裏垢を作る目的や心理は「いつものアカウントではつぶやけないことを投稿したい」という欲求を満たすために尽きると思います。
たとえば仲のいい友人や知人、仕事で関わりのある人などが見ているアカウントで愚痴などのネガティブな投稿をすることは気がひけるので匿名で投稿したいということもあるでしょう。
そういった隠された承認欲求を満たすことのできるツールとして、一部の人から裏垢は必要とされていると言えます。
この記事では
・裏垢を作る心理や必要とされている理由
・裏垢を作ることでのメリットやデメリット
・特定されない、バレない裏垢の作り方
・裏垢での投稿がバレてしまう原因
についてお伝えしますので是非参考にしてみてくださいね。
裏垢を作る心理ってどんなもの?なぜ裏垢が必要なの?
では実際に裏垢を作る心理ってどんなものなのでしょうか。
裏垢を作る目的は「いつものアカウントではつぶやけないことを投稿したい」という欲求に尽きると思います。
例えば仲のいい友達が見ているアカウントに愚痴や悪口、ネガティブな投稿をすることは気がひけるので匿名で心置きなく投稿したいという気持ち。
また、リアルな世界では公表していない秘密の趣味や人格での投稿をしたい場合に裏垢で、という心理が働くのだと思います。
そしてその裏側にある気持ちはやはり愚痴や悪口をつぶやく自分、秘密の趣味や人格を持つ自分も含めて認めて欲しい、承認されたいという承認欲求があるのです。
裏垢を作ることでのメリット・デメリットって何がある?
隠された承認欲求を満たすための裏垢ですが、裏垢を作ることでのメリットやデメリットは何なのでしょうか。
裏垢を作ることのメリット
裏垢を作ることでのメリットといえば当然その投稿に対する周りからの反応を得られることだと思います。
自分がつぶやいた言葉に共感の反応が返ってくることで気持ちが満たされますし秘密を共有してくれるフォロワーがいることで、孤独感が和らぐということもあるかもしれません。
誰かに共感され認められるという体験は生きていく上でもとても大切なことだといえます。
裏垢を作ることのデメリット
それはやはりいくら気をつけていても本アカのフォロワーや友達にバレるという可能性があるということです。
いくら注意して投稿をしていたとしても、何がきっかけで知っている人に発見されるかはわかりません。
誰かに見つかった時に人間関係を悪くしてしまう可能性が十分にあります。
また、裏垢だからと割り切って投稿内容が過激になってしまうこともデメリットになります。
リアルの世界では絶対に口に出さないような内容や、汚い言葉を使うことで誰かに見つかったらどうという問題よりも自分自身の品位に関わってくる問題になってしまいます。
裏垢を特定されない方法ってある?
裏垢で誰にも知られたくない趣味や、日々の愚痴を思いっきり話してスッキリ出来たら、普段の生活もストレスが減って気持ちよく過ごせそう。
だけど身元がばれてしまうのが本当に怖い、という人も多いのではないでしょうか。
友達や恋人には絶対裏垢がバレたくない…そんなあなたは以下の手順を絶対に守ってください。
①捨てアドレスを作成する
Yahooアドレスやgmailで新規のアドレスを作成してください。
作ったことが無い人は「めんどくさそう」と腰が引けてしまうと思いますが、意外と簡単にアドレスを作れます。
②普段使うアドレスは使用しない
これはかなり重要。
メインアドレスを使用していると友人たちに通知されたり気づかれる危険性がぐんと上がります。
絶対に避けましょう。
③電話番号登録しない
②のアドレス同様、友人たちに通知されるかもしれません。
登録しなくても裏垢は作成できますので電話番号登録は避けてください。
④個人情報を裏垢で漏らさない
折角作成した裏垢なのに、近所のお店の情報や友人も知っているような情報をさらしすぎるとばれる危険性があります。
個人情報は極力つぶやかないほうが無難です。
⑤位置情報をオフにする
ツイッターには位置情報がわかる設定がありますので、OFFになっているか確認してください。
上記の手順で作成すれば、まずバレる可能性は無いと言えます。
ツイッターの裏垢がバレてしまう原因はなに?
Twitterの裏垢がばれてしまう原因として、登録時に普段使うアドレスを使っていたり電話番号を登録していることがよくあります。
友人の場合、既存のアドレスや電話番号を登録していると、裏垢作成時に友人へ通知されてしまうという恐ろしい事態を引き起こします。
また、うっかり裏垢で語ろうとした内容をメインのTwitterでつぶやいて友人に知られてしまうこともあり得ます。
対策としては、ツイッターアプリがたくさんありますので、裏垢でツイートする時は裏垢用のツイッターアプリからつぶやけば間違える可能性もぐっと低くなります。
電話番号、メインアドレスでの登録を避けても、まだまだ不安な場合は、ツイッターの設定で「メールアドレスの照合と通知を許可する」という項目を必ずOFFにしておきましょう。
これで間違っても友人に裏垢のアカウントの通知が行くことはありません。
まとめ
SNSの世界をサーフィンしていると時々過激な投稿を見かけることがありますね。
コメントの中で罵詈雑言を浴びせていたりとか、ネガテイブワードを連発していたりとか。
見ていてあまり気持ちのいいものでもないですがこれはどうやら「裏垢」で投稿されたもののようです。
「裏垢」とは「裏アカウント」のことで、友達や知っている人に教えて使っているアカウントではなく自分の普段口に出して言えない趣味や、言葉は吐き出すためのアカウントのことです。
アカウントには他にも種類があってメインで使うものは「本垢」、それ以外にもっと気楽に使うものが「サブ垢」趣味に特化した「趣味垢」と色々あるようです。
これほど種類がある中でなぜこのような「裏垢」を作るのかですが、それは愚痴や悪口をつぶやく自分、秘密の趣味や人格を持つ自分も含めて認めて欲しい、承認されたいという承認欲求があるためと言えます。
どうしてもリアルの世界では口に出しにくいことを発信するために裏垢を作ることがほとんどのようですが、やはり考えて欲しいのはその匿名性についてです。
誰だかわからないから、という気持ちになると人は攻撃的な言葉や過激な言葉を使いがちになってしまいます。
そのつぶやきは自分の品位や価値を下げてまでつぶやかなくてはならないことなのでしょうか?
誰にも言えないことをつぶやいて認められる裏垢は人によっては心の支えになるかもしれませんがその使い方についてはしっかり考えていくべきですね。