こたつの電気代は、スイッチは使う時のみつけて、使わない時はこまめに消した方が節約になります。
冬場は電気代が高くなりがちですが、たとえば一人暮らしの場合、こたつの電気代は比較的安いです。
こたつの場合は、スイッチをつけたり消したりしても、それ自体が大幅な電力消費に繋がることはないので、使わない時は消した方が経済的です!
またホットカーペットとこたつだと、「本体価格」は、ホットカーペットの方が安く、「電気代」を比較するとこたつの方が安いです。
ホットカーペットは2畳タイプの物でも1万円以下で手に入りますが、こたつの相場は安いものでも1~3万円です。
ただ、こたつも使い方によっては電気代上がってしまう場合もあるので、注意が必要なんですよ。
今回の記事では、
・こたつの電気代は、つけっぱなしとこまめに切るのとではどっちが安いか
・こたつを1日つけっぱなしにすると電気代はどのくらいかかるか
・こたつとカーペットで本体や電気代が安いのはどちらか
・こたつとカーペットで暖かいのはどちらか
などについてご紹介いたしますので、こたつの電気代を節約したい方や、ホットカーペットとこたつのどちらを買おうか悩んでいる方は、是非参考にしてみてくださいね。
- こたつの電気代はつけっぱなしとこまめに切るのとではどっちが安い?
- こたつを1日つけっぱなしだと電気代はどのくらいかかる?
- ホットカーペットとこたつはどっちが安い?本体や電気代を比較すると?
- こたつとホットカーペットはどちらが暖かい?一人暮らしにおすすめは?
- まとめ
こたつの電気代はつけっぱなしとこまめに切るのとではどっちが安い?
こたつの電気代は、スイッチは使う時のみつけて、使わない時はこまめに消した方が安くなりますよ。
こたつは通電時間が直接電気代に比例します。
つまり、こたつをつけっぱなしにした場合、その時間分だけ電力を消費する、ということです。
たとえばエアコンだと、スイッチをつけたり消したりすることで電気代が余分にかかると言われていますよね。
一方、こたつに関しては、「スイッチを入れると温かくなる」というだけなので、つけたり消したりすることで「さらに電気代がアップしてしまう」という心配もありません。
「こたつの電気代が心配だ」というあなたは、お手持ちのこたつの説明書に1時間当たりの消費電力が書かれていると思いますので、参考にしてみて下さいね。
こたつを1日つけっぱなしだと電気代はどのくらいかかる?
こたつの電気代は比較的安く、1時間3円だとすると、1か月あたりで1000円ほどです。
できるだけ電気代を安くするためには、こたつを「弱」で使用するのがおすすめです!
以下、こたつの電気代の目安や計算方法です。
電気代・目安
・弱設定での使用時…約2~3円
・強設定での使用時…約5~6円
こたつの大きさや電気使用量によって変わりますが、一般的には、1時間使うと3円くらいの電気代がかかると考えておきましょう。
ただ、安価なものや大型なものだと、電気使用量が高いのもあり、1時間4~15円程度かかるものもあります。
安価なものだと初期費用は抑えられますが、トータルで考えると大損失になってしまうこともありえます。
電気代は、こたつの大きさや電気使用量、使用環境によって異なるので、それぞれの製品の詳細を確認してくださいね。
こたつ電気代の計算例
さらに、こたつを1か月使用すると電気代はどれくらいになるのか、1時間3円で、1日あたり8時間使用すると想定して、計算してみます。
3円(1時間あたりの電気代)×8時間(使用時間)×30日(使用日数)=720円(1か月あたりの電気代)
こたつの電気代は、1か月あたりで約1000円ほどなので、「こたつを使い始めたら、電気代が上がってしまった」というようなことは心配しなくてもよさそうですね。
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ホットカーペットとこたつはどっちが安い?本体や電気代を比較すると?
「どちらが安いか」というのは、安さの基準が違うので一概に言えません。
例えば、ホットカーペットとこたつを比べると、「本体」はホットカーペットが安く、「電気代」を比較するとこたつの方が安い、といったことになるからです。
また、大きいサイズのこたつを「高」設定で使うと、消費電力や電気代が上がってしまうので、サイズや使い方には注意が必要です。
以下、それぞれの「本体」や「電気代」の比較、また「メリット」などを簡単にまとめてみました。
本体価格の相場
ホットカーペットは、ネットでもお手頃なものがたくさん販売されています。
2畳タイプのものでも、だいたい5000~8000円ほどです。
こたつは、安いものでも1~3万円ほどなので、やはり高い印象ですね。
それぞれの電気代
まず前提として、こたつの場合は暖かくする場所がこたつ布団の中の限られた空間のみなので、そこまで電気代はかさみません。
対して、ホットカーペットの場合、気温差の激しい床に置くことが多く、設定温度を常に保つため、電力を使います。
つまり、電気代ということを考えると明らかにこたつの方が安くなります。
ホットカーペットの電気代の計算例・1畳用
一人暮らし向けで、1畳用だと1か月で約1300円が相場のようです。
約5円(1時間の料金)×8時間(使用時間)×30日(使用日数)=約1,290円(1か月の料金)
こたつの電気代の計算例
約3円×8時間×30日=約720円
それぞれのメリット
ホットカーペットのメリットは、収納スペースが必要ないというところです。
また、こたつは、敷き布団・掛け布団を片付ければ、季節を問わず、こたつ本体をテーブルとして使えるというメリットがあります。
使い方による電気代の違い
ホットカーペットの場合
カーペットはむき出しなので、当然消費電力は多くなります。
また、冷たいフローリングにホットカーペットを直接敷くと、熱がフローリングに逃げてしまうので、ホットカーペットの下に断熱材などを敷くことをお勧めします。
こたつの場合
掛け布団を厚手のものにしたり、枚数を増やしたりして、中の熱が逃げないよう工夫すると、消費電力を抑えることができますよ。
こたつとホットカーペットはどちらが暖かい?一人暮らしにおすすめは?
結局、どちらが暖かいのかというと、好みにもよりますが、断然「こたつ」です!
以下、それぞれの暖かさを比べてみました。
ホットカーペット
ホットカーペットは床に敷いて使うので、座ったりしていればホンワカと暖かいです。
毛布などがあれば足元まで暖かく感じますよ。
ただ、暖かいのはカーペットの表面だけなので、それだけで冬を乗り切るのは難しそうです。
こたつ
一人暮らしだと、メインの部屋で過ごすことが多いはず。
こたつで作業したり食事をしたりと、こたつがあれば快適に過ごせるでしょう。
こたつを効率よく暖めるポイントとしては、床にこたつをそのまま置かないことです。
床にラグやカーペットを敷いたうえでこたつを置くと、熱を逃がさず暖めることができますよ。
さらにカーペットとフローリングの間に断熱シートを敷くのもおすすめです。
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まとめ
こたつの電気代は、スイッチは使う時のみつけて、使わない時はこまめに消した方が節約になります。
また、こたつの場合は、スイッチをつけたり消したりしても、それだけで電気代が大きく変わってしまうことはありません。
こたつは「通電時間」が電気代に比例するからです。
こたつの電気代は1か月あたりで約1000円ほどなので、「少し使い過ぎたかな」と思った月でも、びっくりする金額が請求されることはないでしょう。
でも、スイッチを消し忘れたまま出かけてしまったり、こたつの中でうたた寝することが多くなると、少しずつ電気代が上がってしまうことになるので注意しましょう!
さらに、安価なこたつは初期費用は抑えられますが、トータルで考えると大損失になる場合もあるので、「これからこたつを買う」という方は、しっかり商品の詳細を確認して購入してくださいね!
ホットカーペットとこたつを比較すると、「本体」ではホットカーペットが安いです。
でも「電気代」を計算すると、圧倒的にこたつの方が安いです。
ただ、大きいサイズのこたつを「高」設定で使うと、消費電力や電気代が上がってしまうので、サイズや使い方には注意してください。
こたつでの団らんは、寒い時期ならではの過ごし方で、自然と家族の会話が増えるのもいいですよね。
ホットカーペットとこたつ、どちらを選ぶにしても、上手に使って寒い冬を乗り切りましょう!