離乳食で新しい食材を増やす時は、1日に1つの食材だけを試すようにしましょう。
また、1日1種類の食材を次々と与えるより、1つの食材を2〜3日与えて様子を見、大丈夫そうであれば次の食材に進めるというステップを踏むのが望ましいです。
また、量は小さじ1くらいの少しずつで、成長段階によって食材の柔らかさや調理方法にも工夫が必要です。
アレルギーの有無や、栄養価についても確認しておくことをおすすめします。
この記事では、
・離乳食の新しい食材は1日おきに増やしていいのか
・離乳食の増やし方
についてお伝えしますので、離乳食で新しい食材をどう取り入れようか悩んでいる方は是非参考にしてみてくださいね。
離乳食の新しい食材って1日おきに増やしていいの?
新しい食材を取り入れる時は、出来るだけ2〜3日の余裕を持って増やしてあげましょう。
アレルギー食材だったり、体に変化が起こるかもしれないので、少量ずつ数日かけて様子を見ることができると安心ですね。
初期の離乳食では食べ物に慣れさせることが目的なので、1日に1度、小さじ1から始めて、2日目、3日目と同じ食材で少しずつ増やすのが望ましいです。
また、最初は食べやすいようにペースト状に柔らかくして食べさせます。
赤ちゃんが離乳食が食べられるようになると、いろいろと食べさせたくなったり、早く次の食材を味わわせてあげたくなりますよね。
ですが、この時期はまだ母乳やミルクでほとんどの栄養を摂取しているので、離乳食を始めても変わらずに母乳やミルクをあげてください。
また、5〜6ヶ月目になって離乳食を食べる時期になっても、赤ちゃんによってはあまり食べてくれないこともあります。
ちゃんと食べてくれる赤ちゃんでも、日によっては食べるのを嫌がったりすることもよくあることなんです。
そんな時も焦ったり無理に食べさせず、食べられる時に食べられる量だけあげて、あまり悩まないようにしましょう。
まずはトロトロのペースト状にしたお粥から始めて、赤ちゃんの体調やうんちの様子を見ながら、だんだんと次の食材にチャレンジしていきましょう。
離乳食の増やし方がわからない!?これを見れば納得!
離乳食で食べさせる食材を増やす時は、まずは1つの食材にしっかりと慣れて体調にも変化がないことを確認してから、次の食材を取り入れるようにしましょう。
おすすめは、まずは10倍がゆで離乳食に慣れさせ、次ににんじんやかぼちゃ、じゃがいもやトマトなどの野菜を裏ごししたものです。
新しい食材を試す場合でも、前に大丈夫だった食材を一緒に食べさせて大丈夫です。
例えば、10倍がゆとにんじんのペーストで問題がなければ、次はかぼちゃのペーストを増やす際に、かぼちゃ単品で食べさせてあげても良いですし、にんじんのペーストと混ぜて与えても構いません。
もしあまり食べない赤ちゃんの場合は、新しい食材を試す時にはそれだけを食べさせてあげましょう。
味の好みや機嫌もあると思いますので、必ず小さじ1をあげなければいけない訳でもありませんから、神経質にならなくても大丈夫です。
野菜を数種類試したら、今度はフルーツや魚なども試してみましょう。
白身魚のすり身は骨や皮が入らないように丁寧に除き、しっかりほぐしてから、水で溶かすか片栗粉などでとろみをつけると赤ちゃんが食べやすいです。
バナナやいちごのペーストは甘くて赤ちゃんも大好きですが、味が強いので、少しずつあげてみましょう。
また、野菜のスープや、昆布やカツオ節のダシなどの味にも慣れると、今後の離乳食作りの幅が広がるのでおすすめです。
まとめ
・離乳食で新しい食材を増やすときは1日に1つの食材にする
・離乳食で新しい食材を試すときは少量で2〜3日かけて様子をみる
・赤ちゃんの性格や機嫌で食べない時もあるので、そういうときは無理に食べさせない
・新しい食材を増やすときは食べられるようになった食材に追加で増やしていく
赤ちゃんにとって大事な食事のことなので、離乳食に関してしっかり正しく進めなければと悩むお母さんが多いです。
ですが、きっちり小さじ1をはかったり、本に書いてある通りに進めなければいけないと思ってしまうとストレスになってしまいかねません。
最初は食べられるものを少しずつ慣れさせてあげれば、栄養などは母乳やミルクでとっているので大丈夫です。
離乳食や食事は楽しくておいしいものだということを赤ちゃんに教えるのが大事ですので、お母さんも笑顔で接してあげることが一番ですね。