洗濯物を干し忘れ、7時間放置してしまった場合は必ず洗いなおすようにしてください。
そのまま干したり、乾燥機にかけてしまうとカビが繁殖して悪臭の原因になったり、服が傷む原因になったりしますよ。
洗濯物を干し忘れた場合、夏場で1時間、冬場で2時間程度であれば、基本的にはそのまま干しても、ほとんど問題はありません。
また、洗濯してから干すまでの平均時間は「1時間以内」が多いですが、「6時間以上でも大丈夫」という方もいます。
洗濯物を干し忘れた時、その時間が長いほど、トラブルは起きやすくなってしまいます。
判断に困ったら、洗い直しをした方が衛生的にも安心でしょう。
この記事では、
・洗濯物を干し忘れたときの対処法
・洗濯物干し忘れのタイムリミット
・洗濯物を放置してしまった時の対処法
・洗濯物を放置するのが良くない理由
・洗濯してから干すまでのみんなの時間平均
・ドラム式洗濯機で乾燥後に入れたままにすること
についてお伝えしますので、洗濯物を干し忘れてしまった時どう対処したら良いか知りたい方は、是非参考にしてみてくださいね。
- 洗濯物を干し忘れて7時間…そのまま乾燥機はOK?NG?
- 洗濯物を干し忘れて放置するとどれくらいでカビが発生する?
- 洗濯物を放置してしまった時の対処法をご紹介!
- 洗濯物を干し忘れて放置するのが良くない理由4選!
- 洗濯してから干すまでの時間ってどれくらい?みんなすぐ干してるの?
- ドラム式洗濯機で乾燥後に入れっぱなしはNG?すぐに出さないとだめ?
- まとめ
洗濯物を干し忘れて7時間…そのまま乾燥機はOK?NG?
洗濯物を干し忘れて7時間たってしまった場合、そのまま乾燥機は絶対にNGです。
洗濯物を干し忘れて洗濯機に入れっぱなしの場合、洗濯槽の中でカビが繁殖するというのは本当です。
7時間放置というのは、もう雑菌が繁殖し、かなり洗濯物が臭くなっていると思いますのでそのまま乾燥機をかけても嫌な臭いは残ったままとなってしまいます。
この洗濯物の嫌な臭いの原因は、「モラクセラ菌」などのカビや雑菌の繁殖によるものです。
カビや雑菌は、濡れた洗濯物に付着すると、皮脂汚れや水分で急激に増えていきいやな臭いを発生させます。
“モラクセラ菌”は湿度60~80%、温度20~30度で急激に繁殖します。
梅雨の時期に洗濯物にカビが発生しやすいのはこれが理由になっているんです。
これらの菌は、おおよそ60度以上の熱で死滅しますが、家庭用乾燥機は温度がたりないので死滅させることはできません。
なので、そのまま乾燥機にかけてもいやな臭いが残ったままなんですね。
ちなみに、コインランドリーの乾燥機は温度が70~80度まで上昇しますので、菌が死滅し、いやな臭いが残りません。
面倒くさいかもしれませんが、洗濯物を干し忘れた場合は必ず、洗剤や柔軟剤を再度入れて洗いなおすようにして下さい。
水だけのすすぎだけでは繁殖した雑菌を洗い流したり、死滅させることができませんので注意しましょう。
洗濯物を干し忘れて放置するとどれくらいでカビが発生する?
洗濯物を干し忘れて放置すると、夏は1時間、冬は2時間がタイムリミット。
それをこえると急激にカビ菌が繁殖してしまいます。
思っているよりも断然早い時間でカビの繁殖が始まってしまう、という印象ですよね。
特に夏場・梅雨時期は、気温も湿度も高いため、雑菌が増殖しやすく、少し置いておいただけでも臭いのもとである雑菌が繁殖してしまいますので注意しましょう。
もちろん、地域での環境や、部屋の冷暖房などによって多少変わります
ですので、洗濯物を放置してしまった場合、触った感じや、臭いなどを自分自身で確かめてみるといいでしょう。
少しでも違和感や、臭いを感じた場合はそのまま乾燥機にかけたり、干したりしないようにしましょう。
雨が続いていて洗濯物が乾かない場合は、コインランドリーの乾燥機を利用すると嫌な臭いが発生しません。
ただ、コインランドリーの乾燥機は70~80度と高温ですので、服が傷む可能性があります。
コインランドリーの乾燥機を使用する場合は、服の洗濯表示を必ず確認するようにしてください。
そして、もし洗濯物を干し忘れた場合は必ず洗剤で洗いなおすようにしましょう。
それでも、臭いが取れない場合は、沸騰したお湯に数分つけておく「煮洗い」、酸素系漂白剤と洗剤をぬるま湯に混ぜて衣類をつける「つけ置き洗い」をするのがおすすめです。
洗濯物の干し忘れは、カビや雑菌を繁殖させますので、もし干し忘れそうと思ったら、タイマーやアラームをかけておくのがおすすめですよ。
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洗濯物を放置してしまった時の対処法をご紹介!
洗濯物を放置してしまっ場合でも、夏場は1時間、冬場は2時間程度であれば、干し忘れた洗濯物をそのまま干してもまず問題ありません。
洗濯が終わったことをすっかり忘れて、洗濯物を何時間も放置してしまった!という経験は誰しもあるはず。
洗い直す目安としては、「洗濯物に臭いがあるか」で判断すると分かりやすいですよ。
洗濯物を乾かさないまま放置していると、雑菌が繁殖し、嫌な臭いの原因になります。
部屋干しで乾きが悪い時に出てくるあのイヤな生乾き臭ですね。
私だったら、1時間程度であれば、そのまま干しちゃいます。
でも臭いがあれば、時間にかかわらず、洗い直しますよ。
タオルや衣類の生乾き臭は、外に干しても消えてくれませからね。
でも短時間干し忘れただけで、面倒なことはしたくないですよね。
そんなあなたのために、対処法やポイントを以下にまとめてみました。
洗い直す時のポイント
洗い直す時は、洗剤・柔軟剤をしっかり入れてください。
水だけでは、悪臭の原因になっている菌や汚れが落としきれないおそれがあります。
酸素系漂白剤や洗剤をぬるま湯に混ぜて衣類を付けておく「漬け置き洗い」も、手軽で効果が高いです。
漬け置き洗いをしたあと、いつも通りに洗濯をすれば、雑菌や臭いも取れやすくなります。
いずれの場合も、衣類の素材や洗剤の取り扱い表示を確認の上、行ってくださいね。
洗い直す以外の対処法
洗い直し以外の方法をご紹介しますね。
アルコールスプレーを使う
洗濯物をハンガーにかけた状態で、アルコールスプレーを吹き付けます。
繊細な衣類でなければ、服全体に何回かかけてみてください。
アルコールが雑菌の繁殖を抑えてくれます。
早く乾燥する
また、洗濯物を最短で乾かす方法も有効です。
洗濯物同士を密集させないように間をあけて干し、扇風機や乾燥機などで風を循環させるとすぐに乾くので、嫌な生乾き臭を防げますよ。
洗濯物を干し忘れて放置するのが良くない理由4選!
洗濯物を干し忘れた時、その時間が長いほど、トラブルは起きやすくなってしまいます。
以下に、理由をまとめてみました。
雑菌が繁殖する
洗濯後の洗濯槽は湿度が高く、洗濯で落としきれなった皮脂が雑菌のエサとなります。
また、洗濯槽の掃除頻度が少ない場合、洗濯槽内に雑菌が繫殖している可能性が高いです。
そのため、雑菌が繫殖しやすい環境になっているようです。
洗濯物がカビる
カビは湿度が高いところに繁殖します。
洗濯後の洗濯槽内の湿度はほぼ100%と言っても過言ではありません。
カビにとって居心地のよい環境となっていて、洗濯物の衣類に付着している汚れを栄養として繫殖すると言われています。
洗濯物が臭う
洗濯後に放置している時間が長いと、洗濯機内に残っている汚れや菌により臭いが発生します。
発生した臭いが洗濯物に移り、洗濯物まで臭くなってしまいます。
洗濯物にシワができる
洗濯機の中に放置された衣類はシワが付きやすくなっています。
シワが固定されてしまい、乾いたあとにシワが取りにくくなってしまうことが多々あります。
シワシワの服なんて着たくないし、アイロンがけの手間もかけたくないですよね。
とくにシワができやすい素材の衣類は、洗濯が終わったらすぐに干しましょう!
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洗濯してから干すまでの時間ってどれくらい?みんなすぐ干してるの?
衣類は洗い終わったらできるだけ早く外干したいところですが、仕事の都合やそのほかの事情で、すぐに家事ができるとも限りません。
一般的に、洗濯後「1時間以内」に干す方が多いですが、なかには「6時間以上」も放置する方もいます。
では、洗濯物を干す「平均時間」や「ポイント」をご紹介していきます。
平均時間
30~1時間
最も多いと思われるのがこの時間帯です。
早めに干そうという気持ちはあっても、仕事やほかの家事などをしていると、このくらい放置してしまうこともあるでしょう。
30分
「洗濯後はすぐに干さないと、臭いやシワが付いてしまわないか不安」という人も多いです。
確かに、ベランダではなく部屋干しする場合などは特に、部屋干し臭が気になりますね。
1~2時間
家にいる日などは、どうしてもほかのことに時間をとられてしまい、洗濯後の放置時間が長くなってしまうということもありますよね。
6時間
朝が忙しい人は、「夜に洗濯を回して、朝に干す」という方もいるでしょう。
でも、あまりに時間が経ってしまうと、臭いだけでなく雑菌が増殖しやすくなる、ということは頭に入れておきましょう。
ポイント
洗濯物の雑菌については、洗濯機内部の汚れが原因となるケースも多いです。
定期的に専用の洗剤などを使用して掃除をすることで、雑菌の繁殖を防ぐことができますよ。
ドラム式洗濯機で乾燥後に入れっぱなしはNG?すぐに出さないとだめ?
ドラム式洗濯機は、乾燥後数時間であれば衣類をそのままにしていても問題ありませんが、できれば早めに出すのが好ましいです。
また、乾燥が終わったあと洗濯物を長時間放置すると、シワが付きやすいです。
シャツやハンカチなどは、取り出した際にアイロンでシワを伸ばすことをおすすめします。
ここでは、洗濯機の乾燥後の「ポイント」や「注意点」をみていきましょう。
ポイント
乾燥完了後、長時間洗濯機を密閉していると、湿気が抜けず、衛生的でもありません。
乾燥が終わったら、急いで取り出さなくても差支えありませんが、余熱が残っている間に衣類を取り出すのがベターです。
また、機種によって、シワ防止装置などが一定時間稼働してくれますが、あまり長時間放置するとその機能も停止し、乾燥後の洗濯物がシワになったまま冷えてしまいます。
アイロンがけでもシワが取れなくなることもあるので、長時間洗濯物を取り出せない場合は、タイマーをセットすると便利ですよ。
注意点
洗濯機のドアを閉めてしまうと、あっという間に中の湿度が上がります。
菌が繁殖しないよう、使い終わった後はドアを開け、内部を乾燥させることが大切です。
また、密封状態になっているため、臭いが洗い落とせていない衣類が混ざっていると、他の衣類にその臭いが移りますので、注意しましょう。
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まとめ
洗濯物を干し忘れた場合は、カビや雑菌の増殖を招き、悪臭や服を傷める原因になってしまいます。
干し忘れのタイムリミットは季節によって変わり、夏は1時間、冬場は2時間がタイムリミットとなります。
タイムリミットを超えて洗濯物を干し忘れた場合…7時間も放置してしまった!という時は、必ず洗剤や柔軟剤を入れてもう一度洗いなおすようにしてください。
それでも臭いが取れない場合は、煮洗いやつけ置き洗いをしましょう。
洗濯物が乾かない梅雨の時期はコインランドリーをうまく活用するのもいいですね!
洗濯物を干し忘れた場合、夏場で1時間、冬場で2時間程度であれば、そのまま干しても、まず問題はありません。
洗濯物を干し忘れた時、その時間が長いほど、以下のようなトラブルが起きやすくなっています。
・雑菌が繁殖する
・洗濯物がカビる
・洗濯物が臭う
・洗濯物にシワができる
洗濯物を洗い直す時は、洗剤・柔軟剤をしっかり入れてくださいね。
忙しい毎日の中で洗濯物を干し忘れることはよくあります。
タイマーやアラームなどで干し忘れないようにすることもおすすめですよ!
ポイントをおさえて、上手に対処していきましょう。