アイシングクッキーって、カラフルでとてもかわいいですよね。
私もかわいいと思って購入しましたが、正直、味がイマイチでした。
「アイシングクッキーはまずいから観賞用」なんて声もよく聞きますよね。
アイシングクッキーがまずいとよく言われているその理由は、クッキーの材料が悪いためです。
絵の部分は、砂糖と卵白でできているので甘いだけで、何の味付けにもなりません。
アイシングクッキーの味は、プレーンクッキーの味なのです。
美味しく作るコツは、クッキーの原材料をいいものにするだけです。
詳しくみていきましょう。
アイシングクッキーがまずいって本当?どんな味がするの?
アイシングクッキーは見た目がかわいいですが、食べると残念という声をよく聞きます。
男性は、見た目よりも味を重視する人が多いので、アイシングクッキーをもらいたくないという声も多いようです。
どんな味がするのか?が気になりますよね。
アイシングクッキーを食べた人の感想として
「ただただ、甘いだけ」
「普通のクッキーより甘すぎる」
「砂糖を食べてるみたいな味」
なんて意見をよく聞きます。
つまり、クッキーの味があまりせず、砂糖の甘みだけを感じてしまうため、「まずい」という結論になるようですね。
アイシングクッキーの味は、土台のプレーンクッキーの味です。
カラフルな絵の部分は、砂糖と卵白に食紅を混ぜたものが使われています。
アイシング自体は砂糖の甘さがするだけで、クッキーの味付けやスパイスの役割はないのです。
そのため、土台のクッキーが美味しくないとアイシングクッキーもまずくなってしまいます。
土台のクッキーがなぜ美味しくないものが多いのか、その理由は3つあります。
- 凹凸ができるため、具材の混ぜ込みができない
- 割れやすくなるため、風味付けができない
- 原材料までこだわらない
アイシングクッキーは表面に絵を描くことが重要なため、表面を平らにする必要があります。
チョコチップやアーモンドスライスなど、美味しい具材を混ぜ込むと凹凸ができてしまいます。
それでは絵が描けなくなるため、プレーンにせざるを得ないのです。
また、ココアパウダーやアーモンドパウダーなどを混ぜ込むと、割れやすくなってしまいます。
割れたクッキーには絵を描くことができないため、強度を重視するとやはりプレーンになるからです。
プレーン味がまずくなるのは、材料が悪いためです。
バターではなく、値段の安いマーガリンやショートニングを使うと、とてもまずくなると言われています。
市販のものだと、防腐剤などの添加物も入っているため、防腐剤や添加物の種類によってはさらにまずくなることがあるようです。
アイシングクッキーは絵や模様を描くことを重視しているので、土台のクッキーまでこだわる人が少ないのは当然なのかもしれません。
アイシングクッキーを美味しく作ることはできる?そのコツは?
頑張って作って、絵もうまく描けたアイシングクッキー。
しかし、美味しくなかったら食べた人はガッカリしてしまいます。
大切な人にプレゼントする時は、味も美味しくしたいですよね。
アイシングクッキーを美味しく作るのは簡単です。
クッキーの材料を良質なものにするだけです。
材料は、薄力粉、バター、砂糖、全卵。
薄力粉は、クッキーに合うものを選びましょう。
おすすめは、江別製粉のドルチェ、クーヘンという小麦粉です。
香ばしく、ザクザクとした食感に仕上がりますよ。
そして、マーガリンやショートニングは使用せず、必ずバターを使うようにしましょう。
有塩・無塩はどちらでも大丈夫です
少し奮発してもいい、という場合は発酵バターを使用すると風味が強くなり、さらに美味しく仕上がります。
砂糖は細目グラニュー糖か上白糖を使いましょう。
普通のグラニュー糖だと粒が大きいため溶け残りしやすいです。
クッキー表面がブツブツするため、見た目も食感も悪くなります。
表面も舌触りもなめらかにするために、細目グラニュー糖がおすすめです。
まとめ
アイシングクッキーの味は、土台のプレーンクッキーの味です。
土台にまでこだわる人が少ないため、アイシングクッキーはまずいと言われています。
美味しいアイシングクッキーを作るには、材料を良質なものに変えるだけです。
薄力粉、バター、砂糖に良質なものを使用するだけで一気に味が良くなりますよ。
見た目も味も良いものを作って、大切な人に喜んでもらえるといいですね。