前日に準備したい人必見!スポンジケーキを1日置くとどうなる?
スポンジケーキは保存の仕方によって出来具合が大きく変わるスイーツです。
スポンジケーキを1日置くとパサついてしまうのでは?と思う方も多いと思いますが、保存方法を少しだけ注意するだけで、しっとりとした美味しいスポンジケーキになりますよ。
ちなみに一般的には冷蔵庫で保存してしまうと乾燥しパサパサになりやすいため、1日置く場合は常温保存がおすすめです。
また翌日でも美味しいスポンジケーキを味わうためには、保存の仕方にも工夫が必要です。
スポンジケーキを上手に保存する方法としては以下の4つが挙げられます。
この記事では、パサパサしにくい保存方法や、何故冷蔵庫で保存すると生地が硬くなるのかなどについてご説明していきたいと思います。
前日にスポンジケーキを作って置いておきたい方や、しっとりとしたスポンジケーキを作るコツを知りたい方は、是非参考にしてみてくださいね。
スポンジケーキを上手に保存するコツ!これで前日に焼いても大丈夫
スポンジケーキを上手に保存するコツは以下の4つです。
この後詳しく説明していきますね。
逆さまの状態でスポンジケーキを置く
一つ目のコツは「逆さまの状態でスポンジケーキを置く」です。
前提としてスポンジケーキをオーブンから出した後は一度少し高い位置から型ごと落とし、まずはケーキの中の水蒸気を外に逃がしておきます。
その後型から外した際に、スポンジケーキを上向きではなく逆さまの状態で粗熱を取っていくのがおすすめです。
これをする事でケーキ全体のきめが整い、全体的にふんわりとしたスポンジケーキになる為、前日に作ったケーキもパサパサになりにくいと言われています。
スポンジケーキの上に濡れふきんをかぶせる
二つ目のコツは「スポンジケーキの上に濡れふきんをかぶせる」です。
スポンジケーキをふわふわに仕上る為に、気を付けるべきは「乾燥」です。
その為、粗熱を取る際はケーキの上に、濡らして固く絞った濡れふきんなどをかぶせてあげる事をお勧めします。
これによりケーキを乾燥から防ぐことが出来る為、時間が経ってもしっとりとした仕上がりにしてくれますよ。
ちなみに、濡れふきんの準備が難しいという方は、紙を一枚ケーキの上に置くだけでも十分乾燥が防げるため、ぜひやってみてくださいね♪
スポンジケーキはラップでくるんで保存
三つ目のコツは「スポンジケーキはラップでくるんで保存」です。
ケーキを手で触って、粗熱が取れたらケーキ全体をラップでしっかりくるんで保存します。
これをする事で乾燥からケーキ全体を守ることが出来ますよ。
ちなみに粗熱が取れていない場合は、表面が蒸れてしまいカビができやすくなりやすいです。
ラップでくるむ前に、しっかり手で触ってチェックしてくださいね!
しっかり冷ます
四つ目のコツは「しっかり冷ます」です。
スポンジケーキは粗熱をとった後、しっかり冷ますことが大切です。
何故かというと、時間をかけて冷ますことでケーキの中の水分量が均一になり、舌触りが良くと言われているからです。
一般的には半日から一日かけてじっくり冷ますと良いと言われているみたいですよ。
スポンジケーキを冷蔵庫で保存すると硬くなる!?防ぐ方法って?
スポンジケーキを冷蔵庫で保存すると一般的に硬くなる場合が多いです。
理由としては、以下の二点が挙げられます。
・冷蔵庫の中は水分が蒸発しやすいから
・生地に使用されているバターなどが冷える事で固まるから
そのため保存する際は常温保存がおすすめですが、真夏などの気温が高く湿度がある時期ですと少し心配ですよね。
その場合は冷蔵庫で保存しても問題ありません。
しかし先ほどもお伝えした通り、冷蔵庫で保存する場合は生地が硬くなりやすい為、一工夫が必要です。
冷蔵保存する際は、粗熱をしっかりとった後にシロップなどを塗り、タッパーに入れてケーキが乾燥するのを防いであげます。
そうすると冷蔵庫で保存しても生地が固くならないのでおすすめですよ。
基本的に冷蔵庫で保存する場合の賞味期限は1~3日程度とされていますので、もしそれ以上の保存を検討している場合は冷凍保存をした方がいいかもしれませんね。
まとめ
スポンジケーキは一つあるとパーティーなどの目玉になりますが、作り置きが出来るのか気になりますよね。
何も考えず冷蔵庫に入れてしまうと次の日には、生地が引き締まりすぎて、独特のふんわり感が消えてしまった…という失敗を、みんな一度はしたことがあるのではないでしょうか?
実際に私も何度も失敗してきましたが、今回ご紹介した方法を試すと翌日でもしっとりとしたスポンジケーキが味わう事が出来ました!
ラップでくるんだり、シロップを塗ったりと、ひと手間が少し面倒なときもありますが、そのひと手間でスポンジケーキが見違えるように美味しくなりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪