ウルトラライトダウンは、真冬のアウターには不向きですが5度くらいまでの気温であれば快適に過ごせます。
気温に合った着こなしをすると、秋口から春先まで長く活躍するアイテムと言えるでしょう。
この記事では
・真冬でもウルトラライトダウンをアウターとして着られるか
・ウルトラライトダウンの気温別の着こなし方
についてお伝えします。
ウルトラライトダウンを着てもあまり暖かくなくてがっかりしているという方は、着こなし方を変えると暖かく感じる場合があります。
ウルトラライトダウンを秋口から春先まで長く着用したいという方は、参考にしてみてください。
ウルトラライトダウンだけでは真冬には耐えられないって本当⁉
ウルトラライトダウンは、真冬のアウターとして着るのには適していません。
地域ごとに真冬の気温は異なりますが、5度以下の日にウルトラライトダウンをアウターとして着ていると寒いと感じる可能性が高いです。
ユニクロの公式サイトのレビューにも、「北海道の真冬には寒い」や「真冬には寒く感じる」といった口コミが多くみられました。
参照:ユニクロ公式 | ウルトラライトダウンジャケットのレビュー (uniqlo.com)
軽くてコンパクトに持ち運べて防寒対策もできる点が魅力のウルトラライトダウンですが、真冬の気温が5度以下の日にアウターとして着るのには適していないようです。
真冬のアウターに適していない理由には、丈の短さも関係しています。
2022年の冬に販売されたウルトラライトダウンは、ボクシーシルエットという丈が短いデザインに変更されたため、腰やお尻までカバーできません。
また、2022年冬に販売された最新のウルトラライトダウンは首元にボタンがついており、チャックではないため風が通りやすくなっています。
まとめると、防寒できる気温が5度までで丈が短く、首元がボタンであるため、ウルトラライトダウンは真冬には適していません。
ウルトラライトダウンが適している気温って?気温別の使い方も!
ウルトラライトダウンを着るのに適している気温は、5度以上15度以下です。
気温が5度以下になると、ウルトラライトダウンをアウターとして着用して寒さに耐えるのは困難です。
一方で、気温が15度以上の場合にウルトラライトダウンを着用すると、暑いと感じる場合があります。
気温をどう感じるかは人によって異なりますが、人間は気温が15度以下になると肌寒いと感じる人が多くなります。
そのため、ウルトラライトダウンを着て快適に過ごせるのは、気温が5度から15度の日と言えるでしょう。
気温が5度または、15度近くのときのウルトラライトダウンの使い方を説明します。
気温が5度近くのとき
気温が5度に近い場合は、ウルトラライトダウンをアウターとして、中に何枚も着こまないことが大切です。
ウルトラライトダウンは、体温を感じてダウンが膨らむことで、暖かい空気が出ていかずに外の寒い空気を通さない層を作るため、防寒できるアイテムです。
そのため、中に着込みすぎるとダウンが体温を感じず膨らまないため、暖かさを閉じ込めることも、防寒対策もできなくなってしまいます。
気温が5~10度など寒い日にウルトラライトダウンを着る場合には中に着込みすぎないようにしましょう。
また、ヒートテックを1枚着たうえにウルトラライトダウンを羽織って、その上からコートを着用すると、さらに十分な寒さ対策ができます。
ベストタイプのウルトラライトダウンを中に着用すれば、着ぶくれする心配もありません。
気温が15度近くのとき
気温が15度近くの場合は、風の強さや日当たりによって肌寒く感じるか、快適に過ごせるかが異なるため、ウルトラライトダウンの袋も持ち歩くようにしましょう。
ウルトラライトダウンは、暑いと感じたら脱いでもコンパクトに収納できるため、外出先でも荷物になりません。
寒さが厳しくない15度近くの日は、ウルトラライトダウンの下にしっかりと洋服を着て、脱いでも過ごせるようにしておくと気温に合わせて調節できます。
気温ごとに適切な着こなしをすると、秋口から春先まで長くウルトラライトダウンを着ることができます。
まとめ
ウルトラライトダウンは、気温が5度以下の真冬にアウターにすると寒く感じるため、注意が必要です。
5度までの寒い時期には中に着込みすぎないことで、ウルトラライトダウンの防寒力が高まります。
15度近くの肌寒い時期には、ウルトラライトダウンの袋を持ち歩き、気温変化に伴って脱いだり着たりして調節できるようにすると良いでしょう。