2歳くらいになると自分で色々やりたがるなど
1歳の頃とはまた違う行動がみられる頃ですね。
でもこのくらいになるといわゆる
『自我』が強くなる子もいます(うちの子はそうでした)。
そしてこの自我によるものなのか、
『赤ちゃん返り』をする子が増えるのもこのくらいの時期です。
赤ちゃん返りを受け入れる方法は
『褒めること』と『構ってあげること』がポイントです!
それでは詳しくご紹介していきますね。
2歳になって急に甘えん坊になった我が子!突然ママにべったりになるのはなぜ?
赤ちゃん返りは子供の自我の芽生えからくる
一人の人間として自分を認識したことから始まります。
今まではママ、パパ、おじいちゃん、おばあちゃんなどの
認識だけだったのがその中に『自分』
というものがあることを知りました。
すると今度はその自分が存在していること、
つまりは自分を見てほしいという感情が芽生えてきます。
そうなるといわゆる赤ちゃん返り、幼児退行と
言われるアクションが見えてきます。
例えばこちら。
・抱っこをせがむ
・離れようとしない
・(着替え、食事など)一人でできるのにやろうとせずにやってと言う
・夜泣き
・大人の会話を遮って自分に注意を向けようとする
・自己主張が激しくなる
・怒りっぽくなる
字として見るだけでもうんざりしてしまいますよね。
でもこの赤ちゃん返りは子供にとっては
とても大切な成長過程なんです。
というのも、0~3歳の間に『自己肯定感』が満たされることで
その後の成長が変わることもあるんです。
自己肯定感と聞くと難しそうに聞こえますが、
簡単に言えば『周りの人はあなたのこと認めてるよ』
という安心感を与えるということです。
この自己肯定感が高い、もしくは満たされると
次の4歳ごろに自発的に色んなことに
チャレンジしていくことが増えてくるそうです。
では実際にどんなことをすればいいのでしょうか?
赤ちゃん返り?急に甘えん坊になった2歳児にどう対応するのが正解?
理由もなく赤ちゃん返りと思うとイライラもしますが、
前述の通り子供にとっては大事な成長過程なので
なるべくは受け止めてあげたいですよね。
では具体的に何をすればいいのか?
・全力で構う日を作る
→スマホも見ないくらいの勢いで子供だけに構う日を作る
・スキンシップを増やす
→ハグする、手をつなぐ、くっついて絵本を読む
(妊婦さんはお腹に負担がかからないように足の間に座らせるでもOK)
・頑張ってるね、上手にできたねなどの前向きな声がけ
→子供が自分で着替えられたら
『自分で着替えられたの!今日の服、〇〇が自分で選んだから素敵だね!』
『ごはんいっぱい食べたから大きくなれるね!』など
・ありがとうを伝える
→ご飯を残さず食べたら『〇〇がたくさん食べてくれて嬉しいな、ありがとう』
脱いだものをカゴに入れたら『脱いだもの自分で入れてくれて助かる!ありがとう』
・間接的に褒める
→子供がいるところで第三者(パパやおばあちゃんなど)に子供のことを褒めた話をする『今日〇〇、落とし物をお巡りさんに届けたんだよ!』など
といった感じです。ちなみに我が子は現在、
絶賛自己主張が強くなっているので
全ての方法を使っています。
一番効果があるのはありがとうを伝えるかと思います。
子供も嬉しくなるのと、言っているこちらも
気持ちがいいのでお互いにとって
いい方法なのかもしれません。
考えてみれば、大人もありがとうと
言われれば嬉しくなるし、頑張ってるねと言われれば
もっとやろうと思うときもあります。
子供で2歳といえど立派に人間ですから
同じなのかもしれませんね。
まとめ
・赤ちゃん返りは大事な成長過程の一つ
・全力で構う
・些細なことでも褒める(気持ちは女優になったかのように大げさにリアクションする)
やることもいっぱいで気持ちに余裕がないときに
赤ちゃん返りされる時がほとんどで
全部投げ出したくなることもあるかもしれません。
そうしたらまずはハグだけでもいいので
してあげられるといいですね!
赤ちゃん返りも立派な成長の過程。
しっかりと見守ってあげましょうね。