生まで安全カバーを付けている子も多いですよ。
通学路が長かったり、車通りが多い地域の学校に通学させる場合は、出来れば1年以上は安全カバーを付けていたほうが安全です。
ただし、この安全カバーは意外にもろい素材のため2年生にあがるころにはボロボロになってしまうこともよくあります。
2年生以降はカバーの状態がよければそのまま使用しても構いません。
またお気に入りのランドセルのデザインを生かしたい!という場合も2年生以降は外してしまって大丈夫です。
1年生の間だけはきっちりつけておき2年生以降はカバーの状態やお子さんの好きずきで着ける・外すを決めてしまって大丈夫でしょう。
タイミングに迷ったときは、仲良くしているお友達や、登下校の様子を確認してから外すタイミングを決めてもいいと思います。
そもそもランドセルの交通安全カバーはつけるべき?必要性って?
安全カバーを外すタイミングについては分かりましたが、そもそもなぜ安全カバーを付けないといけないのでしょうか?
車を運転している人はよくわかると思いますが、実は安全カバーって遠目でもとっても目立つんです。
暗くなった道や雨で見通しの悪い日でも、黄色のカバーは目立つので事故を未然に防げる可能性が高いと思います。
また、新一年生といってもまだまだ幼稚園を卒業したばかり。
もしかしたら、帰り道や行く途中にはぐれたり道に迷ったりしてしまう心配もありますよね。
そうした時に、近くを歩いていた大人が「おや?あの小学生の子はどうしたのかな?」と気づきやすいマークとしても安全カバーは活躍します。
大人はもちろん、同じ通学路で上級生のお兄さんお姉さんたちが、何かあれば声をかけやすく不安でいっぱいの一年生を見守ることができます。
なので、一年生の間は着用していると、親としてはほぼ初めて一人で家を出て一人で帰ってくるので安心感がもてますよね。
学校からも一年生の間はなるだけ着用してくださいと配布時に説明があることがほとんどのようです。
着けないといけない!といったものではないので早ければ1~2週間程度で外している子も中にはいるようですが、せめて1年生の間だけは安心・安全のためにカバーをつけましょう。
本人はピカピカのランドセルがよく見えるような状態で通学したいと思いますが、とりあえず1年間は安全のためと説得しつけさせることをおすすめします。
安全カバーが取れた後でも、ランドセルの色が目立たない色(黒やブラウン)の場合は心配もあると思います。
その場合は、お子さんが気に入るようなデザインで発光素材のあるランドセルカバーや目立つ色のカバーを付けてあげましょう。
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安全カバーが壊れたら他のランドセルカバーをつけるべき?
前の章でも少し触れましたが、手元にある交通安全カバーってとても薄くて頼りない
材質ですよね?
一年間使用するためにも、丈夫な材質かと思いきや、扱い方によってはすぐにダメになってしまいそうな感じのものがほとんどです。
ランドセルを開け閉めするときにも一緒に外れるし、ランドセルを投げたりひきずったりすると破れたり穴が開いたりすることもとても多いです。
少しの穴であれば補強して使用することもできますが完全に破れてしまったら、新しく買い替える方もいます。
学校で配布しているものなので、在庫があれば再度もらえることもあるため一度聞いてみてもいいかもしれません。
あとは、ランドセルカバーの上につける透明のカバーが市販品であります。
これだと黄色のカバーをつけなくなってからも単品で使用できるので、とても便利です。
六年間使うランドセルなので、カバーで表面だけでも保護をしてあげた方がのちのちつけてて良かったーと思ってもらえると思いますよ。
特に男の子のランドセルは必須です!!
やはり扱いが雑なため、カバーをしている部分だけでもきれいだと見た目に全然違いますよ。
もちろん大体のランドセルには6年保証がついているので、無償や有償でもそこまで負担にならない程度で修理等してもらえますが、まだまだモノを上手に大切に扱えない低学年の間は特にカバーがあると安心です。
今は透明だけでなく、いろいろなデザインがありますし、淵だけ色のついた布等でパイピングされているものが多いので選ぶ楽しみもありますよ。
6年間きれいなランドセルで通学させたい、という場合は安全カバーを外しても別のカバーをしておくことをおすすめします。
おわりに
4月の入学式を終えてこれから小学校生活が始まる子たちにとっては、ランドセルは新しいお気に入りアイテムですよね。
折角のピカピカのランドセル。
出来ることならしっかり目立つように安全カバーはしたくないと思う子も多いはず。
ですが、安全カバーは遠目でもとっても目立つので、その名の通り安全を守るための役割をしっかり果たしてくれます。
一般的には1年経ってから安全カバーを外し、お気に入りのランドセルカバーや透明カバーを付ける子が多いようです。
嫌がる子もいると思いますが、「一年間は付けていようね」とお子さんと話し合い、納得してもらいましょう。
地域によっては3年生くらいまで付ける子が多い学校もありますので、通学の様子を確認することをおすすめします。
小学校に上がったばかりの子供達はまだまだ危機管理がしっかりしていません。
親御さんが先回りしてお子さんを守れるように、ランドセルのカバーひとつとっても気にしてあげれば、安全で楽しい登下校になると思いますよ♪