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「良いお年を」はいつ言う?目上の人にも使える表現なの?

「年末の挨拶」をするのは、通常12月中旬ごろから30日までです。

 

「新年を迎える準備」は31日には整っているはずなので、わざわざ「良いお年を」と言う必要がないからですね。

 

なお、仕事納めの際など、ビジネスの場で使う時には、「どうぞ良いお年をお迎えください」と丁寧にお伝えするのが基本です。

 

お世話になった方には失礼のないようご挨拶し、すっきりとした気持ちで新年を迎えたいですね!

 

 

今回の記事では、

・年末の挨拶が使える期間

・目上の人にも使える表現

・正しい言い回しや文例

などについてご紹介いたしますので、年末恒例の挨拶について悩んでいる方は、是非参考にしてみてくださいね。

 

 

「良いお年を」はいつからいつまで使える挨拶なの?

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年末の挨拶が使えるのは、12月半ば~12月30日までです。

ですので「良いお年を!」という挨拶も同じく12月半ば~12月30日まで使用できると考えてください。

 

「挨拶の由来」や「返答の言葉」を、以下にまとめてみました。

 

「良いお年を」の由来

一般的には、12月半ばごろから、「今年お会いするのは最後だろう」 という相手に年末のご挨拶を進めていきますよね。

 

また、年末といえば、大掃除をしたり、いろいろと行事が重なったりと、誰しも慌ただしくなります。

 

由来は諸説ありますが、近年では「お互いにやるべきことを年内に終わらせて、良い年が迎えられますように」などという意味で挨拶しあっている、といわれています。

 

「良いお年を」への返答の言葉

相手から挨拶された場合、同様に返答して問題ないですが、返答に困ったら、「来年もどうぞよろしくお願いします」という言葉を使うことをおすすめします。

 

また、相手が目上の人であれば、「ありがとうございます。○○さんも良いお年をお迎えください」と、「感謝の言葉と相手の名前」も付け加えると、より心がこもった表現になりますよ。

 

「良いお年を」は目上の人にも使える?正しい言い回しや文例って?

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「良いお年を」という言葉は、挨拶を省略した言い回しになるため、目上の人に対してのご挨拶は省略しない表現を使うのがベストです。

以下、「正しい言い回し」や「注意点」、「文例」をピックアップしてみました。

 

目上の人への言い回し

「良いお年を」というのは挨拶を省略した表現になります。

目上の人には正しい言い回しでご挨拶するのがベストですので、「良い年の瀬をお迎えください」と伝えてみると、知的な印象になりますよ。

 

こちらの表現は、「年末までの日々を、充実した良いものにしてください」という願いが込められています。

 

挨拶に「良いお年を」を使用するときの注意点

「お過ごしください」は使わない

「忙しい年末を、無事に過ごすことができますように」という意味で、「良いお年をお過ごしください」とかつては使われたこともあったようですが、近年ではあまり使われません。

 

間違って使っている人もいるようですが、できれば使わないようにしてくださいね。

 

相手が喪中の場合

年末の挨拶はお祝いの言葉ではないので、「喪中の場合でも使用してはいけない」というわけではありませんが、人によっては好まれる表現ではありません。

 

そのため、喪中である本人が気にしないないのであれば、年末の挨拶として使っても問題ないでしょう。

 

これに対し、喪中の人に対しては、「来年もどうぞよろしくお願いいたします」とご挨拶すると、相手に不快な思いをさせることはないでしょう。

 

ビジネス関連のメール・文例

「良いお年をお迎えください」を含む年末のご挨拶は、「末尾」に使用します。

 

・「新年にまた○○様にお目にかかれますことを、心待ちにしております。」

・「末筆ながら、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。」

・「お忙しい日々が続くかとは存じますが、お身体に気を付けください。」

 

まとめ

「年末の挨拶」をするのは、通常12月中旬ごろから12月30日までです。

上司や目上の人に対しては、「よいお年を」という表現では不十分です。

 

心を込めて伝えたい場合は、「本年も大変お世話になり、ありがとうございました。」さらに、「来年もどうぞよろしくお願い致します。良いお年をお迎えください!」など、感謝との気持ちとともにお伝えしたいですね。

 

それでは、みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください!