赤ちゃんが眠いのに寝返りで起きてしまって泣くのは、
・ふいに寝返りを打ってしまってびっくりしてもとに戻りたがっている
・寝返り後の体勢が気持ち悪いのに自分では変えることができない
といった理由があります。
寝返りできることは赤ちゃんの成長の一つですのでいいことですが、眠くて寝そうなのに寝返りをうって泣き出したり、せっかく寝ていたのに寝返りを打つことで起きてしまったり。
なかなか目が離せなくて困っているママもいるかもしれませんが、うつぶせで寝ることに慣れたり、寝返り返りができるようになれば自然とおさまるものですよ。
寝返りがしっかり体に定着すると、眠っている間に寝返りをしても、起きたり、泣いてしまうことがなくなります。
寝返りを習得するのは、初めて寝返りをしてから最低でも2週間くらいかかるでしょう。
この記事では、
・赤ちゃんが寝返りで起きて泣く理由
・赤ちゃんが寝返りで起きるのっていつまで続くのか
・赤ちゃんが眠いのに泣く「寝ぐずり」への対策
・赤ちゃんが突然寝返りをしなくなったら確認したいこと
・赤ちゃんが突然寝返りを嫌になってしなくなる理由
についてお伝えしますので、やっと寝返りができるようになったけどすぐ起きてぐずってしまう…とお悩みの方は是非参考にしてみてくださいね。
- 赤ちゃんが眠いのに寝返りで起きては泣くのはなぜ?その理由って?
- 赤ちゃんが寝返りで起きる・泣く…これっていつまで続くの?
- 赤ちゃんが眠いときに泣くのはなぜ?どうやって対応する?
- 赤ちゃんが突然寝返りをしなくなったらまず確認したいことって?
- 赤ちゃんが寝返りを嫌がるのはなぜ?意外な理由って?
- まとめ
赤ちゃんが眠いのに寝返りで起きては泣くのはなぜ?その理由って?
寝返りをしても、自分でまだもとの体勢にもどることのできない赤ちゃんは、うつぶせが苦しかったり、寝返り後の体勢が気持ち悪かったりして泣いてしまうことがあります。
腕が体の下にはまり込んでしまったりして、体勢がきつく違和感があるときや、仰向けに戻りたいのに自分では戻れないといった理由でも泣いてしまいます。
せっかく寝そうなときに、自分で寝返りをして起きて泣いてしまう…なんてこともしばしばで、もとの状態に戻してあげたりとなかなかそばを離れられなくて困っているママも多いですよね。
どの理由にせよ、赤ちゃんはまだ成長の途中で、ママの手がないと自分で体勢を整えることができません。
まだまだママの手が必要ということですね。
赤ちゃんが寝返りで起きる・泣く…これっていつまで続くの?
赤ちゃんが寝返りで起きてしまうのは、寝返りがしっかり体に定着するまでは続きます。
寝返りが体に定着すると、眠っている間に寝返りをしても、起きたり、泣いてしまうことがなくなります。
平均的に寝返りを習得するのに、初めて寝返りをしてから2週間くらいかかるので、だいたいの目安としては最低でも初めての寝返りから2週間といったところでしょう。
初めて寝返りをするのは、生後3~6ヶ月頃です。
寝返りをすると、いつもとは違う光景に驚いたり、どうしたらいつもの体制に戻れるかわからず、泣いてしまうことがあります。
まだ寝返りやうつぶせで寝ることに慣れず、違和感を感じていたりすると、赤ちゃんはどうしても泣くことが多くなってしまいます。
しかし、少しづつ寝返りを練習すると寝返りを習得し、眠っている間に寝返りをうっても気にならずに眠り続けることができるようになりますよ。
寝返り習得のためのコツ
赤ちゃんが上手な寝返りを習得するためには、日中に遊びながら練習を行いましょう。
日中、機嫌がいいときにうつぶせの時間を長くして、おもちゃで一緒に遊んでみたりしてうつぶせに慣れさせておくとよいでしょう。
うつぶせに疲れてきたら、腹ばいの状態から、頭を床につける練習をしましょう。
頬に手を当てて、床に下ろす補助をしてあげると、上手になりますよ。
床に顔を付ける動作が上手になったら、次は寝返る練習をしてみましょう。
寝返りをしたい向きと逆の足を上にして、足を交差させます。
少し背中を押して回転しやすいように手助けしてあげると、ゴロンと寝返りができますよ。
ポイントは、回転するときに「ゴロン」と言葉をかけてあげることです。
そうして何度もくり返すと、寝返りをして泣いてしまった赤ちゃんの姿勢を直すときに「ゴロンだよ~」と声をかけると、赤ちゃんが動こうとする姿がみられると思います。
まだ言葉が話せない赤ちゃんにも、ママの気持ちが伝わっているんですよ。
寝返りで泣く時期の対策
寝返りで泣いたり、起きたりすることはママにとってはもちろんですが、赤ちゃんにも負担になります。
また寝返りが上手にできず体勢が気持ち悪い程度であれば問題ありませんが、寝返りが失敗して頭をごつんとぶつけたりすると心配ですよね。
そんなまだまだ寝返りが上手にできない時期に便利なのが寝返り防止クッションです。
赤ちゃんの寝返り防止にも、また添い寝している大人の寝返りで赤ちゃんにぶつかることの防止にもなり大変便利ですよ。
日中の余裕があるときはしっかりママが見守ってあげたり、寝返り返りの練習をさせてあげて、夜寝るときは寝返り防止クッションなどを利用してもいいと思います。
大変だと思いますが、赤ちゃんの成長の一環だと思ってゆっくり見守っていきましょう。
スポンサーリンク
赤ちゃんが眠いときに泣くのはなぜ?どうやって対応する?
赤ちゃんは、眠るきっかけを掴むのが苦手なので、眠たくても泣いてしまうことがあります。
赤ちゃんが寝ぐずり泣きをするときは、安心して眠れる環境を作ってあげることが重要ですよ。
赤ちゃんは、睡眠サイクルが未発達のため、大人と違ってスムーズに眠ることができません。
そのため、寝ぐずりしてしまうことがあります。
赤ちゃんを寝かしつけるには、安心した環境で、毎日同じ方法を使って眠らせてあげましょう。
寝入る前に布団にはいる
布団に入って横になってから眠るということを習慣にしていきます。
布団に下ろすと泣いてしまう赤ちゃんもいますが、毎日くり返して布団で眠ることを覚え、安心して眠れるようにしてあげたいですね。
時間の余裕があれば、眠る時間より少し早めに布団に入り、絵本の読み聞かせや、ふれあいタイムを作るなどスキンシップを取ってから電気を消すと、安心して眠りやすいですよ。
夜は昼寝と同じ場所で寝る
赤ちゃんのお昼寝は、夜とは違う場所…例えば夜は寝室で、昼寝はリビングで、というご家庭もきっと多いですよね。
もちろんどこでも上手に眠れる場合はそれで問題ありません。
ですが寝ぐずりが激しい赤ちゃんや、デリケートな赤ちゃんの場合は、眠る場所をしっかり決めてしまった方が良いですよ。
同じことをくり返すと、眠る場所を覚えて、眠る準備がスムーズに行えるようになります。
赤ちゃんが突然寝返りをしなくなったらまず確認したいことって?
いままで寝返りをしていた赤ちゃんが、突然寝返りをしなくなると、「どうしたの?どこか具合でも悪くなったの??」とびっくりしちゃいますよね。
ですがまずは、赤ちゃんの月齢を確認しましょう。
赤ちゃんは、3か月で首が据わるようになり、寝返りができるようになるのは3~6か月頃が平均的です。
約90%の赤ちゃんが寝返りができるようになりますし、もちろん、それ以降にできるようになる子もいるのです。
つまり、早く寝返りをし始めた場合は、1~2か月ほど待ってみてもいいでしょう。
「何か病気?具合が悪いの?」と心配になるママもいるでしょうが、ごろんとさせてみて手足をしっかりバタバタと動かしているようであれば心配はないでしょう。
もし赤ちゃんの発達が気になるようであれば、小児科を受診することもいいと思いますが機嫌よく手足をバタバタと動かしているようであればまずはゆっくり見守ってあげましょう。
赤ちゃんが寝返りを嫌がるのはなぜ?意外な理由って?
実は赤ちゃんが寝返りを嫌がる理由として大きく3つ、
・体が大きくなったり重くなったり太ったりした
・寝返りに飽きてしまった
・着ぶくれして動きにくい
などが挙げられます。
赤ちゃんが離乳食などをしっかり食べるようになり、体が大きくなったり、少し太り気味になった時。
身体が重くなかなか動けない赤ちゃんもいます。
最初は寝返りができていたのに、離乳食を食べだして身体に肉がついてくると、なかなか思うように動けず寝返りするのを嫌がったり、寝返りをしなくなったりします。
すると、赤ちゃんも寝返りの方法を忘れたりするんですね。
そんなときは、軽くおしりと足を支えて、足を捻るように、寝返りを手助けしてあげることをおすすめします。
一度またコツをつかむとコロコロと寝返りをするようになったりしますよ!
また、寝返りを遊びの一環として楽しむ赤ちゃんもいますので、ただ単に寝返りをすることに飽きた可能性もありますね。
一度寝返りを打つと、目線も変わり自分の見える世界も変わります。
うつぶせをさせる機会を多くすると、また寝返りをたのしめるようになりますよ!
その他では環境の問題も考えられます。
特に冬場は気温が低く、ママも赤ちゃんにぶ厚い洋服を着させたりすることが多くなりますよね。
その洋服が邪魔でなかなか身体が思うように動かせない、といった理由もあるんです。
厚着が原因になっているときは、赤ちゃんが活発に動けるようになったら動きやすい服を検討するのもいいでしょう。
まとめ
赤ちゃんが寝返りをすることによって起きたり、泣いたりするのには、赤ちゃんの体勢の問題が絡んでいます。
うつぶせに慣れていなかったり、寝返りした時に手が抜けなかったりして気持ち悪かったりと、理由は様々です。
寝返りがしっかりと定着する2週間くらいは、寝ている間に寝返りをして泣いてしまうことがあります。
上手に寝返りができるようになると、泣く回数も減り、赤ちゃんがぐっすりと眠ってくれるようになりますよ。
日中機嫌がいいときに、うつぶせで遊ぶようにして慣れさせてみたり、寝返り返りのサポートをママが一緒にしてあげたりすると、寝返りをして泣いて起きる…といったことは少なくなるでしょう。
眠たいはずなのに泣いてしまって眠ってくれない赤ちゃんには、環境を作って眠るきっかけを作ってあげましょう。
抱っこして寝かせてから布団に下ろすのではなく、眠りに付く前に布団に入り、スキンシップをとってから眠ると良いですよ。
毎日くり返すことで、眠る準備がスムーズに行えるようになります。
また今までできていた寝返りができなくなると、「大丈夫なの?どこか具合が悪いのでは?」とびっくりするかもしれません。
けれど、赤ちゃんの発達には個人差もありますし、毎日機嫌よく手足をバタバタと動かしているようであればほとんど心配はいりません。
どうしても不安なときは小児科を受診することをおすすめしますが、まずはゆっくり見守ってあげるのがいいかと思います。
寝返りの方法を忘れてしまった、寝返りが飽きた可能性もありますので、赤ちゃんをうつぶせにして、ママが少し手伝ってあげると、寝返りの楽しさを思い出すきっかけになるかもしれませんね。
あまり発達の時期にこだわりすぎず、赤ちゃんのペースを大事にして、育児を楽しむようにしてくださいね!
睡眠は、赤ちゃんが成長するためにとても大切な物ですから、安心して眠れる環境を作ってあげたいですね。