ブラウスやセーター、ボタンやレースなどの装飾が多い衣類を洗濯する場合は、手洗いコースで洗いましょう。
メーカーによっては「ソフトコース」や「ドライコース」などという名前の場合もあるため、使っている洗濯機のモードを確認してみてください。
また、洗濯機の設定を手動で変更すると、手洗いコースと同じように、丁寧に衣類を洗濯できます。
この記事では
・洗濯機に手洗いコースがない場合のおしゃれ着の洗い方
・洗濯機の標準コースと手洗いコースの違い
についてお伝えします。
手洗いコースがなく、おしゃれ着の洗濯方法が分からないという方や、せんさいな衣類の洗い方を知りたいという方は、参考にしてみてください。
洗濯機で手洗いコースがない場合におしゃれ着はどう洗う?
手洗いコースがない場合は、「ドライコース」・「ソフトコース」といった名前の洗濯モードがないか確認してみましょう。
コースの名前が違っても、セーターやシャツなどのせんさいな衣類の洗濯に適している点は共通しているため、おしゃれ着を傷めることなく洗濯できます。
また、洗濯機は水位や洗い・すすぎ・脱水の時間を手動で変更できます。手洗いコースがない場合は、洗いと脱水の時間やすすぎの回数などの設定を自分で変更すると良いでしょう。
手動で設定変更する際は、以下を参考にしてみてください。
・洗い 6分
・すすぎ 2回
・脱水 2分
上記は、TOSHIBAの「家庭用全自動洗濯機AW-6G5」という商品の説明書に記載されているおしゃれ着コースの洗い・脱水の時間とすすぎの回数です。
一方で、「標準コース」の洗いの時間は7~10分、脱水は8分と記載されています。
洗い・脱水の時間を短くすることにより、衣服への負担を軽減しながら洗濯できます。
おしゃれ着用洗濯洗剤を使用するといった方法や、ネットに衣服を入れたりすることでも、洗濯によって洋服にかかる負担を軽減できるでしょう。
標準コースと手洗いコースの違いってそもそも何?
標準コースと手洗いコースは、洗いと脱水の所要時間が異なります。
標準コースは衣服の汚れをしっかりと落とすことを目的としているため、一般的に40~45分ほどかかります。
一方で、手洗いコースはデリケートな衣類を傷めないように洗いと脱水の時間が短くなっており、全体の所要時間は30分ほどです。
また、洗いと脱水にかかる時間だけでなく、すすぎの仕方も異なります。
標準コースでは「シャワーすすぎ」が行われるのが一般的な一方で、手洗いコースでは「ためすすぎ」が行われることが多いです。
シャワーすすぎとは、洗濯槽を回転させながら洗濯物に水をふりかけてすすぐ方法で、ためすすぎとは洗濯槽に水をためてすすぐ方法です。
洗濯槽の回転により洗濯物をすすぐシャワーすすぎよりも、ためすすぎの方が衣服へのダメージが少ないという特徴があります。
衣類の洗いや脱水に時間をかけることにより汚れをしっかりと落とすことができますが、衣服への負担が少なからずあるということを覚えておきましょう。
まとめ
使用している洗濯機に手洗いコースがない場合は、「ドライコース」や「ソフトコース」といったモードがないか確認してみましょう。
名前は異なりますが、デリケートな衣類を丁寧に洗えるという共通点があります。
また、手動で洗い・脱水の時間やすすぎの回数の設定を変更することによっても、おしゃれ着へのダメージを少なく洗濯することが可能です。
さらに、おしゃれ着洗剤を使用したり、衣類をネットに1枚ずつ入れたりすることで、デリケートな衣類を傷つけることなく洗えるのでお試しください。
せんさいな洋服は丁寧に洗濯をして、新品に近い状態で長く愛用できるようにしましょう。