じめじめした雨が続く上に、寝苦しいくらい暑かったりするので気づいたらせっかく作った料理が傷みがちな季節ですよね。
肉じゃがは年齢問わず人気のメニューだし、大抵の場合は多めに作るので常備菜にももってこい。
しかし、じゃが芋や人参は傷みやすい野菜…。
今回はこの暑い時期に肉じゃがはどのくらい日持ちするのかについてです。
結論から言いますと、大体冷蔵庫保管でも2~3日を目安に食べきるといいです。
ただし常温保存では半日ももたないことも。
これから詳しく説明しますね!
肉じゃがの常温保存は危険⁉夏だとどれくらい日持ちする?
肉じゃがは傷みやすいおかずです。
夏場に常温で置けば、あっというに腐ります。
日本は湿度がとても高いため、場合によっては半日持たないことも…。
たとえクーラーを入れて室温が低い部屋や、冬だとしても常温での保存は避けた方が良いです。
調理後の肉じゃがは冷蔵庫保存!と覚えておいてください。
冷蔵庫でなら、2~3日程度は日持ちするというのが基準です。
ただし、3日目まで持たない場合もあります。
冷蔵庫内の温度や食べる毎に全て再加熱しているなどの条件次第では、3日持たないこともあります。
肉じゃがによる食中毒を起こす事例も過去にあり、ウォルシュ菌という菌が増殖してしまうことが原因のようです。
ウォルシュ菌は過熱が不十分であったり、室温で放置していたことが原因になることが
多いです。
また、冷蔵保存後の再加熱が不十分でも菌が増えてしまいます。
傷んでいるか見分ける目安は、
・白い膜が張っている
・納豆のようなにおいがする
・ねばねばする
という変化が見られます。
少しでも怪しいと思ったら食べるのは危険なのでやめましょうね!
しかし、正しい保存方法であれば、低温で保たれるチルド室では約4日、パーシャル室は1週間程持たせることも可能です。
肉じゃがをダメにしない上手な保存の方法ってある?
肉じゃがは以下の保存方法にて保存することで長持ちさせることができますよ。
ポイントは、
・鍋のままではなく別容器に入れ替えて保存する。
・移し替え時に使う箸は、清潔なものを使用する。
・必ず冷ましてから 冷蔵庫に入れる。
の3つです。
冷蔵庫に入れる際は必ず冷ましてから保存することが重要です。
コツとしては鍋ごと水につけると素早く冷めます。
1食分ずつタッパーに小分けすると、収納しやすく食卓に出す際にも必要な分のみ温め直せますので便利です。
温め直す際は、小鍋に移し替え弱火で温めましょう。
弱火にすることでじゃがいもが焦げ付きません。
電子レンジでの加熱はムラができやすく、じゃがいもの中心まで温まらないこともあるためおすすめできません。
また、肉じゃがを作る際に、あらかじめ酢を少し入れると腐りにくくなりますよ!
肉じゃがなどの煮物の日持ち日数は、使っている具材というより味の濃さが関係します。おせち料理は味が濃く、日持ちがするのと同じ理屈です。
気持ち濃いめに味付けをしておくと、いつもよりも長く肉じゃがを保存でますよ。
ですが、じゃがいもやにんじんなどの根菜は傷みやすい為、「肉じゃがは煮物の中では特に日持ちが短め」だと思っておきましょう。
調理後、その日のうちに食べきれない分は2時間以内を目安にすぐ冷蔵庫に入れると安心です。
まとめ
暑い季節になっても、肉じゃがは人気のメニューだし食べ応えもあるし、食卓にあると助かりますよね。
しかし、冷蔵庫で保管しても、大体2~3日しか持たないようです。
常温保存ではさらに持たない為、調理して余った分はすぐに冷まして冷蔵庫へ保存しましょう。
また、2~3日では食べきれないと思うようでしたら、カレーやグラタン、コロッケ等、今はいろいろなアレンジメニューもネットに載っているので、試してみるのも上手に食べきるコツですね。
折角作った肉じゃがですので上手に保存して最後までおいしくいただきましょう!