2月に入るとすぐバレンタインがやってきますね。
ホワイトチョコはとっても甘いし色も綺麗なので、チョコレート作りに使う人も多いと思います。
でもホワイトチョコは、固まりにくく作りにくいと言われています。
固まらないときはどうしたらいいのでしょうか?
もう1度チョコを湯煎しながら溶かして、チョコを足してみましょう。
もしチョコと油分が分離してしまったら、湯煎につけて混ぜる、外して混ぜるを繰り返してみましょう。
ホワイトチョコが固まりにくい原因と失敗しないコツについても、詳しくみていきましょう。
ホワイトチョコの生チョコが固まらないときの対処法って?
ホワイトチョコが固まらない時の対処法
ホワイトチョコが固まらない原因は、生クリームの量が多すぎることが多いです。
固まらなかったチョコをもう1度、30~45℃のお湯で湯煎しましょう。
少しずつチョコを足していき、生クリームに対するチョコの分量を増やしていきます。
この時、もしチョコと油分が分離してしまったら、乳化という作業が必要になります。
湯煎をしながらゆっくり混ぜて、たまに湯煎から外してまたゆっくり混ぜる。
これを2~3回繰り返します。
チョコの温度を上げ下げすることで、チョコの分離が戻り、なめらかに混ざるようになります。
また、チョコが固まらないからと言って冷凍庫に入れるのは絶対NGです。
冷凍庫から出したらまた溶けてしまうのと、品質が落ちてしまうためです。
冷蔵庫で1時間半~3時間ぐらい、ゆっくり冷やし固めましょう。
それでもホワイトチョコが固まらない時は?
乳化しても、冷蔵庫でゆっくり冷やしても固まらなかった、生クリームが多すぎて足すチョコがなかった。
こんな時は、生チョコを諦めて別のものに作り替えてみましょう。
固まらなかった生チョコ100gに対して、
・薄力粉 50g
・ベーキングパウダー小さじ2分の1
・卵1.5個
をよく混ぜます。
175℃のオーブンで20分加熱するか、炊飯器で炊いてみましょう。
簡単にホワイトチョコのブラウニーができますよ。
どうしても生チョコにならない、でも捨てるのはもったいないし…
…と困った時には試してみてくださいね!
ホワイトチョコが固まらない原因って?失敗しない作り方のコツも!
ホワイトチョコが固まらない原因は3点挙げられます。
- 湯煎の温度が高すぎて、チョコが分離した
- 生クリームの量が多すぎる
- 水分が入ってしまった
湯煎の温度が高すぎた
まず、チョコを溶かす時の湯煎です。
お湯の温度が高すぎたり、レンジで溶かしたりすると、チョコと油分が分離してしまいます。
分離してしまうと固まりません。
失敗しないコツは、お湯の温度を30~45℃ぐらいにして湯煎することです。
ゆっくり混ぜるようにしましょう。
生クリームの量が多すぎた
生クリームの量にも注意しましょう。
チョコに含まれるカカオの分量が多いほど、チョコは固まりやすくなります。
ホワイトチョコには、他のチョコと比べるとカカオの分量が少ないです。
そのため、生クリームと混ぜ合わせる時に他のチョコと分量比が異なります。
ダークチョコなら生クリームと3:2
ミルクチョコなら生クリームと2:1
それに対し、
ホワイトチョコと生クリームの割合は3:1です。
他のチョコと同じように、生クリームの量を多くしてしまうと固まらなくなってしまいますので、失敗しないためにも、3:1の分量を守りましょう。
また、市販の板チョコよりも、製菓用のチョコの方がカカオの量が多いです。
製菓用のホワイトチョコを利用してみるのもおすすめです。
材料に水分が入ってしまった
チョコレートは水分に大変弱いです。
湯煎のボールについた水滴や蒸気が入っただけでも、チョコの分離につながってしまいます。
調理する時には、水の飛び散りや水滴の拭き忘れなどにも十分注意しましょう。
まとめ
ホワイトチョコが固まらない時は、再度湯煎して溶かし、チョコを追加してみましょう。
ホワイトチョコ:生クリームの分量が3:1になるようにすると、固まりやすくなります。
どうしても固まらない時は、ブラウニーに作り替えることも可能です。
湯煎の温度は35~40℃、水分の混入にも気を付けながら、分量手順を守ってチョコ作りをしてみましょう。