お守りのご利益は、人から貰っても自分でいただいても効果は変わりません。
ただしお守りを人からもらう時は、あなたが相手を信頼している事と、相手があなたの事を思ってくれていることが重要です。
相手はお守りを買ってくれるぐらいですから、あなたに好意を持っていると思われますが、あなたがお守りをもらった相手の事をよく思っていなければ、効果は期待できないそうです。
またお守りを人にあげること自体は問題ありませんが、できれば新しいものを渡すのが好ましいです。
「自分のお守りを人にあげることで、相手もご利益を得られるか」というのは、「気持ち次第」です。
ポイントは「渡す人が、相手のために願いを込める」さらに、「渡した後も願い続ける」ということ!
お守りを渡した人、もらった人の願いも詰まると、「効果がパワーアップする」と言われているんですよ。
この記事では
・お守りは人からもらった方がいいのか
・人にお守り買ってもらう時の注意点
・お守りを交換すれば、ご利益も交換できるのか
・自分のお守りを人にあげても問題ないか
・人に貸してもいいのか
などをお伝えしますので、お守りの効果をアップさせたい人や、人にお守りをあげたり、交換したりしていいのか悩んでいるかたはぜひ参考にしてください。
- お守りは人からもらった方がいいっていうのは本当?
- お守りの交換を友達とするのはあり?ご利益を交換できる?
- 自分のお守りを人にあげるのってあり?新しいものを渡すべき?
- お守りを人に貸すのはOK?ご利益のお裾分けってできるの?
- まとめ
お守りは人からもらった方がいいっていうのは本当?
お守りのご利益は、人から貰っても自分でいただいても効果は変わりません。
ただし、参拝の時に代理でお守りをいただくということを神様に報告した方がよいでしょう。
お守りは人の思念を吸収するとも言われています。
誰かを通して受け取る場合、その人の思いが込もっていればその分パワーアップするかもしれませんね。
あまり好きではない人から貰ったお守りや、もらった時に何か嫌な感じがするなど、気になることがある時は、無理に持ち歩かなくてもかまいません。
気持ちはありがたく頂戴して保管しておき、1年を過ぎたらお焚き上げしていただきましょう。
相手の気持ちが込もっていることと、あなたが直感的に感じた気持ち、どちらも大切にしたうえで決めてください。
お守りの有効期限は1年間と言われています。
遠方の神社のお守りは、一年が過ぎてもお礼参りに行けないことを気にする人もいますので、自分があげる側になる時は相手の考え方を確認した方がいいかもしれません。
私は毎年参拝している神社のお守りを友人にあげたことがあります。
その神社の願掛けがよく実現するので、お参りの際も友人のことを祈願し、悩みが解決するようにと願って友人宛にお守りを送りました。
すると、長年悩んでいた友人の悩みが一年以内に解決したことが2度あります。
偶然かもしれませんが、友人も、私にとっても嬉しい出来事なので、お互いにお守りを贈る、貰うことに抵抗のない間柄の人同士であればご利益を得られるのではないでしょうか。
お守りの交換を友達とするのはあり?ご利益を交換できる?
お守りは神様の力を分けていただくものなので、遊びで交換するのは控えたほうが良いでしょう。
キーホルダーやマスコットとは違いますので、あくまでも神様の加護を受けるためのものだということを忘れないでください。
一方で、たとえば親友同士がお互いの受験の成功や幸せを祈って寺社へ参拝し、新しく受けたお守りを交換する、などであれば問題ないと言えるでしょう。
参拝する時に「これからいただくお守りは〇〇さんのためのものです」と神様に報告しておくことをおすすめします。
お守りは有効期限の1年の間に持ち主の身代わりに厄を受けて効果が減ってしまいます。
病気が完治した人が、同じ病気にかかった友人にそのお守りを渡すという話も聞きますが、そのような場合は自分のお守りではなく、新しくいただいたお守りを、しっかりと神様に報告してから渡してあげましょう。
部活などで試合の勝利を願ってお守りを手作りすることがありますよね。
友達と気軽に交換したいなら、お守りを手作りしてみてはどうでしょうか?
そのようなお守りは神様の力をいただいたものではありませんので、交換してもかまいません。
お守りの中に、元気の出る言葉、パワーストーンなど、自分がプラスのパワーをもらえると思えるものを入れておくといいですよ。
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自分のお守りを人にあげるのってあり?新しいものを渡すべき?
お守りを人にあげる場合、自分のものでも、新しいものでも、「心がこもっていれば、渡して問題ない」と言われていますが、新しいものを渡すのがベターです。
まず、「お守りを持つことでご利益が得られる」と思われる方もいるかもしれませんが、それ自体には効力はありません。
また「あなたが相手の役に立ちたいと思う気持ち」や「あなたが相手のために願う姿」を、神様や仏様は見守ってくれているのです。
純粋に誰かのためを思って願うことが、最も大切だからです。
お守りを人にあげる場合の「ポイント」や「注意点」は以下です。
お守りを人にあげるときのポイント
新しいお守りを人にあげる場合、神社で参拝してから購入するようにしましょう。
自分のためではなく、プレゼントしたい相手のことを願って購入すると、「その人がご利益を得られる」と言われています。
また、参拝では、厄除けなのか、合格祈願なのか、「願いはどのようなものなのか」を伝えましょう。
神様や仏様は見守ってくれているので、安心してくださいね。
お守りを人にあげるときの注意点
お守りを人にあげる場合、あなたが不安定な気持ちでいると逆効果になることもあるので、落ち着いた気持ちで渡しましょう。
「願い」ではなく、「負の感情」をお守りに込めてしまう可能性があるからです。
お下がりでも、新しいものでも、「安心できる人からお守りをもらう」というのは、それだけで、もらった人も「自分のことを想ってくれている」と安心できるものですよね。
ぜひ心をこめてプレゼントしてあげてください。
お守りを人に貸すのはOK?ご利益のお裾分けってできるの?
いくら「自分にご利益があった」と感じたからといって、自分が使っていたお下がりを人に渡すのは、本来は避けた方がいいです。
貸すことも同様に避けた方がいいです。
まず、「自分が手に入れたお守りは、自分のための願いしか込められていない」と解釈されています。
加えて、「使っていて願いが叶った」ということは、「お守りが持つパワーを使い果たしたこと」をも意味しているため、「相手の願いを叶える力」が残っていないのです。
また、「お守りのご利益は1年経つと薄れる」と言われているので、神社やお寺で購入してから1年以上たっているお守りは、その力が発揮できないとされています。
ただし、あなたが大切だと思う人に譲るのならば、きっと大丈夫ですよ。
「大切にしていた宝物を人に譲る気持ち」なのでしょうからその気持ちがお守りにも宿ってくれると思います。
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まとめ
人から買って貰ったものでも、自分で買ったものでも、お守りの効果はあります。
ただし、お互いの気持ちが大切ですので、嫌だなと感じた時は無理に持たなくても良いでしょう。
誰かにお守りをあげる時は、神様に代理でいただくことを報告し、あなたもあげる人の事を思っていただいてください。
気軽に交換したい場合は寺社のお守りではなく、手作りのお守りにしましょう。
大切な人からもらったお守りは、ご利益のあるなしに関わらず、あなたにとってきっと特別なものになります。
お守りを人にあげること自体は問題ありませんが、できるなら新しいものを渡すのが好ましいです。
とはいえ、お守りを持つこと自体、「気持ち次第」だとも言えます。
「自分の大切な人に、自分が大切にしているものを譲る」「相手のために願う」というのは、とても素敵なことではないでしょうか。
お守りは、「神様や仏様が願いごとが叶うように見守ってくれているとてもありがたい物」であり、「心の拠り所」でもありますね。
あなたのお下がりでも、新しいものでも、「渡す人が、相手のために願いを込める」さらに「渡した後も願い続ける」ことで、相手は安心して受け取れることでしょう。