青唐辛子は、唐辛子が完熟して赤くなる前に収穫したもので、赤唐辛子に比べて辛味が弱いのが特徴です。
また、青唐辛子は夏が旬なので、辛い料理が食べたくなる暑い季節にぴったりの食材です。
炒め物やパスタに使うとほどよい辛味と刺激を楽しめますよ。
なお、生の唐辛子を選ぶときは、色つやがよくハリのある鮮度が高いものを選びましょう。
・青唐辛子は生で食べられるのか
・青唐辛子の下ごしらえ手順
などについてご紹介いたしますので、「青唐辛子を生で食べてみたい」「青唐辛子が辛くないか知りたい」という方は、是非参考にしてみてくださいね。
青唐辛子って本当に生で食べるの!?韓国では常識?
辛味調味料として使われることが多い「青唐辛子」は、炒め物など料理のアクセントになる食材です。
ちなみに、よく聞くメキシコの「ハラペーニョ」は辛い青唐辛子の代表格で、タバスコの原料としても知られていますね。
なお、韓国など、海外では生で食べるのが常識という国もありますが、日本では加熱調理して食べることがほとんどです。
ここでは、「青唐辛子を生で食べるときの食べ方」や「保存方法・期間」「注意点」を解説していきましょう。
生の青唐辛子のおいしい食べ方
青唐辛子は赤い唐辛子を未熟な状態で収穫したもので、辛みがまろやかなものや強いものなどさまざまな種類があるのが特徴です。
また、赤唐辛子は加熱することで辛味が増し、青唐辛子は加熱で辛味がやわらぐとされています。
ちなみに生食する青唐辛子は、日本の「万願寺とうがらし」や「ししとう」に近い品種で、辛味は赤唐辛子と比べても控えめです。
インスタントラーメンに炒めた野菜と青唐辛子を乗せて食べると、ピリッと辛味がプラスされ、刺激的な辛さが楽しめますよ。
保存方法・期間
生の青唐辛子の賞味期限はおよそ1週間程度。
他の野菜と同様、徐々に痛んでくるので、早めに食べてしまいましょう。
また、生のまま保存するときは、唐辛子の水分を拭き取ってから保存袋に入れ、野菜室で保存します。
なお、食べきれない場合は冷凍保存をすれば、長く楽しむことができますよ。
そのまま使うのであればそのまま冷凍、料理の辛味に使うなら小口切りなどにして冷凍すると便利です。
注意点
新鮮な青唐辛子は全体が鮮やかな緑色で表面にハリと光沢があり、先端がとがっています。
さらに、根元の切り口の部分が変色していないかもチェックしてみましょう。
なお、唐辛子を触った後は必ず手を洗い、目などをこすらないように気を付けてくださいね。
青唐辛子を食べてみたい?下ごしらえはこれでバッチリ!
一般的に、赤唐辛子は乾燥すると辛さが増すので調味料に、青唐辛子はみずみずしさがあるのでそのまま料理に使ったり、ピクルスにしたりして食べられることが多いです。
また、青唐辛子はピーマンの仲間なので、種も取らずにそのまま食べることができるので、手軽に下ごしらえができますよ。
ここでは、「青唐辛子のおすすめな食べ方」や「下ごしらえの手順」、「ポイント」をご紹介していきます。
青唐辛子のおすすめな食べ方
青唐辛子がたくさんある場合は、ひと手間加えて調味料にしておくのがベストです。
青唐辛子の中でも、とくに辛いのがワタの部分なので、あまり辛くしたくないときは、中の種とワタを取り出して外側の部分だけ使いましょう。
辛いのが好きな人や、あまり辛くない青唐辛子の場合はそのまま使って問題ありません。
また、オリーブオイルにニンニクと一緒につけ込むだけで、いろいろな料理に使える香りのよいオイルを作ることもできます。
ジャムなどが入っていた空き瓶を綺麗に洗ってから沸騰消毒させて、保存容器にすると便利ですね。
青唐辛子の下ごしらえ・手順
- 材料
・青唐辛子…2本
・醬油…大さじ1
・みりん…大さじ1
- 手順
1・青唐辛子を細かく輪切りにする
2・醬油、みりんを合わせ600wのレンジで30秒温める
3・2へ切った青唐辛子を入れて完成!
冷蔵庫で一日寝かせれば味が馴染みます。
3、4日程度で食べ切りましょう。
長期間保存したい場合は青唐辛子、しょう油、みりんを鍋で煮ます。
注意点
調理後や触った後は必ず手を洗い、目などをこすらないように気をつけましょう。
唐辛子によっては、素手で触るだけでも辛味成分で痛みを感じるものがあるので、必要な場合は手袋を使用することも有効です。
まとめ
ピリッとした辛味が特徴の「青唐辛子」は7月~9月が旬。
青唐辛子は乾燥唐辛子と違い、生だと色々な楽しみ方がありますね。
青唐辛子が出回る時期は限られていますから、辛いものが好きな人はぜひチャレンジしてみてください!