スパゲッティは、パスタの中の種類の一つです。
小麦粉を練って作った麺類の総称が「パスタ」であり、パスタの中にスパゲッティやマカロニ、ペンネといった細かい名前が付けられています。
スパゲッティとスパゲッティーニは、麺の太さが違います。
細長い麺は全てスパゲッティと呼ぶこともあるので、ほぼ同じものと考えてもいいでしょう。
またマカロニとペンネは、日本では同じものです。
本場イタリアでは別物であり、違いは形です。
この記事では
などについて詳しく紹介しますので、良かったら参考にしてくださいね。
- スパゲッティとパスタの違いってなに!?どう違うの?
- スパゲッティとスパゲッティーニの違いってなに?同じものを指すの?
- マカロニとペンネの違いは何?ショートパスタって形が違うだけ?
- マカロニとペンネの使い分けって?料理に合わせたショートパスタの選び方!
- まとめ
スパゲッティとパスタの違いってなに!?どう違うの?
スパゲッティは、パスタの中の一つの種類です。
小麦粉を練って作った麺類を、イタリア語では「パスタ」と呼んでいます。
このパスタの中には、300種類もの麺があります。
麺の長さや太さ、形状に合わせて、スパゲッティやペンネと言った名前がついています。
そのため、スパゲッティはパスタであり、同じものになります。
しかし、パスタが必ずしもスパゲッティであるということではないのです。
パスタと名のつく料理には、必ずしもあの長細い麺が出てくるわけではありません。
「○○パスタ」と注文しても、マカロニやペンネが出てくる可能性もあるということです。
逆に、「○○スパゲッティ」を注文すれば、必ず長細いあの麺が出てくるということになります。
では、パスタにはどんな種類があるのでしょうか?
少し紹介していきますね。
「パスタ」は大きく3つに分けることができます。
ロングパスタ(スパゲッティ)とショートパスタ(マカロニ)、その他です。
細長い麺がスパゲッティ、クルクル巻いてあったりリボンのような形をしているのがマカロニです。
その他には、ラザニアやフィットチーネなどが分類されます。
さらに、スパゲッティの中にも麺の太さによって名前が分けられています。
これについては、次で詳しく紹介しますね。
マカロニにも、形状によって名前が付けられています。
ネジのようにクルクルしているものは、フスィリ。
筒形のものは、ペンネリガーテ。
貝殻のような形のものは、コンキリエリガーテ。
リボンのような形のものは、ファルファーレ。
料理名に入ってるかもしれないので、注意して見てみてくださいね。
スパゲッティとスパゲッティーニの違いってなに?同じものを指すの?
スパゲッティとスパゲッティーニは、ほぼ同じものです。
違うのは、麺の太さです。
スパゲッティは麺の太さが1.9㎜。
スパゲッティーニは1.6㎜です。
スパゲッティについて、詳しく紹介していきますね。
細長い麺の総称であるスパゲッティは、麺の太さによってさらに細かい名前が付けられています。
正確に言うと、太さ1.9 mmのものだけをスパゲッティと呼ぶんですね。
しかし、ここまで厳密に分けているお店は多くないと思います。
細長い麺、全部ひっくるめてスパゲッティと呼んでいる場合も多いです。
「○○スパゲッティ」を頼んだから、太さ1.9㎜の麺が食べられると思っていたら、もっと細い麺が出てきた!!なんてこともあると思いますよ。
まぁ1㎜、2㎜の違いがわかるのもすごいですが…。
ちなみに、僅かな麺の太さの違いですが、絡みやすいソースや味付けもあります。
例えば、カッペリーニはスープの具や冷たいソースに。
スパゲッティーニは、トマトソースやオイルソースに。
スパゲッティは魚介類の具材に合いますよ。
麺の太さや相性のいい味付けについても注意してみると、より美味しく食べられるかもしれませんね。
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マカロニとペンネの違いは何?ショートパスタって形が違うだけ?
マカロニとペンネは日本では同じものです。
本場イタリアでは別物であり、違いは形です。
なぜこのような認識の違いがあるのかについても、詳しく紹介していきますね。
まず、日本では小麦粉を練ったものをパスタと総称しています。
その中で、長細い綿状のものをスパゲッティ、短いものをマカロニと定義しています。
農林水産省では、2.5mm以上の大きさのパスタは全てマカロニと呼んでいます。
ちなみに、棒状や帯状のものは除くとされているので、スパゲッティやラザニアはマカロニとは呼びません。
このマカロニの中にも、形によって細かい名前がついています。
例えば、マカロニは直径2~5mmで穴があいている円筒状のものです。
ペンネは、円筒状の両端を斜めに切ってあり、ペン先に似ているものです。
本場のイタリアでは、マカロニ内の細かい名前がしっかり認識されています。
形状も全く異なりますよね。
マカロニとペンネは別物なのです。
しかし、日本では細かい名前があまり認識されていません。
そのため、ペンネはマカロニという総称で呼ばれることが多々あります。
「○○マカロニ」という料理を注文したら、ペンネが出てくることもあります。
イタリアではこんなことは起きませんが、日本では認識の違いから起きるのです。
マカロニとペンネは形の違いで別の名前がついています。
しかし、日本では短いパスタを全てマカロニと呼んでいるため、ややこしいのです。
お店でマカロニ料理を注文する時は、名前や写真に注目して頼んでみてくださいね。
マカロニとペンネの使い分けって?料理に合わせたショートパスタの選び方!
ショートパスタには様々な形のものがあります。
マカロニにはチーズソース、ペンネにはトマトソースがよく合います。
ショートパスタの選び方について、詳しく紹介していきます。
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マカロニ
直径2~5mmぐらいの円筒状のものは、チーズ系のソースとよく合います。
グラタンやチーズを使った料理におすすめです。
トマトとにんにくで味付けたアラビータや、ゴルゴンゾーラチーズとよく合います。
ツナやお肉、オイル系とも相性がよいので、様々な料理に多用できます。
クルクルとカールしたものは、ミートソースやトマトソースに合います。
ソースが絡みやすいので、サラダに入れてもドレッシングで美味しくいただけますよ。
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コンキリエ
貝の形をしたものは、マヨネーズを使ったサラダとよく合います。
クラムチャウダーなどのスープ料理に入れても美味しくいただけますよ。
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ファルファッレ
ちょうちょの形をしたものは、クリームソースと相性がいいです。
見た目もかわいいので、サラダに入れると華やかになりますよ。
たくさん種類のあるショートパスタ。
相性のいいソースを使って、美味しく召し上がってみてくださいね。
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まとめ
スパゲッティは、パスタの中の種類の一つです。
パスタの中には、スパゲッティの他にもマカロニやラザニアも含まれています。
スパゲッティを注文すれば、必ず細長い麺が出てきます。
しかし、パスタを注文すると、マカロニが出てくる可能性もあるということです。
また、スパゲッティの中にも、麺の太さで細かい名前がついています。
スパゲッティは太さ1.9㎜、スパゲッティーニは太さ1.6㎜なので、厳密に言うと別物になります。
料理名に注意しながら注文してみると違いが楽しめると思いますよ。
また日本では、短いパスタを全てマカロニと呼んでいます。
このマカロニの中には、形によって、マカロニやペンネと言った細かい名前がついています。
本場イタリアでは、細かい名前も認識されているため、マカロニとペンネは全くの別物とされています。
しかし、日本では細かい名前までは認識されていません。
ペンネはマカロニという総称で呼ばれることもあり、マカロニとペンネは同じものと考えられているのです。
マカロニは形によって相性のいいソースがありますので、使い分けて美味しく食べてみてくださいね。