ニットカーディガンが型崩れしないためのポイントは、「ドライモード」や「弱流水」など、ニット用モードで、洗濯ネットに入れて洗濯することです。
また、洗濯が終わったら、直射日光を避け風通しのよいところに「平干し」します。
カーディガンを洗濯したら「伸びた」「縮んだ」という経験はありませんか?
正しい洗濯方法・干し方を知れば、カーディガンの型崩れを防ぐことができますよ。
今回の記事では、
・カーディガンを洗濯した時に伸び縮みする原因と注意点
・カーディガンの干し方のコツ
などについてご紹介いたしますので、ニットカーディガンのお手入れ方法や型崩れに悩んでいる方は、是非参考にしてみてくださいね。
カーディガンは洗濯したら伸びる?それとも縮む?原因と注意点を解説!
カーディガンが伸びる主な原因は、着用や洗濯を繰り返すことです。
また、洗濯時の「繊維の摩擦」や、「乾燥機」、「天日干し」などが縮む原因です。
以下、カーディガンが「伸び縮み」する原因や注意点をまとめてみました。
カーディガンが伸びる原因
カーディガンは、着用や洗濯を繰り返すことで型崩れしたり、生地が伸びてきます。
カーディガンは伸びやすいので、ハンガーを使わず、たたむことをおすすめします。
また、洗濯ネットを使わず洗濯した場合も繊維を傷め、伸びる原因となります。
カーディガンが縮む原因
カーディガンが縮む原因は、洗濯時の「繊維の摩擦」です。
洗濯機の回転や、他の衣類との摩擦で繊維同士が絡まり合うことで縮んでしまうのです。
また、天日干しや乾燥機の使用なども生地が収縮し、縮む原因となります。
直射日光は避け、風通しのよい場所で「陰干し」してください。
洗濯時の注意点
カーディガンは素材によって洗い方が変わるため、洗う前にはまず取り扱い表示を確認しましょう。
水のはった洗濯桶が表示されていれば、手洗いや洗濯機の手洗いコースが可能、水のはった洗濯桶にバツマークがついていれば、家庭での洗濯はできないという意味です。
また、取り扱い表示で洗濯機がOKと表示されていても、毛玉のできやすいアクリル素材や、縮みやすいウールは、手洗いの方がおすすめです。
洗濯機での洗濯は、「ドライモード」や「弱流水」など、ニット用モードで、洗濯ネットに入れて洗います。
手洗いの場合は、洗剤の溶液に入れ、1時間ほど漬け込み、押し洗いします。
【ポイント】
・カーディガンを洗濯する時は、おしゃれ着用中性洗剤を使うのがおすすめ
・普段使っている洗濯洗剤だと刺激が強く、縮んでしまうことがある
・静電気を防いだり、毛玉を防いだりするなどの効果があるおしゃれ着用洗剤もあるので、素材に合わせて選ぶと良い
洗濯頻度
手持ちのカーディガンが洗濯できることが確認できたら、どのくらいの頻度で洗えばいいのでしょうか?
カーディガンの洗濯頻度の目安としては、2週間に1度程度です。
ただし、焼き肉の臭いが付いてしまった時など、消臭スプレーでも臭いが取れない場合は、すぐに洗ってしまいましょう。
また、何かこぼしてしまった、という部分的な汚れには、汚れた箇所だけ手洗いするようにしましょう。
生地のダメージを防ぐために、「どうしても洗濯が必要」という時以外、2週間に1度くらいで問題ないと思いますよ。
カーディガンを洗濯したときの干し方のコツはこちら!
ニット類はハンガーで干すと、水分などの重みで網目が伸びてしまいます。
直射日光を避け、風通しのよいところで「平干し」しましょう。
制服など濃紺のものは、日光で色褪せしてしまうので、裏返して干すのがベストです。
洗濯ものはよく晴れた日に外干ししたくなりますが、カーディガンなどのニット類は日に当たると生地が傷んでしまうので、「陰干し」するのがポイントです。
また、「平干し用ハンガー」というものが100均でも買えるので、活用してみても便利ですよ。
まとめ
ニットカーディガンが型崩れしないためのポイントは、「ドライモード」や「弱流水」など、ニット用モードで、洗濯ネットに入れて洗濯することです。
また、洗濯が終わったら、直射日光を避け風通しのよいところに「平干し」します。
カーディガンが伸びる主な原因は、着用や洗濯を繰り返すことです。
また、カーディガンが縮む原因は、洗濯時の「繊維の摩擦」や、「乾燥機」、「天日干し」などです。
ニット類は水分を含むと重くなってしまい、ハンガーで干すと重みで網目が伸びてしまうので、直射日光を避け、風通しのよいところで「平干し」しましょう。
お子さんの制服など、日常的にニットカーディガンを着用するとなると、お手入れに悩むところですよね。
型崩れしないためのポイントを知って、きれいを保ってあげましょう。