初心者マークは他のドライバーから見える位置に、前・後ろ両方ともにつけなければなりません。
これなら、どこから見ても運転初心者だとわかりますね。
また初心者マークは、車の免許をとって一年以上たった初心者以外の人でもつけていても問題はありません。
つけっぱなしにしていても特に罰則などは設けられてはいないのが現状です。
もちろん1年以上たった場合は、外しても大丈夫です。
この記事では
・初心者マークを貼り付ける正しい位置
・初心者マークをつけるときの注意点
・初心者マークは初心者以外でもつけることができるのか
・免許取得から1年以上たつのに初心者マークをつけていると罰則があるのか
・初心者マークをつけることで何か効果はあるのか
・教習所で初心者マークはもらえるのか
・初心者マークはどこで購入できるのか
についてご紹介したいと思います。
運転免許を取得中で初心者マークをこれから購入する方や、免許取得から1年以上たつけど初心者マークを付けていいのか疑問に思った方はぜひ参考にしてみてくださいね!
- 初心者マークって後ろだけでOK?つけるときの注意点も!
- 初心者マークの正しい貼り付け位置をご紹介!
- 初心者マークは1年以上つけっぱなしでも大丈夫?罰則ってある?
- 初心者マークをつけることでの効果って何があるの?
- 初心者マークってもらえるものなの?どこでどうやってもらう?
- 初心者マークを売ってる場所はここ!買える場所を紹介!
- まとめ
初心者マークって後ろだけでOK?つけるときの注意点も!
初心者マークは、道路交通法において、車の前・後ろの両方に貼り付けることが義務づけられています。
ですので、車体の後ろだけ、もしくは前だけにしか初心者マークを貼っていないことは、法律違反になることを知っておかなければなりません。
必ず初心者マークは、前、後両方にはるようにしましょうね。
また初心者マークは、ほかのドライバーから見える位置にはらなければなりません。
恥ずかしいから、と言って片方だけにしたり、見えにくい位置に初心者マークをはるのはやめましょう。
また、初心者マークをフロントガラスや側面ガラスにはり付けることは、運転手の視界の妨げになりますので、やめてください。
フロントガラスや側面への貼り付けは法律違反になり、罰金・減点の対象となりますので注意が必要ですし、事故の原因にもなりかねません。
当然ですがヘッドライトやブレーキランプなど灯火類への貼り付けも、もちろんダメです。
ちなみに車の後ろ側のリアガラスに貼り付けることは禁止されておらず、特に問題ありません。
しかし、さすがにリアガラスの真ん中に初心者マークを貼ると視界が遮られますので、リアガラスの隅のほうに貼るといいでしょう。
初心者マークを貼る位置に関しては、左右どちら寄りに貼っても特に問題視はされません。
初心者マークの正しい貼り付け位置をご紹介!
初心者マークの正しい貼り付け位置って?
初心者マークをはる位置は「高さ0.4メートル以上、1.2メートル以内の見えやすい位置」と具体的に法律で定められています。
つまり、これが他のドライバーから見て見えやすい位置ということになります。
貼る位置は、右、左、どちらでも構いません。
重要なことは、初心者マークをはる高さの範囲と周りからの見やすさなのです。
また、車外、車内など規定はありませんので、基本的にはどちらでも大丈夫です。
ただし車外に貼る場合も、車内に貼る場合も、絶対に初心者マークが取れないようにしてくださいね。
初心者マークのタイプ別の特徴
初心者マークには、今ではいろいろなタイプがあります。
「吸盤ではりつけるタイプ」「マグネットタイプ」「はり直しができるリタックタイプ」などです。
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吸盤タイプ
吸盤タイプは車のなかに貼り付けるのに便利ですが、ほかのものと比較して接着力が弱いのが難点です。
基本的には、車内のリアガラスにはられていることが多いようです。
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マグネットタイプ
マグネットタイプは接着力が高く、車体に直接貼り付けることができるので便利です。
しかし、貼り付け位置を定期的に変えないと日焼けの原因になったりするので注意が必要です。
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リタックタイプ
リタックタイプは、はりなおしができるタイプなので、今注目を集めています。
マグネットタイプは一部の車には接着できませんので、リタックタイプをはりつけている方も多いようです。
もちろん日焼けのリスクはありますが、接着力は非常に強く、アルミボディにもつけることができるので便利です。
初心者マークは1年以上つけっぱなしでも大丈夫?罰則ってある?
結論から言うと、初心者マークは、車の免許をとって1年以上貼りっぱなしだったとしても特に問題はありません。
加点や罰金なども科せられることはありませんので、運転に自信がない方やペーパードライバーの方はつけておいていいでしょう。
車の免許をとって1年たったけれど、
・車の運転に自信がない
・年に数回しか運転しないため、運転が怖く感じる
・運転する事自体が久しぶり
というの方は、運転に慣れるまで初心者マークを付けておくことをおすすめします。
周りのドライバーもきっと配慮をしてくれるでしょう。
ここで注意しておかなければならないことは、車の免許をとって1年以内の初心者の方は、初心者マークをつけることが義務付けられているということ。
少しずつ運転に慣れてきて、「もう大丈夫」と勝手に自己判断で外したり、なんとなく格好悪いからと初心者マークを外すことは、道路交通法違反になり罰金4000円が課せられます。
絶対に1年以内は外さないようにしてくださいね。
「初心者マークを貼るのを忘れていました」では、通用しませんので注意しましょう。
初心者マークをつけることでの効果って何があるの?
初心者マークは、つけて運転することで危険な運転を回避できる可能性があります。
周りのドライバーは、「初心者」であるということを認識してくれて、割り込みや幅寄せなどせずに運転してくれますし、親切な運転手は道をゆずってくれることもあります。
初心者マークを付けていないと、いくら初心者でも初心者とわかるすべがないため、ドライバーの運転に対する配慮を得ることができないでしょう。
初心者マークは、「自分は車の運転の初心者です」という意味と「危険な運転をしないでください」という初心者をきづかったお願いの意味のマークです。
初心者マークは、初心者を守ってくれるおまもりの役割を果たしているのです。
1年以上たてば、ある程度スキルが身に付いたと思って外しても問題ありません。
初心者マークは、車体の前と後ろの両方に「地上0.4m以上1.2m以下の見えやすい位置」に表示する必要があり、これは道路交通法に規定されています。
しかし、前面のフロントガラスに貼ることは、運転手の視界を遮ることになりますので、絶対に貼ってはいけません。
法律上NGで罰則を受ける可能性があります。
また初心者マークを貼っている車を対象に、幅寄せや割り込みを行うと「初心運転者等保護義務違反」で、違反点数1点と反則金6000円が課せられます。
自分の身を守るためにも、初心者マークは絶対につけておきましょう。
初心者マークってもらえるものなの?どこでどうやってもらう?
結論から言うと、初心者マークは、教習所で「もらえることも」あります。
どうやら、本試験合格後に卒業記念みたいな感じで、プレゼントされることが多いようです。
ちなみに、免許の本試験会場と教習所の場所は違います。
試験場では、免許の合否がわかりますが、初心者マークを配布してはいません。
もし、まだ車の免許取得の途中であるなら、教習所に問い合わせてみるのもいいでしょう。
一部口コミをご紹介したいと思います。
・教習所によると思いますが、うちでは卒業記念品としてくれるみたい。
・私はもらっていません。自分で買いました。
・教習所を卒業するときには初心者マークはもらえませんでしたので買いました。
・初心者マークはもらえませんでしたが、教習所の売店に販売していたので購入しました。
地域によっては、初心者マークはもらえるものではなく、受付や売店で購入するところもあるようです。
また、教習所でも初心者マークはもらえず、自分で、ネットなどで購入した、という場合もあるようです。
どうやら、絶対に教習所からもらえるというわけではなさそうですね。
免許取得後1年は、初心運転者期間です。
教習所でもらえるのであれば、もらい、もしもらえなければ購入し、合格後は必ず初心者マークを車に貼って運転しましょう。
初心者マークを売ってる場所はここ!買える場所を紹介!
初心者マークを販売しているところは主に「ネット」「ホームセンター」「カー用品販売店」「100円均一」です。
100円均一以外は、おおよそ300~700円程度です。
ネットは簡単に手に入るし、わざわざ買いにもいかなくていいので便利ですね。
ホームセンターには、カー用品のところに販売していることが多いです。
100円均一でも販売しているのでおすすめですが、マグネットが弱いなど、100円なりの弱点があります。
車を運転中に、風で飛んで行ったりしては危ないですので、やはり、カー用品としてホームセンターやネットで購入することをおすすめします。
また、初心者マークには、マグネットタイプと吸盤タイプがあります。
マグネットタイプは、車の車体につけることができるので、おすすめの方法です。
吸盤タイプの場合は、後のフロントガラスに装着することはいいですが、前のフロントガラスに装着することは、ドライバーの視界を遮ることになり、法律違反になります。
間違っても前のフロントガラスにつけないようにしましょう。
初心者マークはつけているだけで、車間距離をあけてくれたり、道を譲ってくれたり嬉しいことだらけ。
運転免許を取得後、1年間は装着が義務つけられていますので、必ず初心者マークをつけるようにしましょう。
まとめ
初心者マークは、道路交通法により、前、後ろどちらにもはることが義務付けられています。
前・後ろのどちらか片方だけだと、罰金や減点の対象となりますので注意が必要です。
初心者マークは、周りのドライバーから見て、見やすい位置にはる必要があります。
具体的に定められている、「高さ0.4メートル、1.2メートル以内の見えやすい位置」に貼るようにしましょう。
フロントガラスに貼り付けることは、運転手の視界を遮ることになりますので絶対にやめてくださいね。
また初心者マークは、車の免許を取得して1年以上たってから継続して車に貼っておいたとしても、特に問題はなく、罰則もありません。
むしろ運転に自信がない人、ペーパードライバーの人、車を運転する頻度が少ない人は、つけておくと安心だと思います。
初心者マークを付けておくと、幅寄せや割り込みなどの危険な運転を回避することができます。
優しいドライバーであれば、道を譲ってもらえることもあるでしょう。
このような配慮は、初心者だからこそ受けられるもの。
自分の運転の技術を過信せず、運転することにあまり自信をもてない場合は継続して初心者マークをつけておくといいですね!