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梅シロップに傷のある梅は使える?どれくらいの傷みならOK?

梅シロップを手作りする時に注意したいのが傷梅があるかどうかですが、正直、実の形が崩れてもいいから傷梅もシロップに利用したいですよね。

 

多少の傷であれば問題なく使用できますが、どんな傷梅でも使って良いわけではありません。

 

また、多少の傷であれば問題ないといっても、やはり傷があると痛みが広がり腐りやすくなってしまうので傷梅を見つけたら早めに梅シロップを作るようにしたほうが良いですよ。

 

 

この記事では毎年梅シロップ作りをしている私の経験から

・梅シロップ作りに傷のある梅は使えるのか

・傷梅を使った梅シロップは腐りやすいのか

・黒い斑点が出ている梅は使えるのか

・梅シロップの梅は食べてもいいのか

・梅シロップの日持ちと上手な保存方法

 

についてお伝えしますので、梅シロップを手作りしてみようと思っている方は是非参考にしてみてくださいね♪

 

  

梅シロップに傷のある梅は使える?傷があると腐りやすい?

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梅シロップに傷のある梅が使用できるかどうかですが、大きい傷でない限りシロップつくりに使用して問題ありません。

 

梅シロップの作り方には、あえて梅にフォークなどで穴をあけて梅エキスを抽出するやり方もあるくらいなので、少々の傷はよくエキスが出てくれます。

 

しかし、傷があることで傷んで腐りやすくなることは間違いないので、傷のある梅を見つけたらすぐに梅シロップ作りを始めたほうが良いです。

 

もしも、購入してからすぐ梅シロップを作る事が出来ない場合は、冷凍しておくのをおすすめします。

 

冷凍した梅は解凍せずに凍ったまま使用して問題ありません。

冷凍することで傷みにくくなりますし、シロップ作りもしやすくなりますよ!

  

梅の傷みかけはどれくらいまでOK?傷は切り取るべき?

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先ほど、多少の傷なら梅シロップに使用しても問題ないとご説明しましたが、どのくらいの傷梅までOKなのか気になりますよね。

 

バックリと粒が割れてしまっているような傷に関しては傷みやすいですしシロップが濁って綺麗に作れないので避けたほうが良いです。

 

先ほどもご説明しましたが、多少の傷であればむしろ梅エキスが抽出しやすくなると言われています。

 

シロップつくりの際には穴を明ける工程もあるくらいなので、神経質に傷部分をえぐり取る必要もありません。

 

ただし、梅酒と違ってアルコールによる滅菌がされていないので不安に思う人もいると思いますので、どうしても傷の個所が気になる場合だけ切り取るようにしましょう。

 

また、大きく傷があって梅シロップにも使えないと思ったら、お水とお砂糖で煮てコンポートにする方法もあります。

 

漬け込む必要もないですし、フレッシュな梅の実の味わいも残っておいしいですよ!

 

他にも、実と種を分けて、果肉をフードプロセッサーで粉々にして、その後お砂糖でコトコト煮詰めれば梅ジャムが完成します♪

 

大量に梅の実を仕入れられた場合、傷梅が沢山出ても色々なアレンジに使えますので傷梅が多いからと捨ててしまわないでくださいね!

 


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梅シロップに黒い斑点が出ている梅は使える?腐りやすい?

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梅シロップを作ろうと青梅を買ってきたら、黒い斑点のついているものがあった。

この点は何?使っちゃって大丈夫なの?と少し不安になってしまいますよね。

 

梅全体が斑点だらけで真っ黒(真っ茶色)になっているものは使わない方がいいです

また斑点と一緒にえぐれたり傷がついているものもやめた方がいいでしょう。

 

それ以外の梅なら、使っても何の問題もありません。

梅に多少黒い斑点が出ていたとしても味が変とか、腐りやすいとかもないので安心してくださいね。

 

でも、この斑点は何なんだろう?と思いますよね。

 

黒い斑点は、黒星病(黒点病)、すす斑病という病気が原因です。

カビや雑菌が原因で黒くなるようですが、あくまで梅の病気です。

 

葉っぱや他の果実にも発生する病気で、農家的には見た目が悪くなるのが問題です。

病気にならないように農薬を使う農家も多いようです。

そのため、黒い斑点のある梅は、無農薬のものが多いと言われています。

 

カビや雑菌と聞くと、大丈夫なの?と心配になりますが、人体には何ら影響はないので安心してください。

 

強くこすると斑点が消えることがあります。

しかし、こすることで梅の表面が傷ついてしまい傷みやすくなってしまいます。

 

斑点がある見た目はあまり綺麗ではありませんが、こすることで傷つけてしまっては意味がありませんので、触らずそのまま使うようにしてくださいね。

 

梅シロップの梅は食べられるの?傷梅も食べていい?

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梅シロップの梅は、萎んで小さくなったら取り出し頃になります。

下処理をしていたり、完熟の梅を使っていれば、萎まない梅も中にはあります。

 

萎んだ梅も、萎んでいない梅も、そのまま食べることは可能です。

黒い斑点のある梅も、もちろん食べて大丈夫です。

 

ただし、シロップの中にエキスが出たものなので、美味しくはありません。

萎んでいない丸い梅だと見た目は美味しそうに見えますが、こちらも中はスカスカです。

 

梅シロップの梅は、食べてもいいけど美味しくない、と覚えておいてくださいね。

 

ちなみに食べてはいけない梅もあります。

傷のある梅と、青梅です。

 

元々傷のある梅、漬けている最中に傷んでしまった梅は早く腐ってしまいます。

泡が出ている梅や周りに変なものが浮いている梅は腐っているため、食べないでほしいのはもちろんのこと、一刻も早くシロップから取り出してくださいね。

 

梅シロップを作っている途中の青梅も食べてはいけません。

 

青梅には元々、青酸カリに似た危険な成分が含まれています。

梅が熟すと毒素が薄れ、食べれるようになります。

 

梅シロップを作る過程で、砂糖を使うことで梅の成熟を早めています。

そのため、梅の熟し途中を食べてしまうと、まだ毒素が残っているので、食中毒を引き起こしてしまうのです。

もちろん一口食べたぐらいなら大丈夫ですが、大量に食べると危険です。

 

傷のある梅と青梅は食べない、ということも忘れないでくださいね。

 

梅シロップはいつから飲める?完成時期についても!

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梅シロップはいつから飲める?

漬けた翌日から、梅のエキスであるシロップは出てきますが、漬けてすぐのものは飲むことができません。

 

漬けてから、7~10日ぐらい経ったら飲んでもOKです。

加熱殺菌とアク取りを忘れずに飲んでくださいね。

 

ちなみに、砂糖が全然溶けない時は、容器をゆするのが少ないのかもしれません。

 

梅を漬け込んだら、毎日容器をゆすって、梅と砂糖を混ざりやすくしましょう。

容器をゆすることで、梅のエキスが出やすくなりますよ。

 

梅を取り出してからはあまり意味がないので、次回作る時の参考にしてくださいね。

 

梅シロップの完成時期はいつ?

梅シロップは、砂糖を入れて漬け込んでから1か月経ったら完成です。

 

ただし最初に入れた梅の熟し方や砂糖の量によって、多少前後します。

1か月経つ前に、カビが出てきた、とか、発酵してきたなどがあれば、すぐに対処が必要です。

 

もし漬けて10日経ってないものなのに、大量に泡が出て発酵してしまった時は、シロップのみを取り出して、弱火でアク取りをしましょう。

終わったら、容器に戻してOKです。

 

もし漬けて10日以上経っているもので、大量に発酵している場合は、早いですがこの時点で完成です。

砂糖もまだ残っていると思いますが、砂糖と一緒に加熱殺菌しましょう。

 

発酵しているのが少量なら、何もしなくて大丈夫です。

状態を気にしながら1か月経つのを待ちましょう。

 

梅シロップの梅を入れたままにしておくと、どんどん梅が腐ってしまうため梅シロップが完成した梅の実を取り出してくださいね。

 

梅シロップはいつから冷蔵庫に入れればいい? 

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梅シロップを冷蔵庫に入れるタイミングは梅シロップが完成したら、になります。

 

梅シロップが完成し、梅を取り出したら、加熱殺菌とアク取りを行います。

ジュース用の保存容器に入れ替えたら、冷蔵庫に入れましょう。

 

漬け込んでいる時と同じように、日光が当たらず湿気の少ない所なら常温保存でも大丈夫です。

 

ただ、冷たくすることで瓶の中の梅のエキスが豊富になるので、完成したらすぐ冷蔵庫に保存するのがおすすめですよ。

 

具体的なエキスとして、有機酸、ポリフェノールがあげられます。

 

有機酸では、疲労回復のクエン酸が多く含まれるようになります。

高い抗酸化力のあるポリフェノールの抽出量も増えるというデータがあります。

 

せっかくの梅シロップなので、ぜひ冷やして飲むようにしたいですね。

 

ちなみに密封した状態なら、冷蔵庫で1年保存が可能です。

 

ただし途中で開けてしまったり飲んだものは、そこまで長持ちしませんので3か月を目安に飲み切るようにしてくださいね。

 

梅シロップの日持ちって?保存期間の目安はどのくらい?

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梅シロップは、保存方法も色々あります。

・加熱消毒無しのものなら2~3日

・加熱消毒ありで開封済みのものなら1週間位

・加熱消毒ありで未開封のものなら冷蔵保存で半年、冷凍保存で1年位

 

それぞれについて紹介していきます。

 

  • 加熱消毒していないものは2~3日

梅シロップが完成したら、加熱消毒すると梅の発酵が止まって長持ちしますが、加熱によって風味は落ちてしまいます。

 

2~3日の間に飲み切れる量のものは、加熱消毒しなくても大丈夫なんです。

ただし、腐敗が早いため、必ず冷蔵庫に入れてくださいね。

 

今日明日に飲む分として保存容器に入れておくと、風味の良い梅シロップを楽しめますよ。

 

  • 加熱消毒して開封したものは1週間程度

加熱消毒したものでも、何度か開封したり飲んでいるものは1週間以内に飲み切るようにしましょう。

 

空気に触れるだけでも腐敗するため、こちらも必ず冷蔵庫に入れておきましょう。

 

  • 加熱消毒して未開封で冷蔵保存なら半年程度

加熱消毒後未開封のものなら、冷蔵庫に入れていれば半年ぐらいは持ちます。

 

長い間にわたって飲みたい場合は、小分けにして密封しておくといいかもしれませんね。

 

  • 加熱消毒してみ家風で冷凍保存なら1年程度

 加熱消毒後、すぐに冷凍したものはかなり長持ちします。

小分けにして冷凍すれば、1年中梅シロップが楽しめますよ。

 

保存した梅シロップを飲むときの注意点

梅シロップは完成後の処理方法や保存方法によって、もつ期間が異なります。

飲みたい分、保存しておきたい分を分けておくと、より長く楽しむことができます。

 

ただし、これらはあくまで目安です。

 

ちゃんと加熱消毒していたのに、あっという間にダメになった。

何もしていないのに、長い間美味しく飲めた。

 

梅シロップの糖度によっても保存期間がかわってきます。

飲む前には必ず異物、異臭、変な舌触りなどがないか、確認してから飲んでくださいね。

 

梅シロップは常温保存できるの?正しい保存方法とは

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常温保存するための条件

梅シロップは常温保存が可能です。

 

ただし上手に常温保存をするためには条件があり、

・梅シロップの加熱消毒

・容器の殺菌消毒

・完璧な保存方法

・適した環境

これらすべてが整えば、常温でも1年持つと言われています。

 

正直プロでもない人がここまで完璧にやれるとは思えません。

せっかく作ったのに、常温にしていたがばかりに飲めなくなるのもアホらしいですよね。

 

常温でも冷蔵でも、味に変化はありませんので、安心のためにもぜひ冷蔵もしくは冷凍保存をしてほしいです。

 

冷蔵保存と冷凍保存、それぞれで上手に保存するために気を付けてほしいことをご紹介します。

 

  • 冷蔵保存のコツ

梅シロップを加熱消毒するだけでなく、保存容器の加熱消毒も行いましょう。

 

ガラス製のものなら、熱湯消毒が可能です。

 

ただしパッキンなどは高温によって変形する恐れがありますので、パッキンなど別の素材が付属しているものは、必ず取り外してから熱湯をかけるようにしてください。

 

耐熱プラスチックのものは、耐久温度を必ず確認してから消毒しましょう。

100度の耐久性がない場合は、沸騰して少し冷ましたものを使うようにしてください。

 

耐熱でないものは、アルコールや除菌スプレーなどで消毒してください。

 

  • 冷凍保存のコツ

冷凍保存する時は、冷凍OKのジップロックなどに入れましょう。

 

満タンに入れてしまうと、後から膨張して破裂してしまいますので8分目を目安に入れてください。

 

梅シロップを製氷皿に入れて凍らせてから、製氷皿から外してジップロックに入れてもOKです。

飲みたい分だけ取り出せるので、とても便利ですよ。

 

自然解凍で飲むようにしてくださいね。

 

今回は傷梅や斑点がある梅を梅シロップ作りに使うことができるか?ということを記事にしてみましたが、梅シロップ作りでの疑問って結構ありますよね。

 

たとえば梅シロップに漬けた梅干しがしわしわにならず丸いままだった時。

普通はエキスが出てしわしわになるはずなのにこれって失敗なの?と不安になりますよね。

 

ですが梅シロップの梅がしわしわにならなくてもそれは失敗ではないんですよ。

 

梅がしわしわになる・ならないはシロップに使った梅の熟し具合や処理方法によって変わってくるんです!

こちらの記事で詳しく解説していますので是非見てくださいねー↓

 

stur26.hatenablog.com

まとめ

傷のある梅の実だと良品ものもよりお手ごろな値段で買うことができますし、傷梅でも梅シロップが作れるならその方が良いですよね。

 

大きい傷でなければ梅シロップ作りには支障が出ませんので安心してください。

 

しかし、傷のないものと比べれば傷みやすい・腐りやすいことに違いは無いので傷梅を見つけたらすぐ梅シロップを作るようにしましょう。

 

すぐに作る事が出来ないようであれば冷凍庫で凍らせると長持ちしますし、冷凍梅はシロップにしやすいらしいですよ!

 

梅シロップに使える傷梅の目安としては、バックリ割れてしまっているもの以外であれば大丈夫です。

 

もし傷が大きくてシロップ作りに使うのがためらわれるものがあっても大丈夫!

 

細かくしてジャムにしてしまったりコンポートにしたりできますので捨てないでくださいね。

 

また梅の表面に黒い斑点があるのものは、梅が病気にかかっていることが原因ですが、見た目が悪いだけで、腐りやすいということもありません。

何の問題もありませんので、安心して梅シロップ作りに使ってください。

 

梅シロップの梅は、萎んだもの、丸いままのもの、斑点のあるもの、どれも食べても問題はありません。

ただし、美味しくないので注意してください。

 

傷のある梅、青梅は腐っていたり食中毒を引き起こす恐れがありますので絶対に食べないようにしてくださいね。

 

また梅シロップの日持ちについてですが、梅シロップは保存方法によって日持ちが異なります。

 

加熱消毒無しなら2~3日。

加熱消毒後、開封したものは1週間位。

開封で冷蔵保存なら半年、冷凍保存なら1年ぐらいです。

 

梅シロップは、漬けてから1か月経ったら完成ですので、完成したら梅を取り出し、加熱殺菌とアク取りを行いましょう。

 

ただしいつから飲めるのかについては、完成を待たなくても大丈夫です。

漬けてから、7~10日経ったものなら飲んでもOKですよ。

 

飲みたい分、保存したい分を分けて保存し、手作り梅シロップを長く楽しんでくださいね。

 

沢山作って手作り梅シロップを活用しましょう♪