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2歳の子供が怒っても笑う…ヘラヘラ笑う理由とやめさせる方法とは⁉

 

2歳の子供が、叱っているのにへらへら笑うのは

・自己防衛反応

・ママに笑ってほしい

・構ってもらえて嬉しい

という3つの理由があります。

 

また叱っても全然聞いてくれないとき、つい感情的に怒ってしまうこともありますが、やっぱりそれは絶対NG!

 

叱る時には、子供の目を見て、ゆっくりわかりやすい言葉で伝えましょう。

子供の気持ちに寄り添ってから、してはいけない理由を言うと伝わりやすいです。

 

この記事では、

・2歳の子供が叱っているのにへらへら笑う理由

・叱られているときのヘラヘラ笑いをやめさせる方法

・2歳児が叱ってもやめないときの伝え方

・2歳児を叱るときのNGな行動

についてお伝えしますので、叱ってもへらへら笑う魔の2歳児にてこずっている方は是非参考にしてみてくださいね。

 

それでは詳しくみていきましょう。

 

 

2歳の子供を怒ってもへらへら笑う…その理由ってなに?

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子供がすることには全て理由があります。

怒られて笑うことにも必ず理由があります。

 

子供を怒るような出来事がありイライラしているのに、へらへら笑われると更にイライラしてしまう…という気持ちは分かります。

 

ですが一度冷静になって子供の笑う理由を考えてみましょう。

考えられる理由を3つご紹介しますのであなたのお子さんに合いそうな理由を考えてみて下さい。

 

  • 自己防衛反応

人は辛い時頑張って笑顔を作る方が楽になる…ということがあります。

あなたも経験があるのではないでしょうか。

 

それは子供も一緒です。

 

顔は笑っていても心の中では怖かったり悲しかったり、色々な負の感情でいっぱいになっているのです。

 

その負の感情、つまりはストレスを自分自身でうまく処理できず、できるだけ今の辛い状況から逃れようとする為に笑顔を作っているのです。

 

まだ子供ですから「これ以上辛くならないようにする為に笑顔を作るんだ!」と、はっきり思って笑顔になっているわけではありません。

 

子供自身も気が付かない間にしている自己防衛反応なのです。

 

  • ママに笑ってほしい

子供はどんな時でもママの笑顔が大好きです。

 

ママの怖い顔、悲しい顔は嫌いです。

ママが怖い顔や悲しい顔をした時、子供はママを笑顔にさせようと思います。

 

その結果自分が笑えばママも笑ってくれるだろうから…と思って笑顔になるのです。

 

この場合あなたの言っている言葉ははっきり言って何も頭に入っていません。

 

でも決して悪気があるわけではありません。

ママが大好きだからこそママの表情一つひとつに反応してしまっているだけなのです。

 

  • 構ってもらえて嬉しい

普段どれだけお子さんとかかわれていますか?

 

仕事や家事が忙しくてなかなか子供とかかわれない…ということはないですか?

 

繰り返しになりますが子供はママが大好きです。

ママと少しでも一緒にいたいものです。

 

ママと話したい。

ママと遊びたい。

 

本当はきっと楽しく笑顔で一緒に過ごしたいけれどそれが叶わない場合、楽しくないかかわりであってもこっちを向いてほしい。

 

そんな思いからわざと悪いことをしてママに自分の存在をアピールするのです。

 

そしてママが叱ってくれる、怒ってくれる、つまりはかかわってくれる。

そのことが嬉しくて笑ってしまうのです。

 

怒られてへらへら笑うのをやめさせる方法ってあるの?

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子供への対応を変えたら叱られた時に子供がヘラヘラと笑わなくなる可能性は十分にあります。

 

そこで先程ご紹介した3つの笑ってしまう理由それぞれでの対処法・工夫をご紹介しますね。

 

  • 自己防衛反応の場合の対処法

この場合は子供は十分叱られているという状況を理解しています。

 

むしろ今の状況を恐怖に感じています。

 

恐怖に感じると人は誰しもとにかく今の状況が早く終わってくれ…と願って過ごしますよね。

そうすると相手の話すことがしっかり頭に入ってこなくなります。

 

そこでこの場合は、叱らず怒らずまずは子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。

いつもの優しいあなたで声を掛けてあげて下さい。

 

「どうしてこういうことしたの?」

「何でママが怒っちゃうか分かる?」

という具合に。

 

ママの優しさに触れストレスから解放されると自分の思いを口にできママの思いもしっかり受け止めることができますよ。

 

  • ママに笑ってほしい場合の対処法

この場合の対処法はいたって簡単です。

 

子供の希望通り笑ってあげましょう。

思いっ切り一緒に笑ってあげましょう。

 

一緒に笑い合った後や、また笑いながらでも構いませんので、どうして叱ったのかその理由を教えてあげましょう。

 

そしてどれだけ自分が悲しい思いをしたのかあなた自身の気持ちを伝えてあげるのです。

 

「○○(子供の名前)がこれをすると、ママはすごく悲しくなるよ。」という具合に。

 

ママに笑顔でいてほしいと思っている子供はママの気持ちを知ることで同じことはしないようにしようと思ってくれますよ。

 

  • 構ってもらえて嬉しい場合の対処法

この場合は対処法というよりは普段のかかわり方、という方が近いかもしれません。

 

日々家事や仕事に追われて忙しいことは分かりますが子供との時間もしっかり作ってあげましょう。

 

時間がなくてもぎゅっと抱き締めてあげる。

ママはあなたが大好きなのだとはっきり言葉で伝えてあげる。

 

それだけで子供は嬉しく感じるものです。

 

叱ってへらへらしてしまった時もただただぎゅっと抱き締めてあげて下さい。

ただただ愛情を与えてあげて下さい。

 

2歳児が叱ってもやめないときどうやって伝えばいいの?

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2歳児と言えば、歩くのが上手になったから、道路に出たり机に登ったり危ないこともする。

大人が怒るのを面白がって、いたずらをしたりもする。

自我が芽生えるので自己主張なんてしょっちゅう、イヤイヤ期も始まります。

 

でも、まだまだ幼くてわからないこともたくさんです。

難しい言葉を使ったり、「こら」「ダメ」のような短い言葉だけでも、うまくは伝わりません。

 

うまい伝え方は、内容によって異なりますのでそれぞれ見ていきましょう。

 

①命に関わるような危険行為を叱るとき

道路に飛び出すなど命に関わるような危険行為には、まず「危ない!」「ダメ!」と強く叱って下さい。

 

子供の安全を確保し、落ち着いたらなぜダメなのかを伝えます。

 

難しい言葉だとまだわからないので、「車に当たると痛いよ」と簡単な言葉を使い、子供の目線までしゃがみ、目を見ながらゆっくり話すようにしましょう。

 

②ケガをしそう・させそうなことを叱るとき

机の上に乗る、友達を叩くなど誰かがケガをしそうな場合は、「〇〇してはいけないよ!」と強めの口調で注意します。

 

次になぜしてしたのか理由を聞いて「そうだったんだね」「そうしたかったんだね」など、同調してあげましょう。

 

そして目線を合わせて、「でも叩くと〇〇くんが悲しむよ」「でも落ちたらとても痛いよ」と簡単な言葉で理由を伝えつつ「だからやってはいけないんだよ」と教えてあげるとより伝わりやすくなります。

 

③ケガの恐れのないことを叱るとき

次は、ケガの恐れのない場合です。

例えば、片付けない、寝ない、遊び食べをする、外出を嫌がるなど。

こういう時に叱っても、聞いてなかったり笑ってごまかすこともありますよね。

 

聞いてるの!?いい加減にして!!と、感情的になってしまいがちですが、根気よく叱るしかないです。

 

落ち着いた口調で、「片付けしよう」「食事中はふざけないんだよ」と言い続けましょう。

ここで感情に任せて声を荒げたり、イライラをぶつけるのはぐっと我慢です。

 

もし、代替案のようなものがあれば、それも効果的です。

例えば、「片付けしたら、寝る部屋で絵本を読もう!」「スーパー行ったら、帰りに公園で遊ぼう!!」などです。

 

叱っても笑ってごまかしたり、ヘラヘラしていてもママの言葉はちゃんと伝わっていますので、感情的にならずゆっくり何度も伝えるようにしましょう。

 

2歳児を叱る時にやっちゃダメなNGなことってどんなこと?

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やってはいけないのは、感情的になること
です。

叱るというより、怒ることです。

 

2歳児といえば自我が芽生える時期ですよね。

 

もちろん、今までよりできること自体も増えていく年齢ですが、自分の感情とできることとのギャップに悩んだりイライラしたりと、お子さん自身も自分をコントロールできない時期でもあります。

 

そんな難しい時期の子供に、感情的に怒りをぶつけても子供はそれを理解できません。

 

私もつい怒ってしまうこともあったので絶対にやっちゃダメ!とは言えませんが、「感情的にならない!」と意識するだけでも十分です。

 

もし感情的になってしまった時は、必ず後から「強く言ってごめんね」と伝えるようにしましょう。

 

それから、叱る時にブレてはいけません。

 

あの時はダメと叱ったのに今日は叱らなかった、いいよと言ってしまったとか。

同じ行為について叱る・叱らないパターンを作るのはNGです。

 

また人によって叱る・叱らないがブレてもダメです。

 

私の息子は遊び食べが酷く、毎日叱ってばかりでした。

食事中にテレビはつけない、ふざけたら注意するが基本でした。

 

ですが、自分がバタバタしている時にはテレビをつけっぱなしにしてしまうことがあったり、注意せずに放っておくこともありました。

 

また実家に帰省した時など、子供がどんなにふざけてても義理の両親は注意しないという状況もありました。

 

場面や人によって叱ることがブレると子供も混乱してしまいます。

 

もう少し大きくなると、「この前は良かったのに、どうして今日はダメなの?」と言われる可能性もあります。

 

叱る時には、必ず継続して叱る。

「こうしたら叱る」という方針を家族内で統一することも大切なポイントですよ。

 

まとめ

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魔の2歳児という言葉もあるように、2歳児の子育てにはとても苦労しますよね。

 

叱っても効果がない時は本当に大変で、へらへら笑われてしまった時って本当にイライラしますよね。

 

イライラして余計に怒るのにそれでも子供はへらへらしている…。

こんなことが永遠に続くと子供とかかわることが心から嫌になってしまいます。

 

2歳の子供が、叱っているのにへらへら笑うのは

・自己防衛反応

・ママに笑ってほしい

・構ってもらえて嬉しい

という3つの理由からです。

 

本文でご紹介した3つの理由それぞれでの対処法を是非試してみてください。

 

また2歳児への上手な叱り方は、目線を合わせてゆっくりとわかりやすい言葉で伝えることです。

 

子供に同調したり、してはいけない理由も伝えるようにしましょう。

 

感情的に怒ったり、叱る時にブレると子供に悪影響しかないです。

叱る時は、同じことで叱り、継続して根気強く伝えていくようにしましょう。