離乳食初期は、まず10倍がゆを1日1回、小さじ1程度与えて様子をみるところから始めます。
10倍がゆで子どもが慣れてきたら、次に野菜、そしてタンパク質である白身魚やお豆腐など食べられる物を増やしていきましょう。
まずは1種類ずつ単品であげて、アレルギーなどが大丈夫であれば次の食材を少しずつ与えていきます。
離乳食初期の野菜は、苦味やアクなどが無いものがおすすめです。
この記事では、
・離乳食を単品であげるのはいつまでか、目安はあるのか
・離乳食初期の野菜の上手な増やし方
についてお伝えしますので、離乳食初期の食材の増やし方について悩んでいる方は是非参考にしてみてくださいね。
離乳食を単品だけであげるのはいつまで?目安はある?
離乳食初期の注意点として、初めて食べさせる食材は必ず、
・1日1回
・小さじ1程度の少量
・同じ食材を2〜3日食べさせる
・単品であげる
という事が推奨されています。
これは、初めての食材でアレルギーが無いか、体調に変化は無いかを確認するためです。
また、急に食べる量が増えると、子どもの消化器官がまだ未発達なので消化不良を起こしやすいという問題もあります。
そういう理由から、離乳食は単品だけであげると教わることも多いかと思います。
ですが、食材に食べ慣れて体調の変化なども起こらないと分かった食材については、単品だけであげなければいけないという事はありません。
食材を混ぜてあげることで料理にバリエーションが増えますし、毎日同じものをあげて単調になってしまうこともありません。
重要なのは、初めて試す食材は必ず単品だけであげるということです。
それさえ守れば、必ず単品だけであげなければならない期間の目安などは特にありません。
離乳食初期から食材は混ぜてあげても大丈夫なので、おかゆに野菜を混ぜて食べさせてあげたり、2種類の野菜を混ぜてあげるなど、いろいろな味を子どもにチャレンジさせてあげることが出来ます。
離乳食初期の野菜の上手な増やし方とは?
離乳食初期の野菜の上手な増やし方は、まずは1種類ずつ試していき、新しい物を試して食べられる野菜が増えたら混ぜたりスープとして取り入れる事です。
10倍がゆを食べられるようになったら、次は野菜にチャレンジしていきます。
離乳食初期におすすめの野菜はニンジン、イモ、トマト、カボチャ、大根、玉ねぎ、キャベツなどです。
最初はしっかりとペースト状にした野菜を少しずつあげていき、アレルギーや体調不良などが無ければ少しずつ量を増やします。
1種類の野菜に慣れたら、同じように次の野菜も試していきましょう。
いくつかの野菜を食べられるようになれば、おかゆに混ぜたり、2種類以上の野菜を混ぜてあげることが出来るので、一度にあげる食材の量も増やすことが出来ます。
また、野菜スープにすれば、汁物としてそのまま飲ませることが出来ますし、野菜だしとして他の料理の味付けにも使えて便利です。
離乳食1ヶ月目からは白身魚やお豆腐などタンパク質にもチャレンジしていきますが、その際にも野菜は役に立ちます。
白身魚の味が苦手な場合は野菜と混ぜたり、お豆腐も野菜スープでペーストにしてあげると、子どもも食べやすいですよね。
野菜は離乳食初期から中期、後期までずっと食べられるメインの食材になるので、子どもの様子を見ながら少しずつ種類を増やしていきましょう。
まとめ
・初めて食べさせる食材は、1日1回、小さじ1程度の少量を2〜3日、単品であげる
・食べても大丈夫だと分かった食材は単品だけでなくても混ぜて食べさせることが出来る
・離乳食初期の野菜は、混ぜたりスープとして取り入れると上手に増やせる
離乳食が始まると、何を食べさせたら良いのか、進めるペースは合っているのか、量や固さは大丈夫だろうか、とたくさんのことが不安になります。
ですが、子どもによってはあまり食べない子もいますし、好き嫌いが激しかったり、気分によって食べたり食べなかったりすることもあります。
大事なのは、離乳食で少しずつ固形物に慣れさせることと、食事の楽しさを教えることです。
あまり神経質になりすぎず、離乳食作りに取り組んでいきましょう。