マスク生活が続いていますが、鼻毛の処理は怠っていませんか?
食事中など、マスクを外す時の鼻や口周り、結構見られていますよ。
鼻毛の処理は、抜くのと切るのどちらが正解なのでしょうか?
ブラジリアンワックスなど手軽にできる脱毛が流行っていますが、実は切る方が正解なんです。
月に1回程度、鼻の穴近くのみを切るのが安全で良いとされています。
詳しくみていきましょう。
鼻毛って抜くのと切るのどっちが正解?実は危険な対処法って?
鼻毛の処理方法は切るか抜くかの2択ですが、「抜く」ことには危険が伴うため、「切る」のが正解と言えます。
最近では、ブラジリアンワックスなど自宅で気軽に脱毛できるようになりました。
温めたワックスを棒に付け、鼻の穴に入れて固まったら一気に引き抜く。
この方法が簡単で痛くない、爽快感がある、ツルツルになると話題になっていますよね。
しかし、皮膚が荒れてしまった、とても痛かったなど個人差もあり、定期的な処理も必要になるなどのデメリットも多く見受けられました。
また、鼻毛はホコリや雑菌・ウイルスを体内に入れない役目があります。
鼻毛がなくなってしまうことで、菌が侵入しやすくなる可能性もあるのです。
さらに、鼻毛には鼻の粘膜の乾燥を防ぐ役目もあります。
粘膜が乾燥すると、ドライノーズという状態になります。
鼻の不快感、ヒリヒリ、ムズムズを引き起こしてしまいます。
では、必要な部分だけ抜けばOKなのか?となりますよね。
確かに出ている部分だけ、毛抜きで抜ければいいのかもしれません。
でも手や足の毛抜きと同じと思ってはいけません。
鼻の粘膜はデリケートで、何より抜くとめちゃくちゃ痛い!!
抜いたあとの毛穴に菌が入ったりして腫れることもあります。
以上のことから、鼻毛の処理は切ることをおすすめします。
では次に、切る方法についてですが、
・鼻毛切り専用のハサミ
・普通のハサミ
これらのどれかを使うと思います。
おすすめなのは、専用のハサミか鼻毛カッターです。
専用のハサミは、先端が丸くなっており、肌にあたっても痛くなりにくいです。
ドラッグストアや100均などでも、手軽に購入できるのもいいですね。
カッターは、必要以上に鼻毛を切らない作りになっているため安心です。
男性用、女性用、パッと見鼻毛カッターであることがわからないおしゃれなものも売っています。
危険なのは、普通のハサミで切ることです。
私も中学生の時に鼻毛が気になり、ハサミで切ったことがあります。
最初は、先の丸い幼児用工作バサミで切ろうとしましたが、鼻の穴に入らず。
仕方ないので、先の細い工作バサミで切ったら、先端が皮膚にあたって痛い…。
勢いあまって、皮膚を傷付けて出血なんてこともあり得ます。
先端の細いもの、鋭利なハサミは絶対使わないようにしましょう。
また、ハサミやカッターの使用前後は必ず汚れをふき取りましょう。
汚れが残ったまま使用すると、鼻の穴に菌が入る恐れがあるため、できれば、アルコール消毒してから使用すると安心でしょう。
鼻毛処理はどこまでしていい?正しい頻度・長さって?
鼻毛の処理は、穴の近くだけにしましょう。
穴の奥の鼻毛は見えませんし、処理するのも危険です。
処理の頻度は、気になった時のみで十分です。
週に1回お手入れしている人も多いようですが、気にならなければ月に1回でOKです。
普段煙を吸い込むような場所で過ごしている方や、愛煙家の方でなければ、鼻毛が伸びるスピードもかなりゆっくりになるため月に1~2回の処理で十分でしょう。
長さは、鼻の外に出ない長さ、5mm~1cmほどぐらいがちょうどいいです。
短くしすぎるとチクチクして不快になるので気をつけましょうね。
まとめ
鼻毛脱毛が流行っていますが、鼻毛を抜いてしまうと、抜いた時の肌トラブルにより菌が侵入しやすくなる可能性があります。
さらに、脱毛による粘膜の乾燥により、ドライノーズという状態(鼻の不快感、ヒリヒリ、ムズムズ)を引き起こしてしまう危険性もあるため鼻毛は切るようにしましょう。
お手入れに慣れていない人は、月に1回程度気になる部分を鼻毛カッターで処理するといいでしょう。
安全で適度な長さに切ってくれるので、扱いやすくておすすめです。
処理するのは、鼻の穴近くのみ、気になる部分のみにとどめておきましょう。