さつまいもの安い時期は、10月~2月です。
特に10月~12月がお買い得な時期になります。
さつまいもが他のイモ類よりも高い理由は3つあります。
- 国内産が多いため
- 仲介業者が関わっているため
- 基腐病が流行したため
この記事では
- さつまいもの安い時期
- さつまいもが高い理由
などについて詳しく紹介しますので、さつまいもが好きでいつもストックしておきたいけどできるだけお得に手に入れたい!という方は是非参考にしてくださいね。
さつまいもの安い時期っていつ?買うのにおすすめの時期は?
さつまいもの安い時期は、10月~2月です。
秋が1番安くなり、冬→春→夏と徐々に値段が上がっていきます。
そのため、購入するなら、秋~冬がおすすめです。
さつまいもの収穫や旬についても見ていきましょう。
さつまいもの収穫は、早い品種だと8月頃から始まります。
多くの品種は10月~12月に収穫が終わります。
秋~冬にかけて安くなるのは、市場に多くのさつまいもが出回るようになるためです。
収穫したさつまいもがなくなり、市場に出る量が少なくなると、値段も上がるという仕組みです。
ちなみに、収穫直後のさつまいもはまだ美味しくありません。
数週間~数か月寝かせることで、さつまいもの甘味が増して美味しくなり、旬を迎えます。
さつまいもの旬は、品種ごとに異なります。
・紅イモ 8月~1月
・なると金時 11月~2月
・安納芋 12月~1月
・紅あずま 12月~1月
安い時期に購入するなら、ぜひ旬の品種を選んでみてくださいね。
さつまいもが高い理由って?何で他のイモ類より高い?
さつまいもが他のイモ類よりも高いのは、3つの理由があります。
- 国内産が多いため
- 仲介業者が関わっているため
- 基腐病が流行ったため
それぞれの理由について、詳しくみていきましょう。
国内産が多い
ジャガイモや里芋などは、海外で大量生産されています。
安く輸入できるため、市場でも安く販売できるのです。
しかし、さつまいもは国産が圧倒的に多く、市場に出回るのも国産がほとんどです。
そのため、他のイモ類よりも高い価格になっています。
仲介業者が関わっている
さつまいもは、生産者からスーパーに並ぶまでに、たくさんの仲介業者が関わる流通システムになっています。
そのため、多くの手数料が上乗せされ、価格が高くなっています。
道の駅や農園直売所など、仲介業者を介していない所なら、スーパーよりも安く購入できます。
メルカリなどのフリマサイトでも、秋になると農家さんがさつまいもを出品していることがあります。
市場に出せないような形の悪いもの、傷入りのものなども、安く購入できる場合もあります。
少しくらい品質が悪くても安く入手したい!という場合は直売所やフリマサイトでも探してみてくださいね。
基腐病の流行
平成30年沖縄にて、国内で初めて基腐病が確認されました。
その後、多くの都道府県に広がり、さつまいもの収穫量が減少してしまいました。
令和3年夏にも多くの都道府県で基腐病が見つかり、さつまいもの収穫量が減少。
価格が高騰してしまいました。
基腐病は、カビの一種が種イモや苗に感染し、農地に植えられることで発病します。
発病したものは、イモが壊死するだけでなく、カビの胞子が周辺に飛散してしまいます。
周りのイモはもちろん、農地全体が汚染されてしまうため、収穫量が激減してしまうのです。
基腐病の根絶は、今のところ難しいようです。
基腐病が流行した年は、収穫量が減るため価格が高騰するということを覚えておいてくださいね。
まとめ
さつまいもの安い時期は、10月~2月です。
特に10月~12月がお買い得な時期になります。
さつまいもが他のイモ類よりも高い理由は3つあります。
- 国内産が多いため
- 仲介業者が関わっているため
- 基腐病が流行したため
農園直売所や、農家さんのフリマサイトでは、仲介手数料がかからないため、スーパーよりも安く購入できる場合が多いです。
ぜひのぞいてみてくださいね。