拭き取り化粧水って拭き取らないとだめ?化粧水代わりになるの?
拭き取り化粧水は拭き取らないと意味がないです。
役割として古い角質や、クレンジングや洗顔で落としきれなかった汚れを除去するために使うアイテムだからです。
使用する目的が違うので普通の保湿用の化粧水の代わりにはなりません。
この記事では
・拭き取り化粧水は普通の化粧水として使えるのか
・拭き取り化粧水の必要性はあるのか
・正しい拭き取り化粧水の使い方
などについてお伝えしていきます。
拭き取り化粧水を導入しようと考えているけど使い方を誤ると肌を傷めてしまうこともあるというので躊躇している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
拭き取り化粧水って化粧水として使うこともできるの?
拭き取り化粧水は普通の化粧水として使うことはできません。
そもそも普通の化粧水とは役割が違うし使われている成分も異なるからです。
拭き取り化粧水は、クレンジングや洗顔で落としきれなかった汚れや皮膚の古い角質を除去するために使います。
一方、普通の化粧水は肌を保湿するために使うものです。
拭き取り化粧水はコットンに含ませて肌の上で滑らすようにして、やさしく拭き取ります。
鼻を重点的に、内側から外側へと拭いていきます。
ピーリングの役割(化学反応で剥離させて角質を取り除く)があるので肌への刺激があり、拭き取る時の摩擦も生じて肌を傷めます。
敏感肌の人は特に注意した方がいいです。
40代になると女性ホルモンの減少が始まり様々な身体の変調が出てきます。
肌の潤いがなくなり乾燥するので、摩擦をすると余計に肌を傷めることになります。
ある美容外科医の先生は、拭き取り化粧水はしないでターンオーバーで自然に角質が落ちるのを待ちましょうと言っています。
ターンオーバーは、表皮で起こる細胞の生まれ変わりのことで、約6週間のサイクルで生じます。
拭き取り化粧水は「取り除く」役割で、普通の化粧水は「浸透させる」役割なので、まったく別の物ということになります。
拭き取り化粧水は保湿のための化粧水ではないので注意してくださいね。
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拭き取り化粧水を普通の化粧水で代用するのはNG?肌を傷める?
拭き取り化粧水を普通の化粧水で代用するのはNGで肌を傷める可能性が高いです。
そもそもお互いの役割がまったく違うので代用はできないです。
使う順番として、クレンジング→洗顔→拭き取り化粧水→化粧水→乳液→クリームという風になります。
拭き取り化粧水で落としきれなかった汚れや古い角質を除去し、次にするスキンケアを肌に浸透させやすくします。
角質層にまで化粧水や乳液が浸透して肌のキメが整いもっちりとした潤いのある肌になりやすいです。
また、拭き取りで角質が剥がれることによりターンオーバーの乱れを抑制するので、安定した周期で皮膚の生まれ変わりが可能になります。
ある程度の摩擦と刺激があるため毎日の使用は避け、週に2,3回程度にとどめておくのがいいでしょう。
コットンにはたっぷりと拭き取り化粧水を浸して、なるべく肌との摩擦を軽減するようにしましょう。
摩擦で肌を傷めるので敏感肌や乾燥が気になる方には注意が必要です。
クレンジングや洗顔でしっかりと汚れが落とせていて、保湿が十分にできていれば拭き取り化粧水は必要ありません。
ターンオーバーが正常に働き古い角質は自然に落ちていきます。
使ってみたい方は肌タイプ別のおすすめ拭き取り化粧水があるのでこちらを参考に選んでみてくださいね。
他の用途として洗顔の代わりにもなります。
汚れを取るという役割が同じなので、忙しい朝など拭き取るだけの洗顔は便利ですよね。
こちらも毎日ではなく忙しい時だけにとどめておくといいでしょう。
まとめ
拭き取り化粧水は普通の化粧水の代用として使うことはできません。
拭き取り化粧水は汚れや角質を「取り除く」、普通の化粧水は「浸透させる」というそれぞれの役割があるからです。
拭き取り化粧水はピーリングの成分と摩擦から、ある程度肌を傷めてしまいます。
それでも保湿の段階で化粧水や乳液を角質層まで浸透させやすくし、しっとり柔らかな肌を実現させてくれます。
毎日は使用せず週に2、3回程度にしておきましょう。
摩擦を軽減するためにコットンにたっぷりふくませて、こすらずに滑らすように、やさしく拭き取っていきましょう。
その後は化粧水、乳液、クリームでしっかり保湿をしてあげてください。
敏感肌や乾燥肌の人におすすめの拭き取り化粧水もあるので探してみてくださいね。